「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

オークマ グルガオンにインド初のテクニカルセンター開設

オークマ グルガオンにインド初のテクニカルセンター開設

工作機械のオークマ(本社所在地:愛知県丹羽郡大口町)のインド法人Okuma India Pvt.Ltd(所在地:インド・グルガオン市、以下、オークマインド)は、首都デリー近郊のグルガオン市(デリー空港から車で約10分)のオークマインド内に、営業・技術・サービスの拠点となる「グルガオン テクニカルセンター」を開設した。
同センターの敷地面積は370平方㍍。最新CNC工作機械、立形マシニングセンター、横形CNC旋盤などを展示する。
オークマは現在、インド国内にはグルガオンテクニカルセンター以外に5カ所の駐在事務所があるが、広大なインド市場をカバーするため今後、同様のテクニカルセンターをインド各地に展開していく計画だ。

VAIO VAIO PCのアジア販売地域を拡大

VAIO VAIO PCのアジア販売地域を拡大

VAIO(本社所在地:長野県安曇野市)は、海外事業の成長を目指し、香港、マカオ、マレーシア、シンガポール、台湾で「VAIO(R)」PCの販売を順次開始する。
これにより、海外の販売地域は既存の米国、中国、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、ペルーに加え、計12カ国・地域となる。

スズキ インドで四輪車累計生産2000万台達成

スズキ インドで四輪車累計生産2000万台達成

スズキはインドにおける四輪車の累計生産2000万台を達成したと発表した。2000万台の達成は日本に次いで2カ国目、1983年12月の生産開始から34年5カ月での達成は、日本の45年9カ月を抜いて最速となる。最多生産車種は「アルト」(約317万台)で、2000万台目はグジャラート工場で生産した「スイフト」だった。
スズキは1983年12月に現在の子会社マルチ・スズキ社の前身、マルチ・ウドヨグ社で、生産一号車「マルチ800」をラインオフ。以来、インドの経済成長に伴う需要拡大に合わせて生産台数と車種を増やしてきた。
現在、マルチ・スズキ社のグルガオン工場とマネサール工場に加え、スズキ100%出資による生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社のグジャラート工場の3拠点で「ディザイア」「バレーナ」「アルト」「スイフト」「ワゴンR」「ビターラ・ブレッツア」など16車種を生産している。
2017年度の生産実績あ約178万台で、インド国内で165万台を販売し、欧州、日本、アジア、アフリカ、中南米など100を超える国や地域へ13万台を輸出している。

ミツビシ・モーターズ・タイランド 累計生産500万台達成

ミツビシ・モーターズ・タイランド 累計生産500万台達成

三菱自動車は6月4日、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)での累計生産台数が500万台を達成し、同国レムチャバンにあるMMThの工場で記念式典を開催したと発表した。
式典にはタイのソムキャット・チャトゥシーピタック副首相、在タイ日本国大使館の佐渡島志郎特命全権大使、三菱自動車の益子修CEOのほか、多くの関係者らが出席した。
三菱自動車は1961年にタイで操業開始し、2003年に100万台、2010年に200万台、2013年に300万台、2015年に400万台の生産を達成。今回500万台目に生産された車両はミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」だった。
MMThの車両の輸出先は世界120カ国以上に及んでおり、500万台のうち370万台が海外市場に輸出されている。

ホンダ 中国で四輪車累計販売1000万台を達成

ホンダ 中国で四輪車累計販売1000万台を達成

ホンダは、中国における四輪車の累計販売台数が2018年5月末時点で1000万台を突破したと発表した。
ホンダは1998年7月、中国で最初の合弁企業となる広州本田汽車有限公司(2009年に広汽本田有限公司に社名変更、以下、広軌汽本田)を設立し、中国での事業を開始する。その後、2003年月、東風本田汽車有限公司(以下、東風本田)を設立。
ホンダの中国での年間四輪車販売は2015年に初めて1000万台を突破。2016年に126万台、2017年に145万台超の販売を記録。そして今回、累計販売台数1000万台を達成した。内訳は広汽本田約610万台、東風本田約390万台。
車種はACCORD(アコード)、FIT(フィット)、CR-V、CIVIC(シビック)などのグローバルモデルや、CRIDER(クライダー)、GREIZ(グレイズ)などの中国専用モデル、さらにはACURAブランドによるモデルを含む。

住友倉庫 タイ・アユタヤ地区で新倉庫竣工

住友倉庫 タイ・アユタヤ地区で新倉庫竣工

住友倉庫(本社:大阪市北区)のタイ子会社のロジャナ ディストリビューションセンターが、同国アユタヤ地区で建設を進めていた倉庫が5月末に竣工したと発表した。アユタヤ地区では4棟目の倉庫で、これにより同地区の自社倉庫は合わせて約1万6000平方㍍となる。
住友倉庫グループはタイでアユタヤ、バンコク、レムチャバンおよびスワンナプーム国際空港に拠点を置き、物流全般を取り扱っている。
なお、レムチャバン地区で2018年11月に2期倉庫が竣工する予定。

日野自動車 タイ・バンコクでHVバス試験運行

日野自動車 タイ・バンコクでHVバス試験運行

日野自動車のハイブリッド(HV)バスが、タイのバンコクで6月16日から9月30日まで、市バスの路線を試験運行することになった。
これは国際協力機構(JICA)の民間技術普及促進事業の一環として行われるもので、市バスを運行するバンコク大量輸送公団(BMTA)に試験運行バスを提供。この試験運行により日野自動車は自社バスの燃費の良さや安全性を実証し、供給契約の締結を目指す。
バスはディーゼルと電気のハイブリッドで日野自動車がタイで組み立てた。全長12㍍で35席。市バスの7路線をそれぞれ半月ずつ走行し、性能を確かめる。
BMTAは2674台のバスを自社保有、老朽車両の入れ替えを含め、3000台を新規に購入またはリース契約する計画で、そのほとんどをディーゼルと電気のハイブリッドバスとする方針という。

「無印良品」6月は中国に3店舗新規出店

「無印良品」6月は中国に3店舗新規出店

衣料品から日用・生活雑貨品まで「無印良品」を展開する良品計画(本社:東京都豊島区)は、6月の海外の新規出店計画を発表した。
6月は台湾に1店舗、中国に3店舗出店する。6月4日、台湾・台北市に売場面積415.81平方㍍、22日に中国江蘇省に655.99平方㍍、23日に同浙江省に571.53平方㍍、同30日に同北京市に598.35平方㍍の店舗をそれぞれ新規出店する。

コネックス インドで中古EVバッテリー再利用調査

コネックス インドで中古EVバッテリー再利用調査

コネックスシステムズ(京都府相楽郡精華町)は、インドで中古電気自動車(EV)おバッテリーを、太陽光発電の蓄電池として再利用するための調査を開始する。
これは日本・インド二国間クレジット取得等のためのインフラ整備調査事業として、インドのStakraft BLP Solar Solutionsとの連携により実施、インド政府に対する政策提言を行うことを目的とする。
そして、今後インドで大量に流通する中古EVのバッテリーを最小限の改造で、安全かつ低廉な定置型蓄電システムとして再利用することにより、インドの再生可能エネルギーの普及発展に資するための実証実験の開始を目指す。

大塚製薬「オロナミンC」インドネシアで新発売

大塚製薬「オロナミンC」インドネシアで新発売

大塚製薬(本社:東京都千代田区)のインドネシア子会社アメルタインダ大塚(本社:ジャカルタ、以下、AIO)は、炭酸栄養ドリンク「オロナミンCドリンク」を6月1日からインドネシアで新発売した。この発売にあたり、インドネシア・スカブミ工場に同製品のハラル対応の製造ラインを新設し、製造を開始した。
オロナミンCドリンクの希望小売価格は120mlで5000ルピア(約40円)、AIOはインドネシア国内でポカリスエット、SOYJOYなど人々の健康に貢献する製品を製造・販売している。