古都の年の瀬「吉例顔見世興行」のまねき上げ

古都の年の瀬「吉例顔見世興行」のまねき上げ

古都・京都の年の瀬恒例の南座(京都市東山区)公演「吉例顔見世興行」を前に、出演する歌舞伎役者の名を書き入れた看板を劇場正面に掲げる「まねき上げ」が11月25日行われた。看板は53枚で、長さ180㌢、幅30㌢のヒノキ板。「勘亭流」という丸みを帯びた太文字で板いっぱいに書かれた、真新しい板が今年も年の瀬を迎えたことを告げてくれる。