一部の高収入世帯の児童手当を廃止する改正児童手当関連法が5月21日、参院本会議で自民、公明両党が賛成し可決、成立した。手当廃止で得た財源を待機児童解消に充てる。廃止対象の子どもは61万人で、2020年10月支給分から適用する。
政府は待機児童解消のため24年度末までに14万人分の保育施設を新たに確保する計画を掲げている。新たな待機児童対策には計1,440億円が必要。高収入世帯の児童手当の廃止などで440億円を捻出し、1,000億円は企業が負担する。
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20年の在留資格取り消し1,210人で過去最多 ベトナム58.8%
出入国在留管理庁のまとめによると、2020年1年間に在留資格を取り消された外国人は1,210人に上り、2019年よりさらに217人(21.9%)増加し、過去最多だった。
取り消された資格は「技能実習」が561人(全体の46.4%)で前年より225人、「留学」が524人(同43.3%)で前年より97人それぞれ増えた。「技能実習」「留学」の2つで89.7%を占めた。国籍・地域別ではベトナムが最多の711人(全体の58.8%)、次いで中国が162人(同13.4%)だった。ベトナム・中国は2020年末時点の在留外国人数の上位2カ国で、ベトナム人は「技能実習」の55.2%、中国人は「留学」の44.6%を占め、それぞれの在留資格で最も多かった。
児童福祉司 全国のおよそ8割の自治体で1,200人余不足
児童相談所(児相)で虐待などの対応にあたる児童福祉司の人数が、4月時点で全国のおよそ8割の自治体で国が定めた新たな基準に達していないことが、NHKの調べで分かった。国は児相の児童福祉司について、来年度までに人口3万人につき1人以上配置する新たな基準を設けて各自治体に増員するよう求めている。
今回、児相設置の全国74の自治体に尋ねたところ、全体の8割近い58の自治体が不足していると回答。その数は全国で1,200人余りに上ることが分かった。都道府県別にみると、不足人数の多いのが大阪府と東京都で突出していた。大阪府で208人、東京都で167人だったのをはじめ、神奈川県、川崎市、埼玉県、千葉県、名古屋市、大阪市、奈良県、兵庫県の10の自治体で30人以上不足していると回答した。
社会的「孤立」は18歳以上の12% 単身高齢男性で目立つ
介護保険料 全国平均で初の月6,000円超え 制度20年で2倍超
妊娠・出産で外国人技能実習困難例 3年余で637件 厚労省調べ
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2月生活保護申請8.1%増 増加は6カ月連続 雇用情勢反映
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コロナ患者の自宅療養4倍 福祉施設3.7倍 訪問診療に重い負担
変異株への置き換わりによる全国的な感染急拡大が続く新型コロナウイルス患者。ところが、コロナ病床に空きがないことから4月以降、福祉施設、宿泊施設、自宅などで療養している人が急増している。すでに入院できないまま、自宅や高齢者福祉施設で死亡するケースも相次いでおり、訪問診療の重要度が増している。
厚生労働省の集計では、5月5日時点の全国の療養者数は自宅2万8,823人、宿泊施設1万170人、福祉施設342人。4月7日時点に比べ自宅は4倍、宿泊施設は1.8倍、福祉施設は3.7倍にそれぞれ増えている。
こうした状況を受け、患者の自宅や高齢者施設を回る訪問診療の現場に重い負担がのし掛かっている。感染力の強い変異株の流行も加わって、容体が急変し、重症化するケースも少なくない。しかし、自宅や施設などで対応するには限界がある。それだけに、入院先が見つからなければ即、死が隣り合わせにある。訪問医のスキルと高い救命意識だけではどうしようもない。それがコロナの怖さだ。