月別アーカイブ: 2015年8月

「大阪会議」2回目の会合を8/13に招集

「大阪会議」2回目の会合を8/13に招集

大阪府と大阪、堺両政令市の首長と議員計30人でつくる「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の今井豊会長(大阪維新の会府議)は8月6日、2回目の会合を13日に開くと委員に通知を出した。ただ、自民や公明などの出席対応次第では定足数を満たせず、会合を開けない可能性もある。

元気寿司 関西に進出 8/7に京都府八幡市に1号店

元気寿司 関西に進出 8/7に京都府八幡市に1号店

回転ずし大手の元気寿司は関西での具体的な出店計画をまとめた。まず8月7日の京都府八幡市に1号店を開業し、2016年3月期までに大阪府と兵庫県にそれぞれ1店出店する。
同社にとって関西はこれまで空白地帯だった。16年3月期は全国では15店の出店を計画しており、そのうち3点が関西となる。いずれも主力の「魚べい」として出店する。八幡市の関西1号店の延べ床面積は約360平方㍍で、客席数は134席。コメ卸大手の神明ホールディング(神戸市)によるTOB後、初の出店となる。
今秋には兵庫県姫路市に関西2号店、16年3月までに大阪府での出店を予定

比マニラの鉄道整備に2420億円の円借款供与

比マニラの鉄道整備に2420億円の円借款供与

マレーシアを訪問中の城内実実外務副大臣は8月5日、フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相と会談し、同国の首都マニラで計画している鉄道整備事業に約2420億円の円借款を供与する方針を正式に伝えた。安倍信三首相が5月に打ち出した「アジアでの質の高いインフラ投資」の一環で、大規模な政府開発援助(ODA)で成長を後押しする。
対象になるのはフィリピン政府が進める「南北通勤鉄道計画」のうち、マロロス(ブラカン州)からマニラに延びる約40㌔㍍区間の整備。首都圏の交通網を強化し、深刻な交通渋滞を緩和するのが狙い。総事業費3000億円の80%にあたる金額を国際協力機構(JICA)を通じて貸し付け、残りはフィリピン政府が拠出するという。日本経済新聞が報じた。

訪日客受け入れへ空き部屋活用 府が条例再提案

訪日客受け入れへ空き部屋活用 府が条例再提案

大阪府は8月4日、マンションなどの空室を宿泊施設に利用できるようにする全国初の条例案を9月定例議会に再提案することを決めた。ク牛に宿泊利用は旅館業法で禁じているが、外国人観光客の増加を受け、特定地域規制を緩和する国家戦略特区の特例を使う。条例は昨秋の議会で否決されたため、治安対策など新たな提案を盛り込んだ。

7月近畿景況感4カ月ぶり改善 民間調べ

7月近畿景況感4カ月ぶり改善 民間調べ

帝国データバンク大阪支社が8月5日発表した近畿2府4県の7月の景気動向指数(DI、「良い」から「悪い」を差し引いた値)は、前月から0.6㌽改善して43.2だった。4カ月ぶりに前月を上回ったが、全国(45.4)との格差は0.1㌽拡大した。設備投資の伸びや原油安といった要素が景況感の改善に寄与した。
業種別では原油安の恩恵を受けた運輸・倉庫(42.7)や、マンション販売が好調な不動産(47.7)がともに前月から2.7㌽改善した。

戦前しょうゆ伝承 尼の生揚げ醤油復活させる

戦前しょうゆ伝承  尼の生揚げ醤油復活させる

戦前からの味を今年も–。尼の生揚(きあげ)醤油保存会(兵庫県尼崎市)は、戦前の地元産しょうゆを復活させた「尼の生醤油」の2015年品を発表した。塩分が低い天然醸造の濃口しょうゆで、香ばしさとまろやかな味わいが特徴。750㍉㍑入りで消費税込み価格は720円。2万32本を販売する。
しょうゆは通常、年間を通じて仕込むが、、生しょうゆの仕込み時期は寒中のみ。添加物は一切使用せず、普通のしょうゆ(16~20%)に比べて14~14.5%と低い塩分濃度で仕込む。醸造はヒガシマル醤油(兵庫県たつの市)に委託し、1月末に仕込みを終えている。

トマトのみ下落 レタス・キャベツ5~8%高

トマトのみ下落  レタス・キャベツ5~8%高

農林水産省が8月4日発表した小売価格緊急調査(7月27~31日、全国平均)によると、対象4品目のうち前の週に比べトマトのみが下落した。これまでの値上がりで、需要が一時落ちついたことが響いたとみられる。平年に比べると4品目とも6~61%高い水準だ。
前の週より最も値上がり率が高いキャベツは8%高の1㌔181円だった。レタスは5%高の529円、キュウリは1%高の525円だった。そして、トマトは2%安の604円。

関西の設備投資 15年度は15%増の1.3兆円

関西の設備投資 15年度は15%増の1.3兆円

日本政策投資銀行関西支店は8月4日、関西で2015年度に計画されている設備投資件数が前年度比9.5%増の2092件、投資額は15.0%増の1兆3509億円となったとする調査結果を発表した。
製造業で研究開発拠点新設の動きが広がっているほか、訪日外国人旅行客の増加で宿泊施設への投資が増えている。製造業の投資額は39.7%増の5020億円、非製造業は4.1%増の8489億円。

テーブルマーク 9/1から食物繊維豊富なパックごはん

テーブルマーク 9/1から食物繊維豊富なパックごはん

テーブルマークは9月1日、パックごはんの新シリーズ「美食生活 食物せんい入りごはん」(3食入り、店頭想定価格は税別480円前後)を発売する。炊きたてのごはんのような、ふっくらとした食感が楽しめる。食物繊維が成人女性の1日の摂取基準量の約半分の9㌘含まれている。食物繊維の豊富なご飯として売り出す。「新潟産コシヒカリ」と「北海道産ゆめぴりか」の2種類用意している。

関空が食材輸出の倉庫新設 海外の需要増に対応

関空が食材輸出の倉庫新設  海外の需要増に対応

新関西国際空港会社は8月3日、関西空港内に食材の油種に特化した倉庫を国内空港で初めて設置すると発表した。日本食の普及に伴う海外の日本食材への需要増大に対応する。国際物流を手掛ける航空集配サービス(千葉県習志野市)が設置、運営する。
名称は「キックス・クーレックス」で、7月31日から取り扱いを始める。関西空港の国際kさも津地区に約1500平方㍍の倉庫を設け、食材を15度、5度、マイナス20度の3つの温度に保つことができる。
将来は簡単な食品加工を行い、イスラム教徒の戒律に対応した「ハラル認証」の取得も検討する。