漱石の松山の下宿先「愚陀仏庵」の復元を断念 2013年3月29日歴史くらぶcare 漱石の松山の下宿先「愚陀仏庵」の復元を断念 愛媛県と松山市の連絡会議は、夏目漱石が教師として松山に赴任していた際の下宿先「愚陀仏庵」の復元を事実上断念することを表明した。2010年に豪雨で全壊、同連絡会議がその復元を協議していたが、安全性が確保できないと判断。道後温泉など他の候補地も、土地取得費や維持管理費の問題で難しいと結論付けた。愚陀仏庵は、漱石が1895年(明治28年)6月から下宿し、現在の松山市二番町にあった木造2階建ての民家。漱石の俳号「愚陀仏」から命名した。