「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

ボイラの三浦工業 タイ・バンコクに営業所開設

ボイラの三浦工業 タイ・バンコクに営業所開設

産業用ボイラーの大手、三浦工業(本社:愛媛県松山市)のグループ会社、三浦工業(タイ)は、4月1日からタイのバンコクに営業所を開設したと発表した。
産業用各種ボイラの需要拡大に伴い、バンコクおよびバンコク北西部の営業・メンテナンス需要に応える。各種ボイラ、水処理装置等の販売およびメンテナンス事業、ボイラ用薬品の製造・販売を担う。

NEC インドの物流可視化サービス企業を支援

NEC インドの物流可視化サービス企業を支援

NECは、インドで物流可視化サービス事業を運営するDMICDCロジスティクスデータサービス社(以下、DLDS)が推進するロジスティクスデータバンク(以下、LDB)プロジェクトを支援する。
このため、ビッグデータ分析プラットフォーム「Data Platform for Hadoop(以下、DPH)」と、プロフェッショナルサービス「データインテグレーション・分析サービス」を提供し、DLDS社のデジタルトランスフォーメーション実現をサポートする。
今回LDBプロジェクトでNECのDPHとデータインテグレーション・分析サービスを活用することで、統合分析プラットフォームを構築。これにより、従来2週間かけて手作業で作成していた月次/年次のレポートをワンクリックで自動生成するなどレポート作成期間を短縮できるほか、データ分析の工数を約70%削減した。

ダイキン ベトナムで空調機の新工場が本格稼働

ダイキン ベトナムで空調機の新工場が本格稼働

ダイキン工業(本社:大阪市北区)の子会社、ダイキンエアコンディショニングベトナム(本社:ベトナム・ホーチミン市)は、ハノイ近郊に空調機の工場が完成、このほど本格稼働を開始した。
新工場は空調機の組み立てから、技術者の訓練や育成の機能も備えた、ベトナム初の本格的な空調機の生産工場。所在地はフンイエン省イエンミー県第2タンロン工業団地。敷地面積21万平方㍍、建屋面積2万8000平方㍍。投資額約80億円。住宅用エアコンを生産する。

ファミマとAirbnb 6/15から店舗で民泊チェックイン

ファミマとAirbnb 6/15から店舗で民泊チェックイン

ファミリーマート(本社:東京都豊島区)は5月21日、民泊仲介最大手のAirbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、エアビー)と業務提携し、ファミリーマート店舗で宿泊施設のカギの受け渡しを始めると発表した。
住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行される6月15日以降、ファミリーマート店舗内にカギを保管する専用ロッカーを設置する。東京都心を中心に今年度中に約150店で展開する予定。エアビーで予約した民泊利用者はタブレット経由で本人確認し、ロッカーのカギを受け取る。
カギの返却時と合わせて利用者の2回以上の来店が見込めることから、ファミリーマートはクーポンを発行するなどして、”ついで買い”を促す。今後本格的に展開する店舗併設のコインランドリーの利用などにもつなげる予定。
ファミリーマートの店舗数は2018年4月末現在、国内1万7114店、海外6957店の合計2万4071店。Airbnbのグローバルリスティング数(登録部屋数)500万室、通算ゲスト数3億人、国内リスティング数(登録部屋数)6万2000室、国内利用ゲスト数約580万人。

メック 中国で現行能力の3倍規模の子会社設立を検討

メック 中国で現行能力の3倍規模の子会社設立を検討

メック(本社:兵庫県尼崎市)は、中国の電子基板産業の拡大による同社薬品の需要拡大を想定し、現存する華東地区の同社子会社の美格特殊化学(蘇州)有限公司の約3倍の生産能力を持つ子会社の設立の検討を開始した。
設立予定子会社は「美格特殊化学(常熟)有限公司(所在地:江蘇省常熟市)で、メックが100%出資し、2019年3月31日付で設立する予定。
なお、美格特殊化学(蘇州)有限公司は、機能移転後に閉鎖する予定。

SBI 金融商品比較サイト運営のジャーネクス社へ出資

SBI 金融商品比較サイト運営のジャーネクス社へ出資

SBIホールディングス(本社:東京都港区)は、マレーシア最大規模の金融商品比較サイト「RinggitPlus(リンギットプラス)」および、インドネシアの金融商品比較サイト「KreditGoGo(クレジットゴーゴー)」を運営するJirnexu Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、Jirnexu(ジャーネクス)社)へ出資したと発表した。
SBIホールディングスは、ジャーネクス社への取締役派遣を通じて、同社の先鋭的な金融サービスの展開を支援する。

住友化学 中国の旭友電材を連結子会社化

住友化学 中国の旭友電材を連結子会社化

住友化学は、中国の旭友電子材料科技(無錫)有限公司(所在地:中国江蘇省無錫市、以下、旭友電材)について、合弁パートナーの東旭科技集団有限公司(所在地:中国・北京市、以下、東旭科技)が所有する持分を取得し、住友化学の連結子会社とすると発表した。取得価額は非公表。
旭友電材は2016年10月、中国における液晶パネルの増産計画に伴う偏光板の需要拡大に対応するため設立された。今回、東旭グループより持分を譲渡したい旨の申し入れを受け、同社を連結子会社とすることで、住友化学グループとしてのシナジーを最大化できると判断した。

豊田通商 インドのドゥルームに出資 共同事業の覚書

豊田通商 インドのドゥルームに出資 共同事業の覚書

豊田通商はインド最大の自動車マーケットプレイスの運営会社Droom Technology Pvt.Ltd.(営業本拠地:インド・グルガオン、以下、ドゥルーム社)が実施する第三者割当増資を引き受け、出資した。また、ドゥルーム社と中古四輪車・二輪車マーケットプレイス事業での海外展開に関するMOUを締結した。
これにより、ドゥルーム社が持つ新興国における自動車販売関連事業のアセット・知見を組み合わせることで、中古車の需要が見込まれる新興国において中古四輪車・二輪車マーケットプレイス事業の海外展開を推進し、取引の透明化への貢献を目指す。

大阪ガスエンジ 台湾のLNG受入基地のコンサル業務受注

大阪ガスエンジ 台湾のLNG受入基地のコンサル業務受注

大阪ガスの100%子会社、大阪ガスエンジニアリング(本社:大阪市中央区、以下、OGE)は、台湾の国営エネルギー事業者、台湾中油(以下、CPC)の第三LNG受入基地(2023年運転開始予定、台北桃園空港近郊)の第一期工事と、台湾電力(以下、TPC)が計画している台中LNG(2023年運転開始予定、CPC台中LNG基地近郊)について、LNG受入基地建設に係るコンサルティング業務を受注した。
CPCは第三LNG受入基地(受入能力600万㌧/年)の建設を計画しており、第一期工事として受入能力300万㌧/年の基地建設を計画している。またTPCは台中地区に新設の発電所とともに、専用のLNG基地(受入能力410万㌧/年)の建設を計画している。OGEは気化設備の基本設計と技術コンサルティング業務を受注した。

共英製鋼 ベトナムVIS社の株式65%取得完了し子会社化

共英製鋼 ベトナムVIS社の株式65%取得完了し子会社化

共英製鋼(本社:大阪市北区)は5月14日、Vietnam Italy Steel Joint Stock Company(本社:ベトナムフンエン省、以下、VIS社)の株式取得を予定通り完了したと発表した。
取得株式数は3322万3677株で、取得価額は55億200万円。この結果、VIS社における共英製鋼の出資比率はこれまでの20%から65%まで高まり子会社化した。これに伴い、同社のベトナム北部拠点Kyoei Steel Vietnam Company Limited(所在地:ベトナムニンビン省、以下、KSVC社)とのシナジー効果を発揮するとともに、ベトナム北部の鉄鋼市場における同社グループの存在感が高まることになる。
なおVIS社の生産能力は、製鋼が年間45万㌧(ハイフォン工場)、圧延が同30万㌧(フンエン工場)。