国宝の発見時の模写図見つかる 東大寺

国宝の大刀3本の発見時の模写図見つかる 東大寺
 東大寺(奈良市)は4月9日、同寺図書館で、明治時代に大仏足元から発見した鎮壇具20件(国宝15件)の一部で、豪華な装飾大刀として名高い金鈿荘大刀(きんでんそうのたち)など国宝となっている大刀3本の発見時の姿を描いた模写図が見つかったと発表した。模写図は金鈿荘大刀2本と、光明皇后からの献納品目録「国家珍宝帳」に記された宝剣「陽宝剣」と判明した「金銀荘大刀」。それぞれ裏表両面が色つきで描かれている。