「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

ジェイHD子会社がHI社からプラットフォームシステム開発を受注

ジェイHD子会社がHI社からプラットフォームシステム開発を受注

ジェイホールディングス(本社:東京都港区)の連結子会社、アセット・ジーニアス(所在地:東京都港区、以下AG社)は、ブロックチェーン技術を用い、分散型評価経済プラットフォームを活用した事業を行うHAPPY INCENT PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、HI社)からシステム開発を受注したと発表した。
開発期間は約3カ月間で、受注金額は12万シンガポールドル(約1000万円)。

大和ハウス・大成建設 ベトナム・ハノイで第1期開業

大和ハウス・大成建設 ベトナム・ハノイで第1期開業

大和ハウス工業(本店:大阪市北区)と大成建設(本社:東京都新宿区)は、先にベトナム・ハノイ市で設立した合弁会社「DT デベロップメントベトナム」が推進している複合開発プロジェクト「(仮称)ビナタタワーズ プロジェクト」の第1期開発が6月30日から開業すると発表した。
これは、両社がベトナムで初めて手掛ける賃貸住宅事業およびホテル事業となる「ロイジェント パークス ハノイ」(総戸数256戸、地上24階建)。
ロイジェント パークス ハノイは、ハノイ中心部から約8kmにあり、日本食レストランや大型スーパーなどの商業施設のほか、各国の大使館や日本人学校を含む複数の外国人学校があるコウザイ地区に位置する、利便性の高いホテル機能を兼ね備えたサービスアパートメント。

三井住友カード「銀聯QRコード決済」を国際決済に日本初導入

三井住友カード「銀聯QRコード決済」を国際決済に日本初導入

銀聯国際有限公司(本社:中国・上海市、以下、銀聯)と三井住友カード(本社:東京都港区)は、国際決済ブランドによるQRコード決済である「銀聯QRコード決済」の取り扱いを、2018年7月上旬を目途に日本で初めて開始する。
今回日本で導入するスキームは、加盟店がタブレット端末等でQRコードを表示して会員が読み取る方式で、加盟店が銀聯の「QRコード加盟店サービスプラットフォーム」をダウンロードし、登録を行うことで取り扱えるようになる。
システム上の改造は一切不要で、羽田空港(ターミナル免税店から順次導入予定)、松屋銀座(レストランシティの全9店舗)、ラオックス(全国26店舗)、JTC(基幹3店舗でスタート)の4社が導入を予定。

富士電機 中国でシステムエンジニアリング事業で合弁

富士電機 中国でシステムエンジニアリング事業で合弁

富士電機(本社:東京都品川区)は、中国におけるシステム事業拡大に向け、遼寧省大連市の大連●山集団有限公司(以下、大連●山)の子会社、大連●山集団管理コンサルティング有限公司と、システムエンジニアリングを行う会社を共同で設立する旨の契約書を締結したと発表した。●は「にすい」に「水」、以下、同。
新会社「大連富士●山スマート制御システム有限公司」(仮称)の資本金は2700万人民元(約4億5000万円)で出資比率は富士電機51%、大連●山集団管理コンサルティング49%。2018年9月設立の予定。
新会社はエネルギーの使用状況を見える化し、最適に制御することで省エネを実現する「エネルギーマネジメントシステム(EMS)」を中核商材に扱うシステムエンジニアリング会社。両社の設備機器やソフトウェアで顧客企業の施設・設備に応じたシステムを構築する。
富士電機は現在、全社売上高の60%を占め、中核となるパワエレシステム(パワーエレクトロニクスシステム)事業の強化を推し進めており、システムビジネスで海外事業を拡大していくことを重点施策に掲げている。

ジャトコ 中国江蘇省に自動変速機工場設立

ジャトコ 中国江蘇省に自動変速機工場設立

自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジャトコ(本社:静岡県富士市)は6月21日、中国におけるCVTの生産能力の拡大のため、中国江蘇省張家港経済技術開発区に、中国における同社第2のCVT生産拠点となるジャトコ(蘇州)自動変速機有限公司(以下、ジャトコ蘇州)を設立すると発表した。
新工場は同社の全額出資により資本金64億円で、2018年7月に設立する予定。用地面積は9万6000平方㍍、建屋面積は4万3000平方㍍。生産開始は2019年末、立ち上げ時の生産能力は年間48万台、従業員数は約1000名規模で、中・大型FF車用のJatco CVT8を生産する予定。
同社は2017年のCVTグローバルシェア37%(同社調べ)で、CVT世界トップシェアを維持し続けており、2018年4月にCVT累計生産台数4000万台を突破した。

TIS ベトナムでIT大手TVH社と資本・業務提携

TIS ベトナムIT大手TVH社と資本・業務提携

TISインテックグループのTIS(本社:東京都新宿区)は6月20日、ベトナムの大手IT企業、TinhVan Technologies JSC」(本社:ベトナム・ハノイ市、以下、TVH社)と資本・業務提携したと発表した。
TISはTVH社と協業して、ベトナムにおけるQR決済サービス事業などの決済関連事業を共同で推進する。

DIC インドネシアに「顔料技術センターアジアパシフィック」

DIC インドネシアに「顔料技術センターアジアパシフィック」

DIC(本社:東京都中央区)は6月21日、インドネシアの100%子会社、PT DICグラフィックス(本社:ジャカルタ市)で、主にフタロシアニン(ブルー)顔料を生産するカラワン工場内に、製品開発のスピード化および高付加価値化を目的とした「顔料技術センターアジアパシフィック」を2018年1月に設立したと発表した。
フタロシアニン顔料は、印刷用インキや塗料およびプラスチック向けに多用されている汎用ブルー顔料。新興国でも自動車・インフラ用途の塗料向けやパッケージ用印刷インキ向けに需要が続伸している。
DICグループでは日本および米国に有機顔料の研究施設を持っているが、東南アジア地域において初となる同センターの設立により、アジアを含めたグローバル市場を対象とした高付加価値製品の製品開発など、製造部門と技術部門とのさらなる連携強化が期待できるとしている。

ユーユーワールド タイ・バンコクに物流の現地法人

ユーユーワールド タイ・バンコクに物流の現地法人

物流業のユーユーワールド(本社:栃木県宇都宮市)は、タイ・バンコクに拠点となる現地法人を設立する。現地企業と合弁で「YYW(THAILAND)」を設立する。このほど取得した通関事業者の認定もテコに、同地での物流事業・貿易事業を加速する。
同社が海外にグループ企業を持つのは香港、中国・大連、モンゴルに続き4社目。

横浜ゴム 中国でアルミホイール模倣品を排除

横浜ゴム 中国でアルミホイールの模倣品を排除

横浜ゴム(本社:東京都港区)はこのほど、中国で同社製アルミホイールの模倣品排除に成功した。同社は2014年にも中国で、同社製アルミホイールの模倣品排除に成功している。
今回同社は中国の広東省佛山市および広州市で、正規販売ルート以外のインターネット通信販売(ECサイト)や販売店舗で同社製スポーツ系アルミホイール「ADVAN Racing」の模倣品を販売していた模倣品販売業者等の情報を佛山市公安局に提供、摘発の申し立てを行った。
佛山市公安局は同社の情報提供および申し立てを受け、2017年10月25日の900枚超のアルミホイール模倣品を押収した。その後、2018年3月29日、広東省佛山市南海区人民法院は、模倣品販売業者に対して懲役刑や罰金等を命じる判決を下し確定した。

DOWA 中国で伸銅品すずめっき加工事業拡大

DOWA 中国で伸銅品すずめっき加工事業拡大

DOWAホールディングス(東京都千代田区)の子会社、DOWAメタルテック(東京都千代田区)は6月21日、中国江蘇省南通市に「同和金属技術(南通)有限公司」を設立し、中国での伸銅品すずめっき加工事業を拡大すると発表した。
中国での第2拠点となる新会社は、DOWAメタルテックの全額出資により、資本金1500万米ドルで2019年10月操業開始の予定。従業員約40名。
中国初の低挿入力すずめっきが可能なラインと切断加工用のスリッターを設置する。