日米首脳会談 5Gの推進、重要物資の供給網構築で協力拡大

日本の菅首相と米国のバイデン大統領との日米首脳会談が4月16日、ホワイトハウスで行われた。両首脳はインド太平洋地域、世界の平和、安定と繁栄の礎として、日米同盟の重要性を改めて確認。①安全性の高い第5世代移動通信「5G」の推進②半導体など重要物資の供給網(サプライチェーン)構築に関する協力拡大③デジタル分野などで研究開発の推進に日米が協力して取り組む-などで合意した。
このほか、台湾海峡情勢について「平和と安定の重要性」を確認。東・南シナ海での中国の力による現状変更の試みと威圧に反対することでも一致した。日米安全保障条約第5条の尖閣諸島への適用も改めて確認した。