農水省「子ども食堂」運営者への備蓄米提供360kgと4倍に

農林水産省は6月11日、子どもたちに無料や低額で食事を振る舞う「子ども食堂」や、「子ども宅食」に無償提供する政府備蓄米の年間上限を、現状の4倍に引き上げると発表した。
農水省は、子ども食堂の運営者に最大90kg、経済的に困窮している子育て世帯に食品を届ける「子ども宅食」の運営者に最大300kgを配っている。今後は使い切れば追加申請ができるようにし、提供枠を子ども食堂360kg、子ども宅食1,200kgに増やす。
これまでは実施団体から年1回の申請受付だった。また、複数の地域で活動する団体が支部ごとに申請することも認める。