「歴史くらぶ」カテゴリーアーカイブ

9/6高野山で徳川・真田現当主が対談 大坂夏の陣400年

9/6高野山で徳川・真田現当主が対談 大坂夏の陣400年

1615年の「大坂夏の陣」から400年を迎える今年、激戦を繰り広げた徳川家と真田家の現当主の対談を含むバスツアーが、開創1200年を迎えた高野山で実施される。
ツアーは9月6日に大阪市内からバスで出発。高野山霊宝館の山陰加春夫副館長の歴史トーク、徳川・真田両家現当主対談、高野山奥の院散策などがある。出発は午前8時、解散は午後8時、定員800人。料金は1万1500円。JTB西日本が主催し、高野山金剛峰寺の協力で実現した。

長崎の海底で旧日本海軍の先進の潜水艦発見

長崎の海底で旧日本海軍の先進の潜水艦発見

海上保安庁は8月7日、長崎県・五島列島の東南東約35㌔の海底で旧日本海軍の潜水艦とみられる24隻の船影を発見したと発表した。この海域では、終戦後の1946年4月、当時世界最大の潜水艦だった「伊402」(全長約120㍍、水中排気量約6600cc)など24隻が処分のため米軍に撃沈されたとの記録があり、船影の大きさや形状と合致するという。
爆撃機を3機格納できる、当時世界最大級の潜水艦(「伊402」)の開発は、連合艦隊の司令長官、山本五十六の発案とされ、米国本土への攻撃に使用する計画があったという。だが、不運にも出撃することなく終戦を迎え、戦後処分された。

長崎・対馬市で3年ぶり「朝鮮通信使行列」

長崎・対馬市で3年ぶり「朝鮮通信使行列」

江戸時代に朝鮮王朝が来日した外交使節団を再現する日韓交流イベント「朝鮮通信使行列」が8月2日、長崎県対馬市で3年ぶりに開催された。
韓国からの参加者約40人を含む計約300人が、通信使や武士の衣装を身に着け練り歩き、伝統舞踊なども披露した。
2012年、市内の寺社から盗まれた仏像を韓国側が返還しなかった問題などを受けて、この間イベントは中止されていた。

室生寺で仏像2体発見 四天王の一部は平安期作か

室生寺で仏像2体発見 四天王の一部は平安期作か

室生寺(奈良県宇陀市)で、7月31日までに木彫りの仏像2体が見つかった。四天王像のうちの持国天と増長天で、寺は奈良国立博物館に依頼して詳しく調査する。同館では「様式などから平安時代の作とみられる」としている。
2体は境内の仁王門の2階内部で見つかった。いずれも台座を含め高さ約160㌢、左右の両手先部分が欠けていた。室生寺は明治初期の廃仏毀釈で、多くの仏像が散逸した。
四天王は仏法の守護神とされ、他に広目天、多聞天を合わせて通常は4体(四天王)からなる。

終戦時の玉音放送の原盤を初公開 声高く明瞭

終戦時の玉音放送の原盤を初公開  声高く明瞭
8月15日、太平洋戦争の終結から70周年をを迎えるのを前に、宮内庁は8月1日付で1945年に昭和天皇がラジオで終戦の詔書を読み上げた玉音放送について、原盤レコードの音声を初めて公開した。報道機関には原盤の撮影も認めた。
これまでテレビ番組などで放送された音声は、いずれも複製。これに比べ原盤はテンポが速く、録音時間が10秒ほど短い4分30秒だった。声が高く明瞭な他、抑揚なども昭和天皇の肉声に近いことが、宮内庁が今回に合わせて行った調査で判明した。

青森・八戸沖海底で太古の生態系 微生物群を確認

青森・八戸沖海底で太古の生態系 微生物群を確認

海洋研究開発機構の研究チームはこのほど、米科学誌サイエンス電子版に、青森県・八戸沖の海底で、石炭層を含む2000万年以上前の深い地層に、森林土壌にいるのと似た微生物群が生息しているのを確認したと発表した。
これは同チームが地球深部探査船「ちきゅう」で掘削調査した結果、分かったもの。かつて森や湿原だった陸地が、日本列島の形成過程で海底に沈みこんだ後も、太古の生態系の一部を保っている「海底下の森」の存在を示すものだという。

10/24から「第67回正倉院展」宝物12件が初出品

10/24から「第67回正倉院展」宝物12件が初出品

奈良国立博物館(奈良市)は7月29日、「第67回正倉院展」を10月24~11月9日の17日間の日程で開催すると発表した。正倉院宝物63件を展示。うち12件は初出品となる。展示されるのは、聖武天皇の遺愛品を記した目録「国家珍宝帳」の筆頭に掲げられる「七条褐色紬袈裟(しちじょうかっしょくのつむぎのけさ)」など。石製の横笛や尺八、背面の花の文様が美しい「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」などの楽器も含まれる。

「宗像・沖ノ島」17年世界遺産推薦へ 文化審議会

「宗像・沖ノ島」17年世界遺産推薦へ 文化審議会

文化審議会は7月28日、2017年の世界文化遺産登録を目指す候補として、福岡県の古代遺跡「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を選んだ。2016年2月1日までに政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦書を提出し、17年夏のユネスコ世界遺産委員会で審査を受ける。
沖ノ島(宗像大社沖津宮)は、九州と朝鮮半島の中間にあり、4~9世紀に大陸との交流の成就を祈る国家的祭祀(さいし)が行われた。朝鮮半島製の金製指輪や中東のペルシャからもたらされたカットグラスの破片など約8万店の出土品が国宝に指定され、「海の正倉院」とも呼ばれる。
地元自治体では、いまも女人禁制などが禁忌(タブ-)が守られており、島を信仰の対象とする伝統が継承されている世界でもまれな例–としている。

島根県・円福寺の観音菩薩は中国地方最古の仏像

島根県・円福寺の観音菩薩は中国地方最古の仏像

島根県芸術文化センターは7月24日、同県大田市の円福寺の木造観音菩薩立像(高さ42㌢)は奈良時代(8世紀)の制作で、中国地方最古の仏像と分かったと発表した。
仏像は円福寺の秘仏だが、由来は不明という。頭と体は針葉樹のカヤが使われ、高く結われた髪形や仏像の大きさ、表情などが、唐招提寺(奈良市)の奈良時代の仏像と似ていることから制作年代を判断した。

祇園祭・後祭は晴天の下、華やかに 辻回しに歓声

祇園祭・後祭は晴天の下、華やかに 辻回しに歓声

京都・祇園祭の後祭(あとまつり)のハイライト、山鉾巡行が7月24日、京都市内であった。17日の前祭(さきまつり)の山鉾巡行が、台風襲来で挙行が危ぶまれるほどの風雨交じりの中で行われただけに、関係者、見物客らの間では当日の空模様にも関心が集まっていた。
久々に晴れ上がった真夏の、うだるような暑さが戻った都大路を、華やかな懸装品(けんそうひん)で飾られた10基の山鉾が、ゆったりと進んだ。交差点では十数㌧の鉾の向きを90度変える豪快な「辻(つじ)回し」が披露されると、その勇壮な姿に、沿道に集まった見物客からは歓声が上がっていた。後祭の山鉾巡行は昨年、49年ぶりに復活した。