石塚硝子 子会社がハラール認証取得 イスラム圏で需要開拓
石塚硝子(愛知県岩倉市)は、連結子会社のウイストン(愛知県海部郡蟹江町)が認証機関「日本アジアハラール協会」から4月24日、プラスチック容器としてハラール認証を取得したと発表した。
ウイストンではサプリメント用の容器にハラール認証を得ることにより、イスラム圏での需要開拓を目指す。
日本信号 インド・メトロ事業AFCシステム受注
日本信号(本社:東京都千代田区)は、インドのガンディナガール・アーメダバード都市鉄道公社から東西線(20.7km/18駅)および南北線(18.5km/15駅)のAFCシステム一式を受注した。インドにおけるAFCプロジェクトの受注は、チェンナイメトロ(第1期)に続き2件目となる。
このプロジェクトで同社はすべての駅の自動券売機、自動出改札機、窓口処理機および駅サーバー、中央サーバーまでのAFCシステム一式を納入する。
同社は2017年、アーメダバード・メトロ信号システム一式も受注しており、インドにおける同一路線での信号・AFC両システムの受注は、日本企業として初めて。
東亜合成 タイで子会社が新工場建設・販売会社設立
東亜合成(本店:東京都港区)はタイの子会社トウアゴウセイ・タイランド・カンパニー・リミテッド(以下、トウアゴウセイ・タイランド)の第2期プロジェクトとして、アロン化成の製品、エラストマーコンパウンド工場を建設する。また、これらの製品の拡販、事業基盤強化を図るため、アロン化成の子会社として販売会社を設立する。
新工場は、チョンブリ県ヘマラートイースタンシーボード工業団地2のトウアゴウセイ・タイランド本社工場内に、約15億円を投じ建設する。2018年9月に着工し、2019年内に操業開始の予定。
販売会社「Aronkasei(Thailand)Co.,Ltd.」(所在地:トウアゴウセイ・タイランド本社内)の資本金は2100万タイバーツ(約7200万円)の予定。2018年6月に設立し、11月に営業開始の予定。
アイシン精機 中国に合弁で2つのAT生産子会社
アイシン精機(本社:愛知県刈谷市)の子会社アイシン・エイ・ダブリュ(愛知県安城市)は4月24日、中国の自動車メーカーとそれぞれ合弁でオートマチックトランスミッション(AT)の2つの生産会社を設立する契約を締結したと発表した。
合弁パートナーは広州汽車集団乗用車有限公司(以下、広州汽車)および浙江吉利控股集団の浙江吉利羅佑発動機有限公司(以下、吉利汽車)で、それぞれFF6速ATを年間40万台規模で生産する計画。
広州汽車との合弁会社(所在地:広東省広州市)および吉利汽車との合弁会社(所在地:浙江省)の資本金はは1億1700万米㌦(約127億円)で、2018年内に設立する予定。持株比率は両社ともアイシン・エイ・ダブリュ60%で、広州汽車および吉利汽車がそれぞれ40%。
三菱自 インドネシアで生産「エクスパンダー」の輸出開始
三菱自動車はインドネシアの乗用車生産拠点、ミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア(所在地:西ジャワ州ブカシ県、以下、ブカシ工場)で生産するMPV「エクスパンダー」の輸出を開始したと発表した。
まずフィリピン向けに供給するが、今後数カ月間にタイ、ベトナムなどASEAN市場を中心に輸出先を拡大し、2018年中に約3万台を輸出する見込み。
ブカシ工場では、インドネシアの国内需要拡大と輸出開始に伴い、溶接や組立工程などへの投資を行い、7月からエクスパンダーの生産台数を月1万台に増産する。また、従業員を新たに400人雇用し約3400人体制とする。
いすゞ インドネシアで小型軽量トラック「トラガ」発売
いすゞ自動車(本社・東京都品川区)は、インドネシアで小型軽量トラック(GVW3.0t)「TRAGA(トラガ)」(インドネシア向けペットネーム)を新規投入し、4月23日から発売開始した。
TRAGAは日本と新興国向けトラック開発統括会社Isuzu Global CV Engineering Center(IGCE)が共同で開発を進め、インドネシアの生産拠点PT.Isuzu Astra Moter Indonesia(IAMI)で製造する新興国向け戦略商品。ピックアップトラック「D-MAX」をベースにいすゞが培ってきた商用車の技術を採用し、”積載効率””小回り性””省燃費”の最大化を図り、顧客の利便性を追求している。
まずインドネシア市場に参入し、順次ほかの新興国への展開を検討していく。