9月に大阪で台湾製品「TAIWAN EXCELENCE」展示会
台湾の高品質製品「TAIWAN EXCELENCE」を集めた展示会が、大阪市北区のグランフロント大阪で9月4~6日に開かれる。関西初開催で、台湾の経済部(日本の経済産業省にあたる)から認定された50社の130製品が並ぶ。入場無料。
尼崎で江戸期からの製法で復刻の伝統”生”しょうゆ
江戸時代からの伝統の製法で復刻した兵庫県尼崎市の特産品「尼の生醤油」が今年も完成した。7月1日から、尼崎市内のスーパーや同市建家町の「メイドインアマガサキショップ」などで販売する。
「尼の生醤油」は塩分控えめで、着色料や保存料などの添加物は使用せず、加熱処理もしていない。750㍉㍑入りの瓶詰約2万本を販売する。1本720円。
尼崎周辺はかつて良質な大豆や小麦が栽培され、水運も発達していたことから、しょうゆの生産が盛んだった。第二次世界大戦中に原料不足などで生産が途絶えたが、85年に地元の企業経営者らが「尼の生揚醤油保存会」を発足させ、たつの市のしょうゆメーカーに醸造を委託している。
「『経世済民の男』小林一三」大阪市内の収録公開
阪急電鉄や宝塚歌劇団などを創設した実業家、小林一三(1873~1957年)の生涯を描いたNHKテレビドラマ「『経世済民の男』小林一三」の大阪市内での収録が6月25日、報道陣に公開された。小林一三を俳優の阿部サダヲさん(45)が演じ、宝塚歌劇団の設立初期のレビューを現役タカラジェンヌらが再現している。9月に放送される。
この日は、4月に入団した歌劇団員14人によるレビューやエンディングのシーンが収録された。大階段は同歌劇団が使用しているものを借りた。ドラマは”落ちこぼれ”の銀行員だった小林一三が、事業の面白さに目覚め、独創的な手段で弱小電鉄を大企業へと成長させた過程を描く。
5月大阪の求人1.2倍 訪日客増でリーマン前の水準に
大阪労働局が6月25日発表した大阪府内の5月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.20倍に達した。1.20倍台を回復したのはリーマン・ショック前年の2007年10月以来で7年7カ月ぶりの高水準だ。訪日外国人客(インバウンド)増加で、宿泊業などの新規求人が増えた一方、求職者が減った影響とみられる。
5月は建設業、製造業などで前年同月比10%以上減ったが、宿泊業が10.9%、小売業が17.8%それぞれ増えるなどインバウンド関連の需要が全体を支えた。新規求職者数は減少傾向にあり、5月は同11.2%減った。企業業績の好転で事業主の都合で解雇される離職者が減った結果、求職者が減ったと同局は分析している。