三浦工業 バングラデシュに駐在所開設
産業用ボイラの大手、三浦工業(本社:愛媛県松山市)のグループ会社、ミウラシンガポール社はバングラデシュ駐在所を6月10日に開設した。所在地は首都ダッカ市内で、各種ボイラ、水処理装置等の市場調査を担う。
バングラデシュでは、繊維・染色産業の中国からの移転に伴い、蒸気需要が急速に拡大。省エネルギー化に対応できるボイラなどのインフラ設備の需要が高まっている。
国分G 中国に3温度帯「青島城陽センター」新設
国分グループ本社:(東京都中央区)の中国における物流を担う子会社、濰坊三慧物流有限公司(本社:中国・青島市、以下、三慧物流)は、中国・青島に3温度帯汎用センター「青島城陽センター」を新設した。
同センターの延床面積は6328平方㍍で、うち冷凍庫は799平方㍍、冷蔵庫は399平方㍍、常温庫は3886平方㍍。
三慧物流は山東省青島にある2カ所の物流センターを統合することで、青島地区お配送の効率化を図るとともに、保管能力を強化した。冷凍食品、チルド、加工食品、酒類、日用品、菓子等を山東省青島と広東省深圳の2センター体制で、青島市内、山東省主要都市、深圳市と広州市を中心とした広東省エリア、および上海エリアお物流機能の強化を図る。
NEDO 全固体リチウムイオン電池の研究開発第2期が始動
NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、全固体リチウムイオン電池を早期実用化するための研究開発プロジェクトの第2期をスタートさせた。
世界各国でモビリティの電動化に向けた動きが活発化する中、全固体リチウムイオン電池は高エネルギー密度化と安全性の両立が可能な蓄電池として注目されている。
同プロジェクトでは、自動車・蓄電池・材料メーカー23社および大学・公的研究機関15法人が連携・協調し、全固体リチウムイオン電池のボトルネック課題を解決する要素技術を確立しつつ、プロトタイプセルを用いて新材料の特性や量産プロセス・EV(電気自動車)搭載への適合性を評価する技術を開発する。また、日本主導による国際規格化を念頭に置いた安全性・耐久性の試験評価法を開発する。