LIFULL 台湾の不動産仲介・台湾房屋と業務提携
LIFULL(ライフル、本社:東京都千代田区)は、台湾有数の不動産仲介会社、台湾房屋(本社:台湾・桃園市、東京支社:東京都新宿区)と国際不動産投資分野で業務提携した。
これに基づき、「LIFULL HOME’」Sに掲載中の投資用不動産物件情報を台湾房屋のウェブサイトに掲載する。また、投資を含めた日本および台湾の不動産物件取引について、相互にサポートや調整等を行う。
台湾房屋は、台湾で約400店舗を展開する台湾有数の不動産仲介事業者。
NEC アジアと米国結ぶ光海底ケーブル敷設プロジェクト
NECはシンガポール、香港と米国を結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト「BtoBE(Bay to Bay Express)Cable System」のシステム供給契約を締結した。
契約先はチャイナモバイル、Facebook、Amazon Web Servicesからなるコンソーシアム。このケーブルは2020年度末までに完成予定。
BtoBEは、総延長距離約1万6000㌔㍍の光海底ケーブルで、大容量かつ最新の光波長多重伝送方式を採用する。シンガポール~米国西海岸(約1万5000㌔㍍)を途中で陸揚げすることなく、光伝送するの世界初となる。
IHI運搬機械 中国で機械式駐車場事業の合弁設立
IHI運搬機械(本社:東京都中央区、以下、IUK)はこのほど、中国山東省青島市の国有資本運営会社、華通集団傘下の華通能源投資有限責任公司、華通科工投資有限責任公司の2社と、新たに機械式駐車場事業を行う合弁会社を設立した。
合弁会社「青島華通石川島停車装備有限責任公司」の登録資本金は1000万米ドルで、株主は華通能源50%、華通科工1%、IUK49%。人員は60名。機械式駐車場の開発、設計、製造、販売、据付、メンテナンスを手掛ける。
合弁会社では、高収容効率を誇り、かつ中国にはないスーパースクエアパーキングをメイン機種として事業展開を図っていく。
東レなどタイで膜利用糖化プロセスの実証プラント
東レ(本社:東京都中央区)はこのほどタイで、製糖工場で発生する余剰バガスを原料として、各種バイオ化学品生産の共通原料となるセルロース糖を製造する実証プラントを三井製糖(本社:東京都中央区)、三井物産(本社:東京都千代田区)と共同で完成させた。
この実証プラントは2017年1月に三井製糖と設立したCellulosic Biomass Technology Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下CBT社)のタイ・ウドンタニ県に所在する事業所に建設したもの。
今回の技術実証の取り組みは、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が進める、国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業「余剰バガス原料からの省エネ型セルロース糖製造システム実証事業」の一環。
7月下旬に実証プラントの運転を開始し、2020年度まで運転し、省エネ効果、生産物の性能、システムの経済性等の評価・検証を行う予定。
住友林業 タイで不動産開発第2弾 高級分譲マンション
住友林業(本社:東京都千代田区)は100%子会社のSumitomo Foresty(Singapore)Ltd(以下、SFS社)を通じ、タイで高級分譲マンションを開発する。同国の不動産開発会社Property Perfect PCL(以下、PF社)とPF社傘下のGrande Asset Hotels&Property PCL社(GA社)との共同事業で、総投資予定額は2億6600万米ドル。2022年の完成を目指す。
このタイ・バンコクの「(仮称)リバーサイドプロジェクト」はPF社およびGA社と共同で設立する特定目的会社(以下、SPC)が鉄筋コンクリート造、地上60~70階建、500~600戸の高級分譲マンションを開発・販売するもの。2019年5月着工(工期は約3年)、2019年4月から販売開始の予定。SPCの出資比率はSFS社49%、GA社42%、PF社9%の予定。
清水・前田建設 ベトナム初の地下鉄工事でシールドトンネル貫通
清水建設と前田建設工業がJV(共同企業体)で建設を進めているベトナム・ホーチミン市の都市鉄道1号線CP1B工区で、このほどベトナム初の地下鉄シールドトンネルが貫通、総延長1562㍍のトンネル掘削を終えた。
同1号線はホーチミン市中心部のベンタンと同市東北部のスオイティエンを結ぶベトナム初の都市鉄道。総延長は19.7㌔㍍で、建設工事は日本の円借款により、地下区間2工区と地上区間1工区の3工区に分けて発注され、いずれの工区も日本企業を代表企業とするJVが施工を手掛けている。現在の工事全体の進捗率は7割を超え、工事は最終段階を迎えている。