訪日外国人客消費が長率押し上げ「関西経済白書」

訪日外国人客消費が成長率押し上げ「関西経済白書」

シンクタンクのアジア太平洋研究所(大阪市)は10月1日、2015年版の「関西経済白書」を発表した。訪日外国人客の消費が14年度の関西の実質域内成長率を0.46%(3630億円相当)押し上げ、大きな経済効果があったと推計。台湾や中国、韓国などからも観光客の増加が貢献した。
訪日外国人による消費で関西の各府県にプラス効果があったと分析。府県別にみると、京都の0.91%が最高で、以下、大阪の0.51%、和歌山0.32%、滋賀0.25%、兵庫0.24%、奈良0.20%と続いた。