月別アーカイブ: 2015年6月

9月に大阪で台湾製品「TAIWAN EXCELENCE」展示会

9月に大阪で台湾製品「TAIWAN EXCELENCE」展示会

台湾の高品質製品「TAIWAN EXCELENCE」を集めた展示会が、大阪市北区のグランフロント大阪で9月4~6日に開かれる。関西初開催で、台湾の経済部(日本の経済産業省にあたる)から認定された50社の130製品が並ぶ。入場無料。

JR西日本系・セブンイレブンと一体の大型店舗開業

JR西日本系・セブンイレブンと一体の大型店舗開業

西日本旅客鉄道(JR西日本)系のジェイアール西日本デイリーサービスネットは、セブン&アイ・ホールディングスと組み、土産売り場とコンビニエンスストアが一体となった大型店を開業する。まず7月1日からJR天王寺駅(大阪市)構内の中央コンコースに改装オープン。今後、新大阪駅、大阪駅、三ノ宮駅、新神戸駅でも展開する。第1号店は「アントレマルシェ天王寺」。関西土産や人気スイーツを扱うゾーンと、併設のセブンイレブンコーナーを約150平方㍍ずつ設けた。

百舌鳥古墳群ガイダンス施設31年度オープン 堺市

百舌鳥古墳群ガイダンス施設31年度オープン 堺市

堺市は「仁徳天皇陵古墳」の西側に隣接する大阪女子大学跡地(堺市大仙町)に平成31年度末のオープンを目指している「(仮称)百舌鳥古墳群ガイダンス施設」の基本計画案を明らかにした。
7月中に市民から案への意見を募り、8月に基本計画を決定する。仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」の平成29年の世界文化遺産登録に照準を合わせた周辺施設の整備計画だ。市によると、約1万5000平方㍍の敷地に延べ約4000平方㍍の施設を建設。建築費は20億円程度を想定しており、市民や企業などからも寄付を募る。

尼崎で江戸期からの製法で復刻の伝統”生”しょうゆ

尼崎で江戸期からの製法で復刻の伝統”生”しょうゆ

江戸時代からの伝統の製法で復刻した兵庫県尼崎市の特産品「尼の生醤油」が今年も完成した。7月1日から、尼崎市内のスーパーや同市建家町の「メイドインアマガサキショップ」などで販売する。
「尼の生醤油」は塩分控えめで、着色料や保存料などの添加物は使用せず、加熱処理もしていない。750㍉㍑入りの瓶詰約2万本を販売する。1本720円。
尼崎周辺はかつて良質な大豆や小麦が栽培され、水運も発達していたことから、しょうゆの生産が盛んだった。第二次世界大戦中に原料不足などで生産が途絶えたが、85年に地元の企業経営者らが「尼の生揚醤油保存会」を発足させ、たつの市のしょうゆメーカーに醸造を委託している。

「『経世済民の男』小林一三」大阪市内の収録公開

「『経世済民の男』小林一三」大阪市内の収録公開

阪急電鉄や宝塚歌劇団などを創設した実業家、小林一三(1873~1957年)の生涯を描いたNHKテレビドラマ「『経世済民の男』小林一三」の大阪市内での収録が6月25日、報道陣に公開された。小林一三を俳優の阿部サダヲさん(45)が演じ、宝塚歌劇団の設立初期のレビューを現役タカラジェンヌらが再現している。9月に放送される。
この日は、4月に入団した歌劇団員14人によるレビューやエンディングのシーンが収録された。大階段は同歌劇団が使用しているものを借りた。ドラマは”落ちこぼれ”の銀行員だった小林一三が、事業の面白さに目覚め、独創的な手段で弱小電鉄を大企業へと成長させた過程を描く。

大阪駅に夏限定カフェ 各地のご当地メニュー提供

大阪駅に夏限定カフェ 各地のご当地メニュー提供

JR西日本は6月27日、沿線各地のご当地メニューなどを提供するカフェを、JR大阪駅と駅ビルからなる「大阪ステーションシティ」5階の広場にオープンした。8月末までの期間限定で営業する。JR西日本の夏休み向け家族旅行企画の一環で、企画のCMはスタジオジブリ作品の制作陣が担当した。店舗では石川県の「金沢百万石ビール」や岡山県の「備前バーガー」など沿線各地のご当地メニューを用意している。

小堀遠州作の茶室「擁翠亭」140年ぶりに復元

小堀遠州作の茶室「擁翠亭」140年ぶりに復元

茶人で建築・造園家としても知られる小堀遠州(1579~1647年)作の茶室「擁翠(ようすい)亭」が京都市北区の古田織部美術館の庭園に約140年ぶりに復元された。
擁翠亭は遠州が京の金工師、後藤覚乗(かくじょう)の依頼で建てた入母屋造りの茶室。のちに洛西の寺に移築され、明治元年の廃寺に伴い解体された。建材は京都市内の数寄屋大工の倉庫で保管されていた。15年前に図面とともに見つかり、今回復元された。13の窓を持つことから「十三窓席(じゅうさんそうのせき)」とも呼ばれ、明るく優美で開放的なことが最大の特徴。

5月大阪の求人1.2倍 訪日客増でリーマン前の水準に

5月大阪の求人1.2倍 訪日客増でリーマン前の水準に

大阪労働局が6月25日発表した大阪府内の5月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.20倍に達した。1.20倍台を回復したのはリーマン・ショック前年の2007年10月以来で7年7カ月ぶりの高水準だ。訪日外国人客(インバウンド)増加で、宿泊業などの新規求人が増えた一方、求職者が減った影響とみられる。
5月は建設業、製造業などで前年同月比10%以上減ったが、宿泊業が10.9%、小売業が17.8%それぞれ増えるなどインバウンド関連の需要が全体を支えた。新規求職者数は減少傾向にあり、5月は同11.2%減った。企業業績の好転で事業主の都合で解雇される離職者が減った結果、求職者が減ったと同局は分析している。

訪日客向けにバーゲンセール 心斎橋筋商店街

訪日客向けにバーゲンセール 心斎橋筋商店街

心斎橋筋商店街振興組合(大阪市中央区)は6月28日から訪日外国人観光客を狙った夏のバーゲンセールを実施する。JTB西日本の観光案内所などと組み、浴衣を貸し出したり、心斎橋周辺の人気かき氷店のマップを配布したりする。円安で購買力が高まっている外国人客を呼び込む。

京阪神の6月消費者物価指数 大阪・神戸0.3%上昇

京阪神の6月消費者物価指数 大阪・神戸0.3%上昇

大阪府などが6月26日発表した京阪神の6月の消費者物価指数(速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が大阪、神戸両市で前年同月に比べて上昇した。5月の指数が25カ月ぶりに下落した京都市は、前年同月と同じだった。大阪は26カ月連続、神戸市25カ月連続の上昇。2010年を100とした指数は大阪市103.1(前年同月比0.3%上昇)、神戸市103.1(同0.3%上昇)、京都市104.2だった。