「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

NTT東日本 ベトナムのべカメックスと通信・ICTで覚書

NTT東日本 ベトナムのべカメックスと通信・ICTで覚書

NTT東日本はベトナム南部ビンズオン省の公営デベロッパー、Becamex IDC Corp.(べカメックスIDC、以下、BECAMEX)と、ビンズオン省のスマートシティー化の早期実現に向けた通信・ICT分野における協力について、覚書を締結した。
これにより、①相互に戦略的パートナーとして、都市開発分野および通信・ICT分野における経験・ノウハウを提供する②VNTTおよびNTTベトナムを実行主体とする具体的な取り組みを全面的に支援する。
VNTTは、BECAMEXとVietnam Post and Telecommunications Groupとの合弁会社、Vietnam Technology&Telecommuications Joint Stock Company。

小野薬品「オブジーボ」韓国で効能・効果の承認取得

小野薬品「オブジーボ」韓国で効能・効果の承認取得

小野薬品工業(本社:大阪市中央区)は、韓国の現地法人、韓国小野薬品工業が韓国食品医薬品安全処から、ヒト型抗ヒトモノクローナル抗体「OPDIVO(以下、オブジーボ)」(一般名:ニボルマブ)について、「進行または再発の胃腺がんまたは食道胃接合部腺がん」に対する効能・効果および「再発または進行した古典的ホジキンリンパ腫」に対する適応拡大の承認を取得したと発表した。
韓国における胃がんの年間発症者数は約3万人と推定されている。

オートバックス タイ・ナコンパトン4店を新規出店

オートバックス タイ・ナコンパトン4店を新規出店

オートバックスセブン(本社:東京都江東区)のタイの現地子会社、SIAM AUTOBACS Co.,Ltd.は3月23日に「オートバックス ナコンパトン4店」を新規オープンした。
同店舗はタイ国内で第2位のガソリンスタンドを展開するPTG Energy Public Comapany Limited社(以下、PTG社)が運営するガソリンスタンドの敷地内に出店する。
PTG社は現在、タイ国内で運営するガソリンスタンドにコンビニやカフェなどを併設し、複合ガソリンスタンドを展開している。オートバックスセブンは2017年8月に資本・業務提携に基づいてメンテナンス施設としてオートバックス店舗を出店するもので、同店舗がこの提携による第2号店になる。
オートバックスグループは2000年6月にタイ1号店をオープン。今回を含めタイ国内のオートバックス店舗あ9店舗となる。

ホーチキ タイ・バンコクに販売拠点の孫会社設立

ホーチキ タイ・バンコクに販売拠点の孫会社設立

ホーチキ(本社:東京都品川区)の連結子会社ホーチキアジアパシフィックPTEリミテッド(所在地:シンガポール)は、タイ・バンコクに現地法人ホーチキタイランドを設立する。自動火災報知設備と消火設備機器を販売する。
新会社の資本金は1000万タイバーツで、ホーチキアジアパシフィックが99%(その他個人株主)出資する。10月に設立・営業開始する予定。
東南アジア地域の最も有望市場であるタイに販売拠点を設けることで、需要に合った製品をタイムリーに供給する体制と顧客サポート体制を確立し、ブランドイメージを高める。

プライメタルズ 中国・桂林萍鋼向け新型電気炉とレードル炉受注

プライメタルズ 中国・桂林萍鋼向け新型電気炉とレードル炉受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の桂林萍鋼鋼鉄有限公司から、出鋼量120㌧の新型電気炉EAF Quantumと、同120㌧のツインレードル炉を受注した。
新型電気炉EAF Quantumは様々な組成や品質のスクラップを処理できるよう設計されている。スクラップの予熱により、電気炉に必要な電力量は大幅に低減され、操業コストとCO2排出がいずれも削減可能だ。従来の電気炉に比べ、全体で約20%の処理コストが低減できるほか、全体のCO2排出量も粗鋼1㌧当たり最大30%削減できるという。
この2つの炉は棒鋼市場の成長への対応を目的として、中国の広西チワン族自治区の桂林近くに位置する平楽に新設される工場に納入され、2019年の第2四半期に稼働する予定。

住友商事 越ビンフック省と「ジャパンデスク」設置で覚書

住友商事 越ビンフック省と「ジャパンデスク」設置で覚書

住友商事および同社が運営・展開するベトナムの第3タンロン工業団地(以下、TLIPⅢ)は、ベトナムビンフック省との間で、日系企業のベトナム進出サポートを目的に「ビンフック省ジャパンデスク」の設置に関する覚書を締結した。
ビンフック省への投資を検討する日系企業に対して関係省庁や関係当局と連携し、投資申請や会社設立の迅速化、裾野産業認定のサポート等を行う。
2015年に設立したTLIPⅢの開発面積は最大約213㌶、総事業費は100億円超を予定しており、2018年より操業を開始する予定。

ツガミ 中国安徽省に鋳物と工作機械の新工場建設

ツガミ 中国安徽省に鋳物と工作機械の新工場建設

工作機械のツガミ(本店:東京都中央区)は、中国の連結子会社、津上精密机床(浙江)有限公司(所在地:浙江省平湖経済技術開発区)が、安徽省に新会社を設立し、鋳物と工作機械の完成機の新工場を建設すると発表した。
新会社の所在地は、安徽省馬鞍山市のハイテク産業団地・博望高新区。資本金は5000万元(約8億4000万円)で、津上精密机床(浙江)有限公司が全額出資する。新工場建設に伴う投資金額は、土地・建物建設・設備導入等を含め約2億元(約33億6000万円)。
生産規模は鋳物が年間1万8000㌧、工作機械の完成機組立が年間1200台。3~5月に開発区と契約締結し設立し、6~8月に工場建設(工期約18カ月)を開始する予定。2019年末に新工場竣工、2020年初に生産開始の予定。

世紀東急工業 ミャンマーに道路舗装用資材子会社設立

世紀東急工業 ミャンマーに道路舗装用資材子会社設立

世紀東急工業(本社:東京都港区)は、ミャンマー・ティラワ経済特別区の工業団地内に、道路舗装用資材の製造・販売を手掛ける子会社を設立する。同国におけるインフラ整備事業をはじめとする、今後の需要動向を見据えたもの。
新会社の資本金は1000万米㌦(約11億円)で、世紀東急工業が全額出資する。5月に設立し、2019年中に稼働する予定。

大成温調 シンガポールの電気設備工事会社と業務・資本提携

大成温調 シンガポールの電気設備工事会社と業務・資本提携

大成温調(東京都品川区)は、シンガポールの電気設備工事会社、ISOインテグレートM&E社の発行済み株式の34.1%を取得することに合意、契約を締結した。これにより、大成温調は有望な将来性を持つ東南アジアへ展開するため、ハブ機能としての可能性を探る。
なお、ISOインテグレートM&E社へ取締役1名を派遣し、同社の経営に参画する。

テクノグローバル ベトナム新工場4月稼働 一貫生産体制へ

テクノグローバル ベトナム新工場4月稼働 一貫生産体制へ

テクノグローバル(大阪府八尾市)は4月に、ベトナム・ホーチミン市の工業団地「ビーバン・テクノパーク」に新しい射出成形工場を稼働する。
新工場の立ち上げにより、既存のホーチミン12区(ベトナム国立交通大学内)の金型工場と合わせ、金型製作から成形、組み立てまでを現地で一貫生産できる体制を構築する。新工場の延床面積は約330平方㍍。総投資額は約3000万円。日本企業などからの水質測定機器や照明器具の小型成形部品の受注獲得を目指す。