チムニー ベトナムに飲食店事業運営で子会社設立
チムニー(本社:東京都台東区)は、ベトナム・ハノイ市のイオンモールロンビエンSC内に飲食店「花の舞」店舗を出店するため、子会社を設立、人財確保の一環としてベトナム人採用・育成を強化する。
設立する新会社「CHIMNEY VIETNAM COMPANY LIMITED」の資本金は100億ベトナムドン(約5000万円)で、チムニーが全額出資する。8月中旬に設立する予定。
日立化成 台湾にプリント配線板用高機能積層材の新工場
日立化成(本社:東京都千代田区)は、台湾の子会社Hitachi Chemical Electronic Materials(Taiwan)Co.,Ltd.(以下、HCET)の敷地内に、プリント配線板用の高機能積層材料(プリプレグおよび銅張積層板)の新工場を建設することを決めた。
総投資額は約75億円で、2020年4月をめどに稼働開始する予定。新工場における銅張積層板の生産能力は月間約12万平方㍍。
同社のプリント配線板用高機能積層材は第5世代移動通信システム(5G)や先進運転支援システム(ADAS)、人工知能(AI)等の分野で使用される半導体実装基板に使用される。
東芝 インド法人の水力発電所向け水車組立工場を拡張
東芝プラントシステムのインド現地法人ティーピーエスシー・インド社(以下、TPSC/INDIA社)はこのほど、中小規模水力発電プラント向け水車の組み立てを行う組立工場の拡張を決めた。拡張工事は2018年3月から着工し、2019年3月に完了する予定。
ネパールをはじめとしたインド周辺国で中小型水車の受注、引き合いが増加しており、これらのニーズに応える。従前より重量やサイズの大きな水車組立も可能な工場設備を拡張する。
TPSC/INDIA社は2014年3月にインドのデリー郊外トーグレーターノイダに中小型水力発電設備向け(1MW~15MW容量)の水車組立工場を設立し、これまで11プロジェクト(水車22台)を受注している。
東芝 インドネシアから石炭火力発電プロジェクト受注
東芝プラントシステム(本店:横浜市鶴見区)はこのほど、インドネシアに新設される石炭火力発電所の建設プロジェクトを受注した。このプロジェクトはPT.PLN(国営電力会社)がスラウェシ島南スラウェシ州バル県に新たに建設する出力100MWの石炭火力発電設備。
このプロジェクトは、三菱商事および現地企業のPT.Wijaya Karya(Persero)Tbk.(WIKA)のコンソーシアムが、同社をパートナー企業としてフルターンキー契約で受注したもの。
東芝プラントシステムはプロジェクト管理、エンジニアリング、機器供給、据付工事および試運転等EPC(設計・調達・施工・試運転の一括請負)の取りまとめを担当し、2021年3月の完工を目指す。