「和食材のニュース」カテゴリーアーカイブ

近大の養殖サクラマス 富山大付属病院で活用

 

 

近大の養殖サクラマス  富山大付属病院で活用

近畿大学と富山大学付属病院(富山市)は、近大の水産研究所富山実験場(富山県射水市)で養殖した魚(サクラマス、マアナゴなど)を、同病院の食材に活用することで合意した。近大が養殖魚を他の大学に直接出荷するのは初めて。

近大が養殖サクラマスを供給する。同病院は1日の食事に必要な400~500人分を漁場の状況に左右されず確保できる。10月下旬からマアナゴも供給する。

10/1「日本酒の日」バッジ購入し、日本酒飲み歩き

10/1「日本酒の日」バッジ購入し、日本酒飲み歩き

「日本酒の日」の10月1日、事前に購入した「さかずきんバッジ」を身につけて、大阪市内を飲み歩くイベント「日本酒ゴーアラウンド2014」が開かれる。参加38店で日本酒一杯が無料サービスのうえ、それぞれ特色を凝らした突き出しを特別料金で楽しめる。全国の酒蔵から蔵元らも参加して、自慢の酒を提供する。バッジは各店で9月30日まで発売している。

ニチレイ 香港に現法 和食店に水産・畜産品販売

 

ニチレイ 香港に現法  和食店に水産・畜産品販売

ニチレイは香港に水産品や畜産品の販売会社「ニチレイフレッシュホンコン」を設立した。子会社のニチレイフィレッシュが100%出資し、10月1日から営業を始める。日本産のホタテや、世界から調達した鶏肉などの畜産品を販売する。日本式食品管理による安心感や品質をアピールして、現地の和食店を中心に拡販する。2015年度に7億円の売り上げを目指す。

日照不足や気温低下で葉物野菜など平年より高く

 

 

日照不足や気温低下で葉物野菜など平年より高く

農林水産省は9月17日、9月後半の野菜価格の見通しを発表した。8月下旬以降の天候不順が影響し、一部の野菜の出荷が減って価格が平年(過去5年の平均)を上回る可能性があるとしている。高くなると見込まれるのはキャベツなど一部の葉物野菜やキュウリ、ナスなどの果菜類だ。8月中旬以降の日照不足や気温低下のため生育が遅れている。気象庁によると、9月末までこうした天候が続く見込みだ。

東京都中央卸売市場では現在、平年に比べキャベツが7割、レタスが5割、ナスが3割高。またネギは2割、ホウレンソウは1割それぞれ安い。

千葉県がタイ、マレーシアに県内産青果物を輸出

千葉県がタイ、マレーシアに県内産青果物を輸出

千葉県は、JAかとりが生産したサツマイモ「べニアズマ」100㌔㌘を9月中にタイの現地輸入業者に輸出する。また、マレーシアにJAいちかわ、鎌ヶ谷市梨業組合が生産した梨「豊水」1500㌔㌘輸出した。現地小売店での販促活動も展開する。

養殖ウナギ稚魚2割減で合意 日中韓台 11月から規制

 

 

養殖ウナギ稚魚2割減で合意 日中韓台 11月から規制

二ホンウナギの資源管理策を協議していた日本、中国、韓国、台湾は9月17日、養殖に使う稚魚(シラスウナギ)の量を2割減らすことで合意した。二ホンウナギの資源管理で国際的な枠組みをつくるのは初めて。今年11から適用される。この結果、11月以降の漁期で養殖のために1年間に池に入れることができる稚魚の上限は、日本が21.6㌧、中国が36㌧、韓国11.1㌧、台湾10㌧となる。養殖を制限することで、稚魚の乱獲を防ぐのが狙い。

サラダクラブ 4~5年メドに野菜の栽培面積倍増

 

 

 

 

サラダクラブ 4~5年メドに野菜の栽培面積倍増

サラダクラブ(東京都調布市)は、カット野菜に使うキャベツやレタスの契約産地で、4~5年メドに栽培面積の倍増を目指す。現在の栽培面積はキャベツが約400㌶、レタスが約200㌶で、それぞれ2倍に増やす計画だ。カット野菜は年間を通じて価格が安定しているのが売り物で、近年、天候で野菜が乱高下することが多いだけに、消費者に注目され、高成長が続いている。

サラダクラブはキューピー51%、三菱商事49%出資して、1999年2月に設立。売上高は2000年度の3億円強から、10年度は117億円、12年度は171億円と急拡大。13年度は206億円で、成長が続いている。

タニタ食堂 中国・瀋陽の大手IT企業本社に1号店開店

 

 

 

 

タニタ食堂  中国・瀋陽の大手IT企業本社に1号店開店

健康計測機器メーカーのタニタ(東京都板橋区)は9月17日、健康的な料理を提供する「タニタ食堂」中国で展開すると発表した。中国・瀋陽の大手IT企業の本社に22日、1号店を開店する。日本とほぼ同じレシピで1食500㌔㌍前後で野菜中心のバランスの取れた定食を18元(約314円)で提供する。

経済発展に伴い中国では肥満の人が増えているため、健康関連のニーズを掘り起こす。「タニタ食堂」は国内では東京。丸の内や病院内などに7店舗あるが、海外店舗は初めて。

二ホンウナギ養殖稚魚量規制 日中台韓が大筋合意

 

 

二ホンウナギ養殖稚魚量規制 日中台韓が大筋合意

日本、中国、台湾、韓国は9月16日、絶滅が危惧されている二ホンウナギの資源管理策を検討する会合を東京都内で開いた。初日の協議では養殖に使う稚魚(シラスウナギ)の乱獲を防ぐため、養殖業者が仕入れるシラスウナギの数量に上限を設ける方向で大筋合意したもようだ。シラスウナギの数量を近年の実績より3割程度減らす案を中心に協議。ただ削減幅を巡って意見が分かれ、調整が続いているとみられる。17日の最終合意を目指す。

津波乗り越え富田林で実った”復興米”児童らが収穫

 

 

 

 

 

津波乗り越え富田林で実った”復興米”児童らが収穫

東日本大震災の被災地、岩手県大槌町で津波に負けずに生き残った稲穂から育てた「奇跡の復興米」。このもみを譲り受けて育てた稲を9月14日富田林市立喜志小学校の5年生約40人らが収穫した。一部は11月下旬の地元農業祭で振る舞われるほか、大手航空会社の機内食に採用される予定という。

震災直後、富田林市の父兄らが義援金を贈るなど大槌町を支援した縁で、岩手県のNPO「遠野まごころネット」から贈られた種もみ(1㌔)。これを5月に田植え、そしてこの日、150㌔のもみを収穫した。