「包近の桃」ギネス認定 甘さ世界一 糖度22.2

「包近の桃」ギネス認定 甘さ世界一 糖度22.2度

大阪府内最大の桃の産地、岸和田市包近(かねちか)町の農家が、土壌改良や肥料にこだわって栽培した桃の糖度がギネス世界記録に登録された。包近の桃は通常でも10~12度の糖度があり、十分に甘い。ところが、同町の農家「マルヤファーム」代表の松本隆弘さん(49)が育てた桃「まさひめ」の糖度は、このほぼ2倍の22.2度で、「世界一甘い桃」の栄冠を手に入れた。
そもそもギネス記録に桃の糖度のカテゴリーはなかった。だが、大阪府の協力も得て認定基準づくりからギネス側に働きかけ、2014年に収穫した「まさひめ」のデータで2015年5月末に認定証が届いた。