「経済」カテゴリーアーカイブ

大阪城天守閣 入館者数1億人達成 86年間で

大阪城天守閣 入館者数1億人達成 86年間で

大阪城天守閣(大阪市中央区)の入館者数が9月18日、1931年の開館以来86年間で1億人に達し、記念セレモニーが開かれた。
1億人目は大阪市の会社員、三宅拓也さん(29)。島根県出身の妻、恵利華さん(27)と一緒に訪れた。記念品として、伝統工芸品の大阪欄間の技術でつくられた「大阪城透かし彫刻額」などが贈られた。
天守閣は近年、外国人観光客にも人気で、2016年度の入館者数は約256万人と2年連続で過去最高を更新している。

シャープ8Kテレビ17年度末までに国内1000台目標

シャープ8Kテレビ17年度末までに国内1000台目標

シャープは12月に発売する世界初の8K液晶テレビで、2017年度末までに1000台の販売を目指す。10月2日から予約を受け付ける。
8Kテレビは解像度が現在の4Kの4倍と高い。12月に発売する70インチテレビの国内価格は税抜き100万円前後。2018年末までには60~80インチの機種を揃える予定。2018年末に始まる8K放送を見るためにテレビと別に必要な専用チューナーも開発予定で、20万円を切ることを目標にしている。
8Kテレビの展開では国内外の有力各社は、液晶ではなく、有機ELパネルを採用したテレビを強化しているが、シャープは液晶で先行するのが狙いだ。

近畿2府4県の100歳以上の高齢者1万人超え

近畿2府4県の100歳以上の高齢者1万人超え

厚生労働省のまとめによると、9月1日時点の近畿2府4県の100歳以上の高齢者は、昨年より67人増え1万140人となった。男女別内訳は女性が9053人、男性が1087人で、女性が全体の89%を占めている。
府県別では大阪府が3559人と最も多く、以下、兵庫県2803人、京都府1642人、奈良県749人、和歌山県695人、滋賀県692人だった。
人口10万人当たりの100歳以上の人数を府県別にみると、和歌山県72.85人、京都府63.03人、奈良県55.24人、兵庫県50.78人、滋賀県48.97人、大阪府40.29人となった。
厚生労働省が住民基本台帳を基に毎年、敬老の日を前に発表しているもの。

大阪万博誘致活動強化へコシノさんらを特使に任命

大阪万博誘致活動強化へコシノさんらを特使に任命

2025年に開催される国際博覧会(万博)の大阪誘致に向け、政府はファッションデザイナーのコシノジュンコさん、茶道裏千家の前の家元で、茶の湯を世界に広める活動をしている千玄室さんを「誘致特使」として任命した。9月15日、外務省で任命式を行い、河野太郎外務大臣が「誘致特使」の委嘱状を手渡した。
国際的に知名度のある2人を特使に起用することで、2018年11月の投票に向けて世界各国で働きかけを進める方針で、政府は今後、特使を増やして誘致活動を強化する。

USJ「ユニバーサル・クールジャパン2018」開催決定

USJ「ユニバーサル・クールジャパン2018」開催決定

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2015年から開催し好評を得ている「ユニバーサル・クールジャパン」を2018年1月19日から期間限定で開催することを決めた。
4年目を迎える今回は過去3回を上回るパーク史上最多の世界展開国数を誇る選りすぐりのブランドを一堂に集結させるとしている。日本が世界に誇る”クール”なエンターテイメントブランドの世界観を、圧倒的なスケールとクオリティで展開、リアルに体感できるイベントとする。「名探偵コナン」「モンスターハンター」ほか、新ブランドとして「美少女戦士セーラームーン」「ファイナルファンタジー」などが新たに仲間に加わる。

近畿の8月企業倒産187件で8%増 4カ月連続増加

近畿の8月企業倒産187件で8%増 4カ月連続増加

帝国データバンクによると、近畿2府4県の8月の企業倒産件数は187件で前年同月比8.1%増加した。倒産件数の増加は4カ月連続。
業種別では「サービス」が67%余り増え、中でも飲食店が2倍に上った。一方、負債総額は190億9400万円で、負債額30億円以上の大型倒産がなかったことから、前年同月比30億円余り、16.1%減少した。

関空に韓国のLCCエアソウルが新たに就航

関空に韓国のLCCエアソウルが新たに就航

韓国に本社を置くLCC(格安航空会社)のエアソウルが新たに、関西空港と韓国を結ぶ路線に就航し、9月12日から運航を始めた。関西空港と仁川(インチョン)空港の間を1日2往復する。
関西空港では9月12日現在、LCCがアジアを中心に20都市に1週間当たりおよそ370便運航しており、このうち韓国便のLCCは220便余りと半数以上を占めている。

関経連会長 万博建設費1250億円が膨らむ可能性

関経連会長 万博建設費1250億円が膨らむ可能性

関西経済連合会(関経連)の松本会長は9月11日、2025年に開催される万博の大阪への誘致に関連して、およそ1250億円と想定されている会場建設費について、人件費の高騰などを背景にさらに膨らむ可能性があるとの認識を示した。その根拠として、賃金が上がり、資材価格も上がっている。1250億円が本当に余裕のある予算なのか、これからチェックしていく-などと述べた。
政府は2025年に開催される万博の大阪への誘致を巡って、会場建設費がおよそ1250億円を想定し、国・地方自治体・経済界がそれぞれ3分の1ずつ負担することになっている。

リニア全線開業の前倒し目指し大阪で決起大会

リニア全線開業の前倒し目指し大阪で決起大会

大阪と東京を1時間7分で結ぶ「リニア中央新幹線」の、2045年の全線開業の前倒しを目指す決起大会が9月11日大阪市内で開かれた。
同大会には名古屋から西の沿線の三重県、奈良県、大阪府の知事や経済団体の代表らおよそ500人が出席。大阪府の松井知事は「リニア中央新幹線は日本の成長のエンジンとなる大変重要な基盤だ。きょうの大会を機に、全線開業に向けて一層連携していきたい」とあいさつした。
JR東海が建設を進めているリニア中央新幹線は、東京-名古屋間が2027年に開業し、2045年に予定されていた大阪までの全線開業は、国が資金面で支援して、最大で8年間前倒しする方針を決めている。

八尾盆踊りでギネス世界記録認定 2872人が踊りきる

八尾盆踊りでギネス世界記録認定 2872人が踊りきる

大阪府八尾市で9月9日、2872人が同時に参加した盆踊りで、一度に踊る人数でギネス世界記録に認定された。
ギネス記録に認定されるためには、浴衣や下駄を着用し、全員が同じ振り付けで5分間踊るのが条件で、参加者(今回は2891人)の5%が振り付けを間違えると失格となる。審査の結果、振り付けを間違えたのはわずか19人で、2872人が無事踊りきった。
今回は八尾市で毎年行われている「八尾河内音頭まつり」が、今年で40回を迎えるのを記念して、ギネス世界記録に挑戦した。これまでの記録は今年7月に宮崎県延岡市で行われた2748人だった。