あおり運転摘発 20年半年で58件 前の車との距離詰める違反13件

警察庁のまとめによると、他の車の走行を妨げるあおり運転について、全国の警察が道路交通法に新たに設けられた「妨害運転罪」に違反したとして摘発した件数が2020年6月末~12月の半年間で58件に上ったことが判明した。逮捕が9件、書類送検が49件で、全体の内訳は前の車との距離を詰める違反が13件で最も多く、不必要な急ブレーキ11件、蛇行や幅寄せの安全運転義務違反10件、急な進路変更や割り込み9件などと続いた。