近大の養殖サクラマス 富山大付属病院で活用
近畿大学と富山大学付属病院(富山市)は、近大の水産研究所富山実験場(富山県射水市)で養殖した魚(サクラマス、マアナゴなど)を、同病院の食材に活用することで合意した。近大が養殖魚を他の大学に直接出荷するのは初めて。
近大が養殖サクラマスを供給する。同病院は1日の食事に必要な400~500人分を漁場の状況に左右されず確保できる。10月下旬からマアナゴも供給する。
サラダクラブ 4~5年メドに野菜の栽培面積倍増
サラダクラブ(東京都調布市)は、カット野菜に使うキャベツやレタスの契約産地で、4~5年メドに栽培面積の倍増を目指す。現在の栽培面積はキャベツが約400㌶、レタスが約200㌶で、それぞれ2倍に増やす計画だ。カット野菜は年間を通じて価格が安定しているのが売り物で、近年、天候で野菜が乱高下することが多いだけに、消費者に注目され、高成長が続いている。
サラダクラブはキューピー51%、三菱商事49%出資して、1999年2月に設立。売上高は2000年度の3億円強から、10年度は117億円、12年度は171億円と急拡大。13年度は206億円で、成長が続いている。