月別アーカイブ: 2015年2月

タイで日本式の運動会を紹介 240人の子供たちが体験

タイで日本式の運動会を紹介 240人の子供たちが体験

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツを通じた国際交流を進めようと、日本式の運動会を紹介するイベントがタイの学校で行われ、地元の子供たちが、日本ではお馴染みの競技に初めて挑戦した。タイ東北部のウドンタニの学校で2月24日、幼稚園児から中学生まで240人余りの子供たちが集まり、赤や青など4つのチームに分かれて、日本式の運動会に参加した。玉入れ、大玉転がしなど、タイの子供たちにとって初めての競技にちょっと戸惑っていたが、運動会後、参加した子供たちの感想は「楽しかった。毎年やりたい」と好印象だった。NHK News web が報じた。

お好み焼き「ぼてぢゅう」の東京フード フィリピン進出

お好み焼き「ぼてぢゅう」の東京フード フィリピン進出

お好み焼き「ぼてぢゅう」を展開する東京フード(東京都渋谷区)はフィリピンに進出する。このほどフィリピンのエンタテインメント企業とフランチャイズチェーン(FC)契約を結んだ。2015年度内にマニラ市の商業施設に旗艦店を開き、5年で30店の展開を目指す。ベトナムなどへの進出も計画しており、東南アジア市場を広く開拓する。

西鉄 JA全農と新規就農者育成へ新会社設立へ

西鉄 JA全農と新規就農者育成へ新会社設立へ

西日本鉄道は全国農業協同組合連合会(JA全農)と、新規就農者を育成する共同出資会社を設立する。まずは6月に3人の研修生を受け入れ、イチゴ「あまおう」を栽培する。生産技術を身につけてもらうほか、西鉄グループのスーパーなどでも研修する。新規就農者を増やし、沿線の活性化を狙う。新会社「NJアグリサポート」(福岡県大木町)を3月13日付で設立する。資本金は1億円で西鉄が51%、JA全農が49%を出資する。研修は1年間で1農場当たり3人を募集する。農地を借りるなどして6年目をめどに5農場まで増やす。

福岡のCTC-LANKA 手軽な備蓄コメ缶を海外販売

福岡のCTC-LANKA  手軽な備蓄コメ缶を海外販売

備蓄用コメ缶を製造するCTC-LANKA(シーティーシーランカ、福岡県久留米市)は、海外販売を始める。3月中にも中東諸国に輸出し、東南アジア諸国へも販売拡大を目指す。熱湯を注ぐだけで食べられる手軽さが好評で、海外でも受け入れられると判断した。海外展開に備え、約1500万円を投じ、生産能力を3倍に増強した。

同社は福岡県八女市の自社工場で白米の缶詰「レスキュー米」(容量100㌘)などを製造している。熱湯などを注ぐと炊きたての状態を復元できる。イスラムの戒律に沿ったハラル認証を受けたドライカレー味の「スパイスライス」も手掛けている。まずハラル認証製品をイスラム教徒の多いドバイ向けに出荷する。販売地域は他の中東諸国や東南アジアにも順次広げ、現地富裕層の需要を担う。販路は商業施設などに店を構え、こだわりの商品を扱うセレクトショップを想定している。

訪日外国人へ「大阪レストランウィーク」アピール

訪日外国人へ「大阪レストランウィーク」アピール

大阪市内のレストラン計87店舗が地場食材を使った大阪の味を提供する「食の都・大阪レストランウィーク2015」が始まった。これは急増している訪日外国人に向けて、さらに「食い倒れのまち・大阪」をアピールしようというもので、5回目の今年は初めて英語併記のパンフレットを作製し、顧客の取り込みを図る。

パンフレットには、参加している店名やメニュー、予約が必要かなどが英語で記されている。プロ料理人・パティシエ対象のコンテスト「食の都・大阪グランプリ」で優勝・入賞したもので、大阪産の食材を使った和・洋・中華、デザートなど計43種が、考案した料理人のいるそれぞれの店で味わえる。

レストランウィークは大阪商工会議所や大阪府・市で構成する「『食の都・大阪』推進会議」主催で、3月15日まで。

ミキハウスが従業員1人最大50万円臨時ボーナス

ミキハウスが従業員1人最大50万円臨時ボーナス

ベビー・子供服の「ミキハウス」を展開する三起商行(大阪府八尾市)の木村皓一社長は2月22日、全従業員に総額3億円超の臨時賞与を支給する方針を明らかにした。中華圏の旧正月「春節」旅行者はじめ訪日外国人向け商戦が好調なためで、パート従業員含めて1人当たり最大50万円程度を支給する。また、4月には月額1万円程度のベースアップを実施する予定で、新卒初任給も1万5000円引き上げるという。

近畿大と大阪府が都市インフラ整備で包括連携協定

近畿大と大阪府が都市インフラ整備で包括連携協定

近畿大学と大阪府は、都市整備政策に関する包括連携協定を結んだ。理工学部の社会環境工学科といった土木系学科が中心となり、道路や下水道などの都市インフラについて府の都市整備部と共同で、研究活動や研修を実施する。近畿大が持つ土木技術の研究ノウハウを活用して、大阪府は都市インフラの管理・保守に役立てる方針だ。連携は大阪府が打ち出している地域の特性を生かしたインフラの維持・管理に向けた取り組み「地域維持管理連携プラットフォーム」の一環。府は2014年11月、大阪市立大学大学院工学研究所と大阪府南部の泉北・泉南エリアのインフラに関して包括連携協定を結んでいる。

三菱商事が福島で果樹農業の6次産業化展開に着手

三菱商事が福島で果樹農業の6次産業化展開に着手

三菱商事は福島県郡山市で、福島県産果実の生産から加工・販売まで手掛ける6次産業化に乗り出す。同市逢瀬町に醸造所を建設し、地元農家で生産する桃やブドウ、ナシなどを使ったリキュールとワインを製造・販売する。ワイン用ブドウ農家の育成支援も展開する。早ければ5年後に年間生産社1万2000㍑、売上高7000万円以上を目指す。東日本大震災の被災地での産業復興や雇用創出を支援する三菱商事復興支援財団が、郡山市と地域産業の復興促進に向けた連携協定を結んだ。

ウエシマコーヒーフーズ 焙煎豆を3月から輸出

ウエシマコーヒーフーズ 焙煎豆を3月から輸出

業務用コーヒー販売のウエシマコーヒーフーズ(神戸市)は、3月から国内で焙煎(ばいせん)したコーヒー豆の輸出を始める。中国でフランチャイズチェーン(FC)展開する飲食店3店のほか、東南アジア・欧米の保養施設のカフェなどに供給する。国内市場の縮小を見据え、5年後に売上高全体に占める海外比率1割を目標とする。同社は「U・COFFEE」ブランドで喫茶店やホテルに販売する業務用商品が売上高の9割強を占めている。