月別アーカイブ: 2015年4月

高野山開創1200年記念大法会 総本山金剛峯寺など始まる

高野山開創1200年記念大法会 総本山金剛峯寺などで始まる

高野山(和歌山県高野町)開創1200年を記念した大法会(だいほうえ)が4月2日午前、高野山真言宗の総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)などで始まった。平安時代初期の僧、弘法大師空海が真言密教の道場として開いた標高約850㍍の高地で、5月21日までの50日間、様々な儀式や行事が予定されている。

高野山開創1200年記念大法会 総本山金剛峯寺などで始まる

高野山開創1200年記念大法会 総本山金剛峯寺などで始まる

高野山(和歌山県高野町)開創1200年を記念した大法会(だいほうえ)が4月2日午前、高野山真言宗の総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)などで始まった。平安時代初期の僧、弘法大師空海が真言密教の道場として開いた標高約850㍍の高地で、5月21日までの50日間、様々な儀式や行事が予定されている。

15年度は「医療拠点形成プロジェクト」推進 大商

15年度は「医療拠点形成プロジェクト」推進  大商

大阪商工会議所は3月30日、「メディカル・ポリス形成プロジェクト」などの戦略事業の一層の推進を目指す2015年度の事業計画を決めた。新規事業では機能性表示食品届け出支援制度の整備などを盛り込んだ。大商の成長戦略「千客万来都市OSAKAプラン」第2期の中間年度として成果を念頭に取り組む。

機能性表示食品届け出支援制度の整備では、大阪府や日本健康栄養・食品協会と連携し、企業による消費者庁への届け出を支援する仕組みや相談窓口を設置する。このほか、ASEAN共同体(AEC)発足に向け、ASEANボーダーレスビジネス展開を支援する。

特定産地を知財登録 6月から保護制度施行 農水省

特定産地を知財登録 6月から保護制度施行  農水省

農林水産省は、地域農産物のブランドを守る「地理的表示保護制度」を6月から施行する。「魚沼コシヒカリ」「鳥取砂丘らっきょう」などのように品質・製法が特定産地と結びついていると認めた場合に、地理的表示を知的財産として登録、統一マークも使用できるようにする。地域の名物である農産品をブランドで守ることで、品質向上と単価アップを図り、経済活性化につなげるのが狙い。海外で横行する偽物の抑止にも役立つとみている。年末にも認定1号ブランドが誕生する見通しだ。

バンドン会議に習近平主席ら30カ国首脳の参加を確認

バンドン会議に習近平主席ら30カ国首脳の参加を確認

インドネシア外務省高官は4月2日の会見で、4月22~23日に開くアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念会議に、現時点で「中国の習近平国家主席ら約30カ国の首脳の参加を確認した」と述べた。北朝鮮から金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が参加するという。中国のほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国や南アフリカ、パキスタン、イランなどが首脳を送り込む。インドネシアは109カ国・25国際機関に招待状を送った。日本経済新聞が報じた。

JR大阪駅北側「ルクアイーレ」開業 脱百貨店で再起

JR大阪駅北側「ルクアイーレ」開業  脱百貨店で再起

JR大阪駅北側のビルに入る商業施設「ルクア1100(イーレ)」(地上10階、地下2階、売り場面積3万3000平方㍍)が4月2日オープンし、隣接する「ルクア」と合わせて約32万人が来店しにぎわった。業績不振に陥った百貨店「JR大阪三越伊勢丹」を全面改装し、百貨店部分は面積を4割に縮小した。三越伊勢丹は既存の百貨店とは一線を画し、専門店との垣根をなくした”脱百貨店”戦略で再起を図る。

ソラマメの卸価格1割安 店頭売れ行きは3割増

ソラマメの卸価格1割安 店頭売れ行きは3割増

旬を控えたソラマメの出回りが増えてきた。東京・大田市場の現在の卸価格は主力の鹿児島産が4㌔当たり2500円前後と、前年の同時期に比べ1割安い。出回り始めた2月は出荷量が少なく、前年より高値で取引された。3月以降は気温上昇で出荷量が増えている。こうした状況を受け、小売価格も下がっている。東京都内のスーパーでは1パック(400㌘)280円と前年同時期に比べ1割安い。このため売れ行きはよく、前年同時期に比べ3割ほど増えているという。

関空の免税店エリア1.4倍に広がり全面オープン

関空の免税店エリア1.4倍に広がり全面オープン

関西国際空港の免税店エリアが3月31日、これまでの1.4倍の広さとなって全面開業した。急増している海外からの訪日観光客を取り込もうと1年前から75億円をかけて改装していた。2014年9月に一部開業し、今回31日に高級ブランドの「シャネル」などが開店して全面オープンした。

出国手続きの後に買い物ができる免税店エリアは、今回の改装で4600平方㍍から6400平方㍍に広がった。店舗の数は35から41に増えた。高級ブランドのほか日本酒や家電などのおみやげをそろえた店を増やした。関空にある店舗の売上高の合計は2013年度で約450億円。14年度には拡張部分の一部が開業したこともあり、600億円になる見込みだ。

3月大阪主要百貨店 消費増税直前の前年比で軒並み減

3月大阪主要百貨店 消費増税直前の前年比では軒並み減

大阪の主要百貨店は4月1日、3月の売上高(速報値)を発表した。2014年3月に消費増税前の”駆け込み”需要があった反動で、高額商品の売り上げが減り、各店とも前年実績を大きく下回った。阪急梅田本店(大阪市北区)は前年同月比13.4%減。高島屋大阪店(同市中央区)も同23.3%減。大丸心斎橋店(同)は同18.2%減、梅田店(同市北区)は同16.5%減だった。「あべのハルカス」に入る近鉄百貨店本店(同市阿倍野区)は同約24%減、来店客数も11%減だった。近鉄本店は14年3月、ハルカスの全面開業と消費増税の駆け込みが重なり、13年3月比で倍増していたこともあり、反動が大きかった。

ただ、14年10月に対象品目が拡大された訪日外国人客向けの免税品販売は引き続き好調だった。阪急梅田本店の免税品売り上げは約4倍、高島屋大阪店も4倍となった。

日本鉄鋼連盟 4/28マレーシアに地域事務所開設

日本鉄鋼連盟  4/28マレーシアに地域事務所開設

日本鉄鋼連盟は4月28日にマレーシア・クアラルンプールで「東南アジア地域事務所」を開設する。重要性が高まる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域への対応力の強化を図るためで、東南アジア鉄鋼協会(SEAISI)をはじめ、ASEAN地域各国の鉄鋼団体等との人的ネットワーク構築を通じた情報交換を行う。