「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

シチズンマシナリー 工作機械の比製造拠点拡張 能力倍増

シチズンマシナリー 工作機械の比製造拠点拡張、能力倍増

シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は、フィリピンの工作機械の製造拠点を拡張する。組立スペースを拡張し、生産能力を現行の月間40台から同80台へ倍増する予定。4月中に着工し、2018年末竣工、2019年1月稼働開始の予定。
拡張するのはフィリピン・バタンガスにある連結子会社シチズンマシナリーフィリピンで、ミヤノブランドの自動旋盤組立工場。ミヤノブランド機が得意とする自動車・建設機械関連の需要が世界的に旺盛で、組立スペースが手狭となっていた。
今回の拡張により、ミヤノブランド機の低・中価格機の供給能力が増強される。

日通国際物流(中国)複合一貫輸送サービス開始

日通国際物流(中国)複合一貫輸送サービス開始

日本通運の現地法人、日通国際物流(中国)有限公司は2月から新たに重慶とアジア各地を鉄道輸送と海上輸送で結ぶ複合一貫サービスの販売を開始した。
重慶SEA&RAILサービスは、重慶からベトナム国境に近い欽州までの鉄道輸送と、欽州港から日本やシンガポール・ハイフォン・レムチャバンといった東南アジアの主要港までの海上輸送を組み合わせたもの。
重慶から東京までのリードタイムは約16日。長江経由の海上輸送に比べ、リードタイムを半分に短縮する。

センコー ベトナムの物流センター稼働開始

センコー ベトナムの物流センター稼働開始

センコーのベトナム現地法人、SENKO DISTRIBUTION SERVICE(VIETNAM)CO.,LTD.がベトナム・ハノイ市に隣接したフンエイ省フォーノイB工業団地内に建設した「フォーノイ・ロジスティクス・センター」が4月2日から稼働した。
同センターは平屋建て、建築面積約2万平方㍍のベトナム北部で最大規模の大型倉庫。建物の両側に長さ150㍍の高床式トラックバース(計54台接車可能)を設け、幅12㍍の大きな庇を構えるなど全天候型の物流センター
さらにセンター内に約3000平方㍍の保税倉庫を設けて、輸出入貨物にも対応し、またセキュリティ対策としてICカードと指紋認証による入退室管理システムや、監視カメラも完備している。

NEC インド・スーラト市にバス自動料金収受システム導入

NEC インド・スーラト市にバス自動料金収受システム導入

NECおよび同社の海外現地法人、NECインド社はインドグジャラート州のスーラト市に「バス自動料金収受システム」(以下、AFC)を導入した。
NECは今後7年間、このシステムおよびバス運行管理センターの運用・管理を行う。
スーラト市では1日当たり20万人の通勤者がこのシステムを利用し、利便性の拡大および満足度向上につながっているという。

いすゞ 中国・重慶市の合弁会社の事業を統合

いすゞ 中国・重慶市の合弁会社の事業を統合

いすゞ自動車(本社:東京都品川区)は、中国・重慶市の事業パートナー、慶鈴汽車(集団)有限公司および慶鈴汽車股份有限公司との間で、現地の合弁会社、いすゞ慶鈴(重慶)部品有限公司(以下、IQAC)と慶鈴五十鈴(重慶)発動機有限公司(以下、QIEC)の合併を進めることで合意した。統合時期は2018年10月。
IQACを、いすゞグループエンジン製造・販売の機能を担うQIECに統合し、さらなる機能の強化と事業運営の効率化を図る。合併後の合弁会社の資本金は3億2426万㌦(登記)(約350億円)。出資比率はいすゞ約51%、慶鈴汽車集団有限公司約30%、慶鈴汽車股份有限公司約19%の予定。

豊田合成 中国の自動車用ゴム部品会社を完全子会社化

豊田合成 中国の自動車用ゴム部品会社を完全子会社化

豊田合成(本社:愛知県清須市)は、中国で自動車のゴム部品を生産する「天津星光橡塑有限公司」(以下、天津星光)を4月に完全子会社化する。
天津星光は現在、豊田合成と鬼怒川ゴム工業(本社:千葉市)、香港星光橡塑発展有限公司の合弁会社だが、今回両社から天津星光の全持ち分を取得することで合意した。
今回の完全子会社化により、天津星光の経営判断を迅速化するとともに、中国全体での最適な生産体制の構築を進めていく。

トヨタ紡織 中国江蘇省に連結孫会社が子会社設立

トヨタ紡織 中国江蘇省に連結孫会社が子会社設立

トヨタ紡織(愛知県刈谷市)の連結孫会社、川島織物(上海)有限公司は、中国江蘇省塩城市大豊区に輸送機器用内装材の製造販売を手掛ける子会社を設立する。
新会社(トヨタ紡織の曽孫会社)は「川島汽車車部件江蘇有限公司」。資本金は5000万元(8億4200万円)で、川島織物(上海)有限公司が全額出資する。4月設立の予定。

小林製薬 中国の医薬品会社買収、統括会社設立

小林製薬 中国の医薬品会社買収、統括会社設立

小林製薬(本社:大阪市中央区)は、中国における一般用医薬品ビジネスの展開・拡大を目的として、中国の医薬品製造販売会社「江蘇中丹製薬有限公司」(以下、中丹製薬)の全持分を取得、並びに中国に統括会社を設立することになった。
中丹製薬は、染料や化学原料などを製造販売する江蘇省中丹集団股份有限公司の100%子会社で、医薬品を製造販売し、中国の医薬品事業に精通している。

タカラ カンボジアで販売店ショールームオープン

タカラ カンボジアで販売店ショールームオープン

タカラスタンダードは、カンボジアの現地販売店、マサカツ鋼材カンボジアのショールームオープンにあたり、同社製品(システムキッチン、洗面ユニット、エマウォール)の展示をサポート、カンボジア・プノンペンでこのほど販売を開始した。
同社は現在、アジア各国で約70店の現地販売店ショールームへの展示を展開。中期経営計画でアジア市場の2020年度売上高15億円を目指している。
海外へ輸出を始めてから40年、海外での現地展示店拡大を本格的に始めてから約3年経過した。その結果、これまでに海外販売店ショールームへの展示を展開したのはシンガポール、台湾、中国、ミャンマー、ベトナム、韓国で、今回のカンボジアは7カ国目。

オンキヨー 中国の合弁会社GOAを完全子会社化

オンキヨー 中国の合弁会社GOAを完全子会社化

オンキヨー(本社:大阪市中央区)は3月30日、中国の国光電器股份有限公司(本店所在地:広東省広州市)と設立した合弁会社、広州安橋国光音響有限公司(本店所在地:広東省広州市、以下GOA)の持分を、100%連結子会社のオンキヨーディベロップメント&マニュファクチャリング(本店所在地:三重県津市、以下ODM)が譲受し、オンキヨーグループの完全子会社化した。取得価額は1億2520人民元(約2億1000万円)。
これにより、オンキヨーグループの一元管理によるスピーディな意思決定が可能となり、中国生産拠点の運営効率化および組織強化を図る。