ボイラの三浦工業 タイ・バンコクに営業所開設
産業用ボイラーの大手、三浦工業(本社:愛媛県松山市)のグループ会社、三浦工業(タイ)は、4月1日からタイのバンコクに営業所を開設したと発表した。
産業用各種ボイラの需要拡大に伴い、バンコクおよびバンコク北西部の営業・メンテナンス需要に応える。各種ボイラ、水処理装置等の販売およびメンテナンス事業、ボイラ用薬品の製造・販売を担う。
NEC インドの物流可視化サービス企業を支援
NECは、インドで物流可視化サービス事業を運営するDMICDCロジスティクスデータサービス社(以下、DLDS)が推進するロジスティクスデータバンク(以下、LDB)プロジェクトを支援する。
このため、ビッグデータ分析プラットフォーム「Data Platform for Hadoop(以下、DPH)」と、プロフェッショナルサービス「データインテグレーション・分析サービス」を提供し、DLDS社のデジタルトランスフォーメーション実現をサポートする。
今回LDBプロジェクトでNECのDPHとデータインテグレーション・分析サービスを活用することで、統合分析プラットフォームを構築。これにより、従来2週間かけて手作業で作成していた月次/年次のレポートをワンクリックで自動生成するなどレポート作成期間を短縮できるほか、データ分析の工数を約70%削減した。
ファミマとAirbnb 6/15から店舗で民泊チェックイン
ファミリーマート(本社:東京都豊島区)は5月21日、民泊仲介最大手のAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、エアビー)と業務提携し、ファミリーマート店舗で宿泊施設のカギの受け渡しを始めると発表した。
住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行される6月15日以降、ファミリーマート店舗内にカギを保管する専用ロッカーを設置する。東京都心を中心に今年度中に約150店で展開する予定。エアビーで予約した民泊利用者はタブレット経由で本人確認し、ロッカーのカギを受け取る。
カギの返却時と合わせて利用者の2回以上の来店が見込めることから、ファミリーマートはクーポンを発行するなどして、”ついで買い”を促す。今後本格的に展開する店舗併設のコインランドリーの利用などにもつなげる予定。
ファミリーマートの店舗数は2018年4月末現在、国内1万7114店、海外6957店の合計2万4071店。Airbnbのグローバルリスティング数(登録部屋数)500万室、通算ゲスト数3億人、国内リスティング数(登録部屋数)6万2000室、国内利用ゲスト数約580万人。
大阪ガスエンジ 台湾のLNG受入基地のコンサル業務受注
大阪ガスの100%子会社、大阪ガスエンジニアリング(本社:大阪市中央区、以下、OGE)は、台湾の国営エネルギー事業者、台湾中油(以下、CPC)の第三LNG受入基地(2023年運転開始予定、台北桃園空港近郊)の第一期工事と、台湾電力(以下、TPC)が計画している台中LNG(2023年運転開始予定、CPC台中LNG基地近郊)について、LNG受入基地建設に係るコンサルティング業務を受注した。
CPCは第三LNG受入基地(受入能力600万㌧/年)の建設を計画しており、第一期工事として受入能力300万㌧/年の基地建設を計画している。またTPCは台中地区に新設の発電所とともに、専用のLNG基地(受入能力410万㌧/年)の建設を計画している。OGEは気化設備の基本設計と技術コンサルティング業務を受注した。
共英製鋼 ベトナムVIS社の株式65%取得完了し子会社化
共英製鋼(本社:大阪市北区)は5月14日、Vietnam Italy Steel Joint Stock Company(本社:ベトナムフンエン省、以下、VIS社)の株式取得を予定通り完了したと発表した。
取得株式数は3322万3677株で、取得価額は55億200万円。この結果、VIS社における共英製鋼の出資比率はこれまでの20%から65%まで高まり子会社化した。これに伴い、同社のベトナム北部拠点Kyoei Steel Vietnam Company Limited(所在地:ベトナムニンビン省、以下、KSVC社)とのシナジー効果を発揮するとともに、ベトナム北部の鉄鋼市場における同社グループの存在感が高まることになる。
なおVIS社の生産能力は、製鋼が年間45万㌧(ハイフォン工場)、圧延が同30万㌧(フンエン工場)。