「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

郵船ロジ ベトナム・ダナンに日系物流企業初の自社倉庫

郵船ロジ ベトナム・ダナンに日系物流企業初の自社倉庫

郵船ロジスティクスのベトナム法人Yusen Logistics(Vietnam)Co.,Ltd.は、ベトナム中部ダナンに約1万平方㍍の自社倉庫を新設し、4月から営業を開始した。ベトナム中部における自社倉庫は日系物流企業初という。
ダナンはベトナムの2大消費地、ハノイとホーチミンのほぼ中間に位置している。ベトナム中部の経済の中心都市として人口は急増。電子電気関連品に加え、様々な生活資材や食材の保管、配送需要が高まっている。
また、ダナンはASEAN域内の関税撤廃ににより活性化が見込まれる東西経済回廊ルートの東の玄関にあり、さらなる物流需要が見込まれている。

伊藤忠 ベトナムのビナテックスの株式を追加取得

伊藤忠 ベトナムのビナテックスの株式を追加取得

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は子会社のITOUCHU Textile Prominent(ASIA)Ltd.(本社:香港特別行政区、以下、IPA)を通じ、ベトナム国営繊維企業グループ、Vietnam National Textile and Garment Group(以下、VINATEX)の株式を追加取得した。これにより、伊藤忠商事はベトナム政府に次ぐ民間筆頭株主となる。
VINATEXは1995年に設立され、繊維業界の川上から川下にわたる80社超の子会社・関連会社と、10万人超のグループ従業員を擁するベトナム最大の繊維企業グループ。

積水化学 シンガポールの検査事業会社の全株式を取得

積水化学 シンガポールの検査事業会社の全株式を取得

積水化学工業(本社:大阪市北区)は、遺伝子検査機器や試薬などの開発・製造・販売を行うVeredus Laboratories Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、VL社)の発行済み全株式を取得した。
VL社の固有の技術や製品、販売チャネルを積水化学グループに取り入れることで、①ASEAN販売拠点および販売支援体制の確立②事業領域の拡大および技術シナジーの創出ーなどが見込まれ、グループのライフサイエンス分野を、グローバルでプレゼンスのある事業体に成長させることを目指す。

信越ポリマー子会社が台湾に販売拠点設立

信越ポリマー子会社が台湾に販売拠点設立

信越ポリマー(本社:東京都千代田区)の100%子会社、信越ポリマー(香港)が、台湾の半導体開発企業やIT企業が集積している台北市内に支店を開設し、4月1日から営業を開始した。
台北支店では半導体メーカー全般に対して、信越ポリマーの主力製品の一つ、半導体関連の包装・搬送資材などを販売するほか、モバイル機器やパソコンなどのセットメーカーに対し、入力デバイスなどの企画・設計に密着したサービスや製品を提供する。

三菱ケミカル 東南ア樹脂事業拡大へシンガポールに拠点

三菱ケミカル 東南ア樹脂事業拡大へシンガポールに拠点

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は、ASEAN地域およびインドにおける機能性樹脂事業の規模拡大に向け、シンガポールに統括会社を設置する。熱可塑性エラストマー、塩ビコンパウンド、機能性オレフィン等の製造・販売、ASEAN地域およびインドの域内統括を担う。
シンガポールの連結子会社アプコシンガポール(以下、APS)に、ASEAN地域およびインドにおける機能性樹脂事業関連グループ会社の戦略的マネジメント機能を担わせ、4月1日付でAPSの社名を「三菱ケミカル パフォーマンスポリマーズ アジアパシフィック」(以下、MCPP Asia Pacific)に変更する。

郵船ロジ ベトナム・ハイフォン倉庫2期棟を稼働

郵船ロジ ベトナム・ハイフォン倉庫2期棟を稼働

郵船ロジスティクスのベトナム法人Yusen Logistics(Vietnam)Co.,Ltd.はベトナム北部の旺盛な需要に応えるため、ハイフォン・ディンプー工業団地内の既存のハイフォン倉庫に隣接する土地に6000平方㍍の2期棟を新設し、1月から営業を開始した。
ハイフォンでは、1期棟の1万2000平方㍍とあわせ1万8000平方㍍の最大規模の物流施設となる。

スギ薬局 大阪など5店舗に12カ国の外貨両替機設置

スギ薬局 大阪など5店舗に12カ国の外貨両替機設置

スギ薬局(本社:愛知県大府市)は、4月2日までに12カ国の通貨に対応する自動外貨両替機「SMART EXCHANGE」を梅田店・通天閣店・道頓堀東店(いずれも大阪市内)、四条河原町店(京都市内)、東新町店(名古屋市内)の5店舗に設置した。訪日外国人旅行客の利便性に配慮した。
操作はタッチパネル式で、日本語・英語・中国語・韓国語・ドイツ語ほか10カ国語に対応する。対応通貨はUSドル、ユーロ、UKポンド、オーストラリアドル、中国人民元、香港ドル、韓国ウォン、新台湾ドル、シンガポールドル、タイバーツ、インドネシアルピア、マレーシアリンギット。取扱金額は1回当たり日本円換算10万円まで。両替手数料は通貨の種類、為替レートにより変動。

NEC インド・プネ市の高度交通運用管理システム「ITS」受注

NEC インド・プネ市の高度交通運用管理システム「ITS」受注

NECの海外現地法人NECインド社は、インドマハラシュトラ州のプネ市の「高度交通運用管理システム」を受注した。
このシステムはNECがプネ市で提供している交通ソリューションの第二弾のプロジェクトとして追加受注したもの。

昭和電工 中国・武漢市に分公司設立し営業開始

昭和電工 中国・武漢市に分公司設立し営業開始

昭和電工(本社:東京都港区)は、中国における電子材料用高純度ガス事業強化のため、武漢市に「上海昭和化学品有限公司(所在地:上海市、以下、SSC)」の分公司を設立し、3月から営業を開始した。
販売・物流機能を併せ持つ電子材料用高純度ガスの中国拠点は上海に次いで2カ所目。半導体・FPD工場の相次ぐ新設で増え続ける現地需要に応える。

阪急阪神エクスプレス インド・アーメダバード営業所を開設

阪急阪神エクスプレス インド・アーメダバード営業所を開設

阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)のインド現地法人、阪急阪神エクスプレス(インド)は、インド西部に位置するグジャラート州のアーメダバード営業所を開設する。4月2日から営業開始する。
グジャラート州は道路・港湾・電力供給など産業インフラに優れたインド有数の自動車産業集積地で、多くの日系企業が進出している。