月別アーカイブ: 2016年1月

熊本城 城ランキングで3年連続首位 城郭全体復元中

熊本城 城ランキングで3年連続首位 城郭全体復元中

旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」による「行ってよかった!日本の城ランキング2015」で熊本城が3年連続1位に選ばれた。
トリップアドバイザーは米国に本社を置き、世界45カ国で500万を超すレストランやホテル、観光スポットについて、旅行者から寄せられた情報を提供している。このうち日本の城ランキングは2014年6月から15年5月に投稿された口コミの件数や、5段階評価などを基に算出している。
熊本城は周知の通り、加藤清正が築いた熊本のシンボル。訪日外国人の割合も平成23年度の6.6%から26年度は17.2%まで高まっている。うち9割はアジア圏からの訪日客という。
現在の熊本城天守閣は昭和35年に外観を復元。平成10年度からは現存する絵地図や古文書を基に、城郭全体(98㌶)を対象に往時の姿に復元するプロジェクトも始動。このプロジェクトの費用を賄うため、一般から「一口城主制度」を設け資金提供を呼び掛け、すでに南大手門や本丸御殿大広間が完成している。

109年前の最古級の木造駅舎閉鎖 南海「浜寺公園」

109年前の最古級の木造駅舎閉鎖 南海「浜寺公園」

109年前に建設され、日本最古の木造建築の一つとされる南海電鉄「浜寺公園」駅の駅舎が閉鎖されることになり1月27日、セレモニーが行われた。堺市西区にある同駅は1907年、東京駅などを手掛けた著名建築家、辰野金吾氏らが設計し完成。現存する最も古い木造駅舎の一つとされている。
駅舎はいったん別の場所に移され、11年後に完成予定の新しい駅舎の玄関部分として活用されることになっている。

15年近畿の貿易収支3年ぶり黒字に 大阪税関

15年近畿の貿易収支3年ぶり黒字に 大阪税関

大阪税関が1月25日発表した近畿2府4県の2015年の貿易概況(速報値)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は8843億円の黒字となった。黒字は3年ぶり。
円安を背景とした半導体関連部品などの輸出額の伸びや、価格の下落による原油や天然ガスの輸入額の減少が寄与した。輸出額は前年比2.6%増の16兆712億円、輸入額は6.9%減の15兆1869億円だった。

グランフロントで「大間のマグロ」振る舞う 青森フェア

グランフロントで「大間のマグロ」振る舞う 青森フェア

グランフロント大阪(大阪市北区)北館6階で開催中のフェア「AOMORI FLOOR」で1月29日、目玉企画となる大間産マグロの試食(時間限定)と、津軽三味線の生演奏が催される。同フェアは主に食の分野で青森県の魅力を広めるのが狙い。
会場は同館飲食フロア「UMEKITA FLOOR」のメーンステージ。同日21時に来場した顧客に無料で「大間のマグロ」を振る舞う。トロ、赤身の刺し身で300人分程度を紙皿などで配布する予定。解体ショーなどは行わない。津軽三味線の生演奏は同日20時30分~と22時30分~に開催。
同フェアにはUMEKITA FLOORの全16店と、地下1階の「世界のビール博物館」「世界のワイン博物館」を合わせた18店舗が参加する。

両陛下 戦没者慰霊へフィリピンを54年ぶり公式訪問

両陛下 戦没者慰霊へフィリピンを54年ぶり公式訪問

天皇、皇后両陛下は1月26日、東京・羽田空港を政府専用機で出発し、公式訪問先のフィリピンに到着された。羽田空港であいさつした天皇陛下は、先の大戦で膨大な数に及ぶフィリピンの人々が犠牲になったことに触れ、「このことを常に心に置き、このたびの訪問を果たしていきたい」と述べられた。
ニノイ・アキノ国際空港では出迎えたベニグノ・アキノ大統領らと笑顔で握手を交わし、君が代の演奏による歓迎を受けられた。この日の地元紙はいずれも、1面に大きなスペースを割いて両陛下の訪問を伝え、親日友好ムード一色となっている。
両陛下のフィリピン訪問は、皇太子時代の1962年以来54年ぶりで2度目。30日まで5日間にわたって滞在し、歓迎行事のほか、両陛下の希望で両国の戦没者の慰霊に臨み、30日午後に帰国される。

桂春団治 お別れの会にファンら1000人 天満天神繁昌亭

桂春団治 お別れの会にファンら1000人 天満天神繁昌亭

上方落語四天王の最後の一人で、1月9日に85歳で亡くなった三代目桂春団治さんのお別れの会が1月26日午前、大阪市北区の天満天神繁昌亭でで行われた。
春団治さんの出囃子「野崎」が演奏される中、落語家やファンら約1000人が最後の別れを惜しんだ。お別れの会の実行委員長で、上方落語協会会長の桂文枝さんはじめ、筆頭弟子の桂福団治さん、笑福亭仁鶴さん、桂ざこばさん、笑福亭鶴瓶さんらが弔辞を述べるなど、思い出に残るエピソードなどを含めて噺家らしいあいさつをした。
また、柳亭市馬さんら東京の落語家も参列、春団治さんの高座VTRが流れる中、献花した。

マクドナルド 新バーガーの名前を公募 賞金は10年分

マクドナルド 新バーガーの名前を公募 賞金は10年分

日本マクドナルドは1月25日、2月に売り出す新しいバーガーの名前を公募すると発表した。公募は同社初。採用された人には、このバーガー10年分相当の賞金(約140万円)を贈る。
新バーガーの仮称は「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー」。単品は税込み390円。ポテトなど飲み物とのセットは同690円。2月2日から仮称で売り出す。2月2~15日に名前を募集し、審査を経て23日から正式な名前に切り替える。応募は特設サイトから。

長さ25㍍のジャンボ恵方巻き 福岡県行橋市商店街

長さ25㍍のジャンボ恵方巻き 福岡県行橋市商店街

福岡県行橋市の中心部にあるえびす通り商店街で1月24日、節分を控え長さ25㍍の「ジャンボ恵方巻き」をつくるイベントがあった。
あいにく日本列島を襲った記録的な大寒波による氷点下の寒さで、参加者は予定の半分ほどとなったが、家族連れなど50人が参加した。材料はノリ800枚、すし飯80㌔など。参加者は横一列に並び、息を合わせて巻き終えると、今年の縁起の良い方角という「南南東」を向いて一斉にかぶりつき、家族らの健康などを願った。

ひらかたパーク2年連続の100万人突破 独自の存在感

ひらかたパーク2年連続の100万人突破 独自の存在感

開園100年を超える枚方市の老舗遊園地「ひらかたパーク」(ひらパー)が健闘、入場者は2年連続で年間100万人突破した。
ひらパーによると、1月23日現在の年間累計入場者数は約106万人で、2年連続で100万人を突破し、今年度は最終的に112万人程度まで到達する見込みだ。
平成25年、枚方市出身で人気アイドルグループ「V6」の岡田准一さんがイメージキャラクター「超(スーパー)ひらパー兄さん」に決まり、昨年度は「園長」に就任。今年度も園長続投が決定した。これに加え、ひらパー人気を支えたのが遊び心あふれたアトラクションやサービス、そして園長・岡田さんの主演映画とのタイアップなども奏功した。
この結果「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)と「東京ディズニーリゾート」(千葉県浦安市)のテーマパーク2強時代にあって、一時ささやかれた閉園の淵から復活、独自の存在感を示している。