コメ兵 タイの高級中古品流通市場でサハ社と業務提携の覚書
コメ兵(本社:名古屋市中区)は6月28日、タイのSaha Pathana Inter-Holding Pblic Compan Limitedとの間で、タイにおける中古品流通市場での共同事業に関する業務提携に向けた協議を開始する旨の覚書を締結したと発表した。
両社の知見やノウハウを生かし、タイで高級品に儒点を置いた中古品流通市場を共同で発展させることを目的とし、相互連携のもと協議を行っていく。
京三製作所 印貨物専用鉄道の信号設備受注
京三製作所(本社:横浜市鶴見区)およびグループ企業のKyosan India Private Limited(以下、Kyosan India)は、双日-Larsen&Toubro Limited(以下、双日-L&T)コンソーシアムからインド貨物専用鉄道西回廊、「ハリヤナ州レワリ~ウッタル・プラデシュ州ダドリ」(125km)の信号設備を受注した。
京三製作所グループは、すでに受注済みの「ヴァドーダラ~ムンバイ」間と合わせて総延長547kmを担当することになる。これは貨物専用鉄道西回廊の全区間の約37%を占める。
この貨物専用鉄道西回廊事業は、日印両政府が共同で推進する総合産業インフラ開発構想「デリー・ムンバイ産業大動脈(DMIC)」の屋台骨となるプロジェクトであり、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社(DFCCIL)が事業運営を行っている。
三井E&S インドネシアの港湾荷役クレーン4基受注
三井E&Sホールディングス(本社:東京都中央区)グループの三井E&Sマシナリーは、インドネシアのPT.Prima Terminal Petikemas(PTP)から、北スマトラ州のBelawan Container Terminal PhaseⅡ向けに三井パセコポーテーナ(岸壁用ガントリークレーン)4基を受注した。
この案件は第1国営港湾運営会社(ぺリンド1)の子会社のPTPが2019年内に開業を予定しているブラワンコンテナターミナルの拡張バースで使用するクレーン調達で、同社は隣接するブラワン港既存国内コンテナバース向けに、2017年11月に受注した三井パセコポーテーナ2基を含め計6基のクレーンを2019年に順次納入する予定。
ブラワン港は、インドネシア西部に位置しマラッカ海峡に面した港湾で、インドネシア政府も同港を西のハブ港として戦略的に開発・整備を進めようとしている。
デンソー 韓国でグループ3社を経営統合
デンソー(本社:愛知県刈谷市)は韓国の生産会社「デンソーコリアエレクトロニクス」、「デンソーコリアオートモーティブ」、および販売・開発会社「デンソーインターナショナルコリア」の3社を、2018年7月2日付で経営統合する。
統合後は「デンソーコリア」として、自動車部品の開発から製造・販売まで一貫して行い、経営のスピードを向上させることで、韓国における事業体制の強化、成長に取り組む。
今回の経営統合により、技術開発とモノづくりの両面でシナジーを創出するとともに、販売機能も一体化することで、現地顧客のニーズに合わせた製品開発をより加速させる。
経営統合後のデンソーコリア(所在地:韓国慶尚南道昌原市)の資本金は9億600万円(89億ウォン)、株主はデンソー99.99%、その他0.01%。車載用電子製品、エンジン関係製品、カーエアコン、ワイパーシステムなどの開発、設計、製造、販売などを手掛ける。
東芝プラント タイでコンバインドサイクル発電所を完工
東芝プラントシステム(本店:横浜市鶴見区)は、タイ・チョンブリ県アマタ・シティ第4発電所(133MW)の建設プロジェクトを6月1日に完工し、B.Grimm Power Limited(B.グリムパワー社)にこのほど完成引き渡しを行った。
このプロジェクトは2014年6月に同社がEPC契約者としてエンジニアリング、調達、施工、試験-試運転までを一括受注したもの。発電された電力の大部分はタイ発電公社(EGAT)に売電され、余剰電力と蒸気はアマタ。シティ工業団地内へ供給される。
同社はタイで2012年9月完工のアマタ・ナコーン第3発電所(133MW)以降、これまでに10プロジェクトを完工している。