日清食品 女子向けに和風コンソメ味のカップヌードル
日清食品は女子向け即席カップめん「カップヌードルライトプラス」シリーズで、和風コンソメ味を9月21日に発売する。
秋の味覚の代表的野菜として大ぶりのサツマイモを入れた。スープはカツオと昆布の出汁にチキンコンソメを加え、ゆずの香りでアクセントをつけた。ヘルシー性ではめんにレタス約2個分の8㌘の食物繊維を練り込み、スープまで完食しても198㌔㌍と低カロリーに仕上げた。内容量53㌘、消費税抜き価格は180円。
「心の友」で心一つに 第7回ジャカルタ日本祭閉幕
インドネシアの首都ジャカルタで1週間にわたり開かれていた「第7回ジャカルタ日本祭り(JJM)」が9月13日、中央ジャカルタ・スナヤン東駐車場特設会場で掉尾を飾るライブで閉幕した。
29年ぶりにインドネシアを訪れた五輪真弓さんが、インドネシアのバンドや劇団とともにヒット曲「心の友」を熱唱。若者を中心に各地から訪れた約3万人の観衆が日本・インドネシア友好のイベントを盛り上げた
この日、メーンステージとミニステージでは午前10時から午後9時まで太鼓や琴の演奏、ジャカルタを拠点に活動するアイドルグループ、JKT48のライブ、コスプレイベントなど、日本・インドネシアの文化を取り入れた演目が相次ぎ登場。五輪さんは、インドネシアのロックバンド「J-Rocks」と日本語ミュージカル劇団「en塾(エンジュク)」のメンバーらと共演、合唱した。
日本と経済・安保で連携 ベトナム書記長会見
ベトナムの最高指導者、グエン・フー・チョン共産党書記長は9月12日、初の訪日(9月15~18日)を前にハノイで会見に応じた。チョン書記長は「日本との戦略的パートナーシップを発展させる」として、政治・経済分野で広く連携を強化する考えを強調した。環太平洋経済連携協定(TTP)については、実現すればベトナムが「重要な役割を果たす」と自信をのぞかせた。
同書記長は日越関係の今後については「経済のみならず、幅広い分野でより深く連携することを期待する」とし、発電所、新幹線などインフラの整備、製造業の技術移転、国防など広範な分野での連携を示唆した。
ベトナムは南シナ海の領有権を巡り中国との関係が緊張している。そのため、海上警備能力が高い日本との協力を進めたい思惑があるとみられる。今年5月、海上自衛隊の哨戒機「P3C」が中部の都市ダナンに立ち寄るなど事実上の連携は進みつつあり、今後広がる可能性はある。
近畿は3期連続のマイナス 法人企業の景況判断指数
近畿財務局が9月11日発表した近畿2府4県の7~9月期の法人企業景気予測調査によると、全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス1.4で、3期連続のマイナスとなった。製造業は3期ぶりにプラスに転じたが、円安に伴うコスト高が続く「卸売」など非製造業はマイナスにとどまった。
製造業は前回(4~6月期)から10.9㌽改善、プラス0.3となった。猛暑日が続いたことでエアコン関連が好調だった「電気機械」は30.7㌽と大幅に改善しプラス9.7。非製造業は4.8㌽改善したものの、マイナス2.4と6期連続のマイナス。訪日外国人客増加で「宿泊、飲食サービス」はプラス14.3だったが、「卸売」がマイナス7.3、「小売」がマイナス8.5と低調だった。
全産業の10~12月期のBSIは、多くの業種で需要が高まるとして、プラス4.5と見込む。
経産相、インド・マハラシュトラ州と産業協力の覚書
宮沢経済産業相は9月11日、インド・マハラシュトラ州のファドナヴィス首相と会談し、マハラシュトラ州での産業協力に対する覚書に署名した。
今回の覚書締結は2014年9月の安倍・モディ両首相による日印首脳会談において合意された、インドへの直接投資と進出日本企業数を5年で倍増するとの目標の実現に向けた取り組みで、アントラプラデシュ州、ラジャスタン州に続く3番目の取り組みとなる。同日、マハラシュトラ州で11の日本工業団地候補地の1つにも指定されている「スパ工業団地」の販売開始が発表された。
マハラシュトラ州はインド最大の都市ムンバイを首都に置き、金融・IT等のサービス業、輸送機械等の工業にけん引される同州の経済はインド最大の州別GDPを誇っている。