宮崎産キャビア協組 16年度からアジア輸出

宮崎産キャビア協組 16年度からアジア輸出

チョウザメの卵で高級食材のキャビアを生産・販売している宮崎キャビア事業協同組合(宮崎市)は、2016年度から海外輸出に乗り出す。政府は国産キャビアの輸出に必要な制度を整備し、9月18日に輸出を解禁した。同協組はまず経済成長が著しいアジア地域をターゲットとし、輸出に向けた準備を進める。
宮崎県から技術・ノウハウを移管された民間事業者で構成する同協組は、13年秋から「宮崎キャビア1983」を商品化し販売している。キャビア生産量は13年度が15㌔、14年度は60㌔、15年度は200㌔以上を見込むなど着実に増えている。