「アジア-国際交流」カテゴリーアーカイブ

立命館大学がユドヨノ大統領に名誉博士号贈呈

立命館大学がユドヨノ大統領に名誉博士号贈呈

立命館大学(本部・京都市中京区)は9月29日、インドネシアを経済発展させ、社会の安定と発展に尽力したことで、人類の平和と民主主義の発展に大きな功績があったとして、ユドヨノ大統領に名誉博士号を贈った。

大統領がその後の記念講演で、民主主義と経済成長、イスラムとの関係の両立について、インドネシアの経験を紹介した。朱雀キャンパス(京都市中京区)での贈呈式では川口清史学長が「スマトラ沖地震、インド洋大津波からの復興、アチェ地域の和平合意や経済危機の克服など、幾多の困難な課題に対してリーダーシップを発揮し、新しく強いインドネシア、世界がその潜在的な可能性に注目する国家を築かれてきた」と称え、ユドヨノ氏に学位記と勲章を贈った。

贈呈式には日本インドネシア協会会長の福田康夫元首相、鹿取克章前駐インドネシア日本大使、立命館大学を中心とするインドネシア留学生ら約400人が出席した。

14地銀がベトナム高速道に初の協調融資 NEXI

14地銀がベトナム高速道に初の協調融資 NEXI

独立行政法人日本貿易保険(NEXI)は9月29日、地方銀行14行を含む日本の金融機関17行によるベトナム向け協調融資に対する融資保険の引き受けを決めたと発表した。本件は三菱東京UFJ銀行の案件組成によるもので、融資総額5億1000万米㌦のうち、14の地方銀行が合わせて3億800万米㌦を融資する。

国内の地方銀行が協調融資する海外のインフラ案件として過去最大規模となる。融資先はベトナムの官民が出資する特別目的会社、Cam Lo-Tuy Loan BT Investment Co.,Ltd。これはベトナム~ラオス~タイ~ミャンマーを結ぶ高速道路のうち、ベトナム中部の港湾都市ダナンを通る約80㌔㍍の高速道路建設の所要資金に充てられる。

インドネシア次期政権への政策提言チーム新設 JJC

インドネシア次期政権への政策提言チーム新設   JJC

ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)は9月25日、定例の9月度理事会を開き、インドネシア次期政権に対して政策提言チームを新設し、対話の場を設けることなどを決めた。また産業用電力の料金の値上げ問題については、5商工会議所が連携して経済担当調整大臣府に提言書を提出した。

新設した政策提言チームは金融、インフラ、人材育成などに絞り提言する予定。提言先は次期政権発足後、臨機応変に対応していく、とりわけ注目されるのは金融面への技術強力で、日本政府機関とともにインドネシアの金融市場の発展に貢献するとしている点だ。財源不足で頓挫することが多かった、インフラを整備するうえで原資となる金融面からも全面的にバックアップしていく-としている。

産業用電力の値上げについては米国、欧州、カナダ、韓国と計5商工会議所が連携し、9月16日に経済担当調整大臣府のモンティ副大臣に提言書を提出した。この中で電力料金の値上げする期間を延ばすことや、電力品質の向上を求めたほか、省電力活動を実施することで租税回避できる刺激策などの提案も盛り込んだ。

なお、9月のJJC法人部会への入会は19社、2社退会して合計578社、個人部会は前月比33人プラスで3391人となった。

クールジャパン投資第1弾 民間合わせ600億円規模

クールジャパン投資第1弾 民間合わせ600億円規模

官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は9月25日、第1弾となる投資案件を発表した。同機構は4件で140億円強を投じ、民間資金と合わせると最大約600億円規模となる。日本のアニメやファッションなど海外で人気がある若者文化を産業として後押しする。

海外に漫画やフィギュアなどを売り込むベンチャー企業に出資。インターネットで通信販売するトーキョーオタクモード(米デラウェア州)に同機構が今後3年間で最大15億円を投資する。民間のベンチャーキャピタルからも追加出資を募り、米国や東南アジアでの物流拠点の整備や、マーケティングの強化費用に充てる。また、和食を東南アジアに売り込むため物流網も整える。川崎汽船と日本ロジテムと組み、ベトナム・ホーチミン郊外で官民合計で15億円出資する。冷凍・冷蔵できる大型の倉庫を2016年までに建設する。

マレーシアのクアラルンプールでは三越伊勢丹ホールディングスが展開する百貨店を全面改装。テナントを入れ替え、ほぼ日本の商品を扱う店にする。中国・寧波市ではエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと組み、日系で最大級の百貨店を建設する。

ハノイ工業大と提携しベトナムに人材養成校 南富士

ハノイ工業大と提携しベトナムに人材養成校  南富士

南富士(静岡県三島市)は、ベトナムのハノイ工業大学と提携して7月に、建築現場や工場などで働く人材の養成校「マイスタースクール」をハノイに開校した。また年内にも、中国やインドネシアでも実績がある経営幹部候補の養成機関「グローカル・マネジメント・カレッジ(GMC)」をベトナムで開く予定。人手不足の日本企業やアジアに進出した日系企業に有能な人材を供給する。GMCは中国やインドネシアでも開設しており、ベトナムは3か国目。

マイスタースクールには、ハノイ工業大の新卒者のうち希望者に知能指数検査を実施。面接を経て12人が受講した。南富士の本社から社員を派遣し、まず「建築・屋根工事コース」で、10月まで日本語と工事などの専門知識を教える。受講後、南富士は日本で社員として雇用する。

10月から電気・電子、自動車、機械の3コース(定員は各10人)を設ける。受講後は日本企業に就職先を紹介する。卒業生は就労ビザを得る予定で、長期雇用が可能という。 南富士の2014年3月期の売上高は55億円で、主幹事業は屋根や外壁工事。日本経済新聞などが報じた。

経産省が職員2人派遣 インド政府の投資誘致窓口に

経産省が職員2人派遣 インド政府の投資誘致窓口に

インド政府は、日本からの投資誘致や日系企業の支援に特化したモディ首相直属の特別組織を10月初旬につくる。日印両政府が参加し、日本は経済産業省から2人を派遣する。日本の省庁職員が他国の首相直属の組織に加わるのは異例。日本とインドの経済連携が一段と緊密になりそうだ。日本経済新聞が報じた。

首相府傘下に新設する「日本特命チーム」は日本側が経産省から2人、インド側は商工省や外部専門家など計3~4人で構成する。メンバーはいずれも専任とする。9月初めに行われた日印首脳会談で、日本政府はインドに対して今後5年間で官民合わせて約3兆5000億円の投融資を行うと表明している。

大阪市 ミャンマー・ヤンゴン市と技術協力促進で覚書

大阪市 ミャンマー・ヤンゴン市と技術協力促進で覚書

大阪市は9月25日、ミャンマーの最大都市ヤンゴン市と技術協力を促進する覚書(MOU)を交わす。上下水道、廃棄物処理、都市計画、都市開発などの分野で協力する。大阪市の田中清剛副市長がヤンゴン市を訪問し署名式を行う。大阪市は2013年9月以降、ヤンゴン市職員を対象に、下水道に関する研修を大阪市内で行う技術交流を行ってきた。大阪市はベトナム・ホーチミン市とも水道や環境などの分野で技術協力の覚書を交わしている。

「ジャカルタ日本祭り」スナヤン特設会場で閉幕イベント

「ジャカルタ日本祭り」スナヤン特設会場で閉幕イベント

インドネシア・中央ジャカルタ・スナヤン東駐車場特設会場で9月21日、強い日差しの中、最終日となった「ジャカルタ日本祭り(JJM)」のクロージングイベントが行われた。特設のステージでは日本の祭りが披露され、熱気に満ちた会場内ではたこ焼きや、かき氷のブースに多くの列ができた。そんな中、日本人、インドネシア人を含めた来場者で密集する間を神輿(みこし)が練り歩き、周囲の環境こそ大きく異なるが、日本の祭りの原風景そのものが特設会場を覆い尽くし、”セイヤ”の威勢のいい掛け声が、会場全体に響き渡った。地元メディアが報じた。

マレーシアで約3万人が盆踊り・交流の”輪”

マレーシアで約3万人が盆踊り・交流の”輪”

日本との交流促進を目的に、マレーシアで続いている恒例の盆踊り大会が9月20日夜、首都クアラルンプール近郊の競技場で開かれ、およそ3万人の市民が日本の伝統の踊りを楽しんだ。この催しは地元の日本人会などの主催で1976年から毎年開かれている。38回目となった今回は、あいにくの雨模様にもかかわらず、マレーシア人およそ3万人と現地にクラス日本人およそ2000人が参加した。NHK NEWS WEBが報じた。

会場の中央には紅白の櫓(やぐら)が設けられ、日本人学校の男子中学生が和太鼓の演奏を披露した。そして、浴衣姿の女子生徒たちが示す手本に合わせて、全員で「東京音頭」「花笠音頭」などを踊った。マレーシアの人たちは最初は見よう見まねだったが、踊り方を教えてもらいながら振り付けを覚え、やがて会場は一体となって踊りの”輪”が、そして交流の”輪”が広がっていった。

水質改善へ滋賀県「琵琶湖モデル」ベトナムの海洋汚染

水質改善へ滋賀県「琵琶湖モデル」ベトナムの海洋汚染

生活排水などによる海洋汚染が深刻化しているベトナム北部の世界遺産「ハロン湾」で、滋賀県が県内企業と協力して10月から水質改善に向けた支援を始める。琵琶湖の水質浄化を官民一体で進めてきたノウハウ「琵琶湖モデル」を生かし、将来的には環境保全に取り組む県内企業の振興にもつなげたい考えだ。支援は近江八幡市の総合環境保全会社「日吉」が県に働きかけたのがきっかけで、国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」の一環。

ハロン湾では近年、民家や宿泊施設から生活排水が十分に処理されないまま海に流され、赤潮が発生するなど水質が悪化。汚染が続けば、世界遺産の登録が取り消しになる可能性もあるという。