「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

日本郵船G インドで完成車鉄道輸送事業会社設立に合意

日本郵船G インドで完成車鉄道輸送事業会社設立に合意

日本郵船(本店:東京都千代田区)グループのNYK Auto Logistics(India)Pvt.Ltd.(以下、NALI)は7月13日、Adani Logistics Ltd(以下、ALL)と共同でインドにおける完成車鉄道輸送事業会社を設立することで合意した。
NALIはインド国内で日本郵船グループの完成車関連事業を一元的に担っている。ALLはインド有数の財閥企業アダニ・グループ傘下の子会社で、国内外の港湾運営を中心に幅広く事業を展開しており、インド国内での鉄道輸送事業も運営している。同社との協業により、インド国内で今後増加が見込まれる鉄道輸送の需要に応える。
インドでは中長期的に自動車生産台数の増加が見込まれる中、完成車の内陸輸送手段として、環境負荷が低い鉄道輸送が注目されている。

インドネシアで大型港湾工事を受注 五洋建設などJVで500億円

インドネシアで大型港湾工事を受注 五洋建設などJVで500億円

五洋建設(本社:東京都文京区)、東亜建設工業(本社:東京都新宿区)、りんかい日産建設(東京都港区)の3社に、インドネシアのPP社、ウィジャヤ・カルヤの2社を加えた共同企業体はこのほど、インドネシア運輸省海運総局からパティンバン港開発事業(第一期)パッケージ1ターミナル建設工事を受注した。受注総額はJVで約500億円、工期は約25カ月。
この工事は国際協力機構(JICA)の有償円借款により実施されるプロジェクト。ジャカルタ首都圏東部のパティンバンに新湊(コンテナターミナル、カーターミナル等)を建設し、タンジュンプリオク港と並ぶ最大規模の国際貿易拠点を開発するもの。
このプロジェクトには日本の優れた技術やノウハウを活用することにより、埋立、地盤改良および桟橋等の建設技術など開発途上国への技術移転を目的としている。
施工者の構成は五洋建設(46%)、東亜建設(19%)、りんかい日産建設(5%)、PP社(18%)、ウィジャヤ・カルヤ(12%)。

キューピー フィリピン・マニラ市に輸入販売会社新設

キューピー フィリピン・マニラ市に輸入販売会社新設

キューピー(本社:東京都渋谷区)はこのほど、フィリピンにおけるキューピーグループの商品の輸入販売拠点として、Kewpie Philippines,Inc(キューピーフィリピン、所在地:マニラ市)を設立した。
新会社の資本金は5000万ペソ(約1億円)でキューピーが全額出資する。同社がベトナムやタイなど主に東南アジアのグループ各社からマヨネーズ・ドレッシングなどを輸入し、フィリピンで販売する。
東南アジアにおける現地法人としては5カ国目。

日清製粉G ベトナム・ホーチミン市近郊に工場建設

日清製粉G ベトナム・ホーチミン市近郊に工場建設

日清製粉グループ本社(東京都千代田区)と日清フーズ(東京都千代田区)は7月13日、ベトナム・ホーチミン市近郊に現地法人を設立し、業務用プレミックスの生産工場を建設すると発表した。成長するベトナムの業務用プレミックス市場の開拓並びに将来的なASEAN地域における事業基盤を強化する
新会社「Vietnam Nisshin Technomic Co.,Ltd.」(所在地:ベトナム・ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地内)の資本金は約3420億ベトナムドン(17億1000万円)で、出資比率は日清フーズ75%、日清製粉グループ本社25%。2018年冬に工場着工し、2019年冬に稼働開始の予定。

エバラ食品 シンガポールに東南ア地域の経営戦略拠点

エバラ食品 シンガポールに東南ア地域の経営戦略拠点

エバラ食品(本社:横浜市西区)は7月13日、将来的な東南アジア地域全体の経営戦略の拠点として現地での迅速な意思決定と管理体制の強化を図るため、シンガポールに新たに子会社を設立し、荏原食品香港有限公司のシンガポール支店の業務を移管すると発表した。これに伴い、同支店は閉鎖する予定。
新会社「EBARA SINGAPORE PTE.LTD.」の資本金は65万シンガポールドル(予定)で、エバラ食品工業が全額出資する。調味料の販売および貿易事業を手掛ける新会社を8月に設立する。

第一稀元素化学工業 ベトナム連結子会社を増資

第一稀元素化学工業 ベトナム連結子会社を増資

第一稀元素化学工業(本社:大阪市住之江区)は、連結子会社Vietnam Rare Element Joint Stock Company(以下、VREC)の増資を引き受けることを決めた。VRECの所在地は、ベトナム・バリアブンタオ省。
増資額は約24億円(5028億6800万ベトナムドン)。増資後のVRECの資本金は7093億1200万ベトナムドンとなる。これにより、第一稀元素化学工業の出資比率は99.99%となる。

京急電鉄 インドネシア大規模複合開発に参画 海外で初分譲

京急電鉄 インドネシア大規模複合開発に参画 海外で初分譲

京浜急行電鉄(本社:東京都港区)は、インドネシア・ジャカルタ首都特別州南ジャカルタ市の大規模複合開発に参画し、日本国内で展開している住宅ブランド「PRIME」を採用した29階建タワーマンション「SOTHGATE PRIME TOWER」(189戸)を分譲する。
住宅総床面積2万416平方㍍。2018年夏着工し、同年秋から販売開始、2021年度引渡しの予定。
同事業をを行うにあたり、同国の不動産開発・住宅分譲で実績のある伊藤忠商事および伊藤忠都市開発からなるPT JCREAL(以下、JCREAL社)と、インドネシアの不動産デベロッパー大手の一つ、Sinarmas Land社傘下のPT Duta Semesta Mas(以下、DUTA社)と共同で現地プロジェクト会社「PT Keikyu Itomas Indonesia」を設立している。
京急電鉄は、創立120周年の節目に初めて海外での分譲マンション事業に進出する。

ソネック ベトナム・ハノイに駐在員事務所開設

ソネック ベトナム・ハノイに駐在員事務所開設

ソネック(本社:兵庫県高砂市)は7月12日、ベトナム・ハノイに駐在員事務所を開設した。
同社は昨年から、建築・土木工事の現場に従事するベトナム人技術者を雇用し、海外人材の本格活用を開始している。今後は日本での海外人材の活用のみならず、駐在員事務所でベトナム国内、近隣ASEAN諸国などの市場調査を進め、海外進出の拠点として活動することを検討していく。

フジオフードシステム フィリピンで「鶴丸饂飩本舗」展開へ

フジオフードシステム フィリピンで「鶴丸饂飩本舗」展開

フジオフードシステム(本社:大阪市北区)は7月12日、Cabalen Management Co.,Ltd.(以下、CMCI)との間で、フィリピンでうどん専門店「鶴丸饂飩本舗」ブランドを展開するためにライセンス契約を締結したと発表した。
同社はCMCIとのパートナシップのもと、フィリピン全土でうどん専門店、鶴丸饂飩本舗の本格展開を進めていく。
CMCIはレストラン事業を展開する企業で、1986年以来フィリピン料理を中心にタイ料理やスペイン料理を含む9ブランドを持ち、同国内で60店舗を展開している。

ダイキアクシス インドで浄化槽製造・販売の新会社

ダイキアクシス インドで浄化槽製造・販売の新会社

ダイキアクシスは7月12日、インド・マハラシュトラ州ムンバイ市に新会社「DAIKI AXIS INDIA PRIVATE LIMITED」を設立したと発表した。
資本金は1億1万インドルピー(約1億6000万円)で、子会社のDAIKI AXIS SINGAPORE PTE.LTD.が全額出資する。インド国内における浄化槽の製造・販売を手掛ける。設立後、生産設備の強化を目的としたJVの設立を見込み、総額3億ルピー(約5億円)の投資を予定。
設立時の体制での生産は年間100台(予想売上高6200万インドルピー(約1億円)を見込む。