月別アーカイブ: 2016年1月

417㌔巨大クロマグロ水揚げ 和歌山・勝浦漁港

417㌔巨大クロマグロ水揚げ 和歌山・勝浦漁港

国内有数のマグロ水揚げ漁港、和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港に1月24日朝、重さ417㌔の巨大クロマグロが水揚げされた。市場関係者によると、2015年に水揚げされた411㌔を上回り、勝浦漁港では過去最大という。
この巨大クロマグロは、宮崎県川南町の延(はえ)縄船第1海伸丸(19㌧、乗組員7人)が22日、勝浦漁港から南に約180㌔の沖合で獲った。マグロは1㌔当たり4650円(1本209万4174円、税込み)で那智勝浦町の「ヤマサ脇口水産」が競り落とした。

あべのハルカスに「くまモン」登場「新春旅フェスタ」

あべのハルカスに「くまモン」登場「新春旅フェスタ」

あべのハルカス(大阪市阿倍野区)で1月24日、「新春旅フェスタ」が開かれ、熊本県のキャラクター「くまモン」が登場。同じクマがモチーフの、あべのハルカス展望台「ハルカス300」のキャラクター「あべのべあ」と対面した。これに奈良県吉野町のキャラクター「吉野ピンクル」も加わり、「くまモン体操」などで家族連れらの観覧客を喜ばせていた。
展望台では「なにわ伝統芸能まつり」なども行われ、終日にぎわった。

関空で1/25~3月末 ボディスキャナーの試験運用

関空で1/25~3月末 ボディスキャナーの試験運用

関西国際空港は1月22日、格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションと共同で、第2ターミナルビル保安検査でのボディスキャナーの運用評価試験を実施すると発表した。評価試験の実施期間は1月25日から3月31日の10時から17時まで。この評価試験は2016年度のボディスキャナー本格導入に向けた試験として実施されるもの。

奈良・大安寺で健康長寿願い「がん封じ笹酒まつり」

奈良・大安寺で健康長寿願い「がん封じ笹酒まつり」

奈良・大安寺で1月23日、青竹で温めた笹酒を飲んで健康を祈る「がん封じ笹酒まつり」があった。多くの参拝者が竹の盃を手に、ほんのり甘い香りが漂う笹酒を口にし、健康や長寿を祈念していた。
奈良時代、光仁天皇が境内の竹に酒を注いで飲み、長生きしたという故事にちなんだ行事。命日とされるこの日に毎年、法要とまつりが催されている。笹酒を注ぐ「笹娘」は、市内の着物専門学校や日本語学院で学ぶ女性21名が務めた。

奈良・若草山で新春恒例「山焼き」極寒の夜空彩る

奈良・若草山で新春恒例「山焼き」極寒の夜空彩る

奈良・若草山で1月23日夜、新春恒例の「山焼き」が行われ、燃え上がる炎の明かりが極寒の古都の夜空を彩った。午後6時すぎ、花火が打ち上がると号砲が鳴り響き、これを合図に地元の消防団が山の斜面の枯れ草に松明の火を一斉に放った。
江戸時代から続く「若草山の山焼き」は、山頂にある古墳の霊魂を鎮めるために始まったと伝えられる。あいにく夕方から降り始めた雨の影響で、例年のような炎の勢いはなかったが、古都の夜空を赤く照らし出した。極寒の中、集まったおよそ15万人の見物客らは冬の祭典に魅入っていた。

仁徳陵古墳の記念貨幣 1/20から引き換え開始

仁徳陵古墳の記念貨幣 1/20から引き換え開始

大阪府堺市堺区の「仁徳天皇陵古墳」のデザインがあしらわれた500円記念貨幣の引き換えが1月20日からスタートしている。造幣局によると、合計170万枚の発行が予定されている。
記念貨幣は平成20年の地方自治法施行60周年を記念し、今後10年間にわたって47都道府県ごとの図柄で順次販売される。大阪府は堺市、羽曳野市、藤井寺市とともに、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を目指した取り組みを進めていることから、「仁徳天皇陵古墳」のデザインとなっている。

環境省 食品産廃問題めぐり全国で立ち入り検査要請

環境省 食品産廃問題めぐりで全国で立ち入り検査要請

廃棄された冷凍ビーフカツの不正転売事件を受け、環境省は各都道府県や政令市に対し、食品製造時に出た廃棄物を扱う産業廃棄物処理業者を対象にした立ち入り検査の実施を要請する通知を出した。
通知は1月20日付で、検査結果を29日までに報告するよう求めている。都道府県などは産業廃棄物処理業の許可権限を持ち、廃棄物処理法に基づいて立ち入り検査などを実施できる。
同省は検査で不正が判明すれば、速やかに許可取り消しなどの措置を取るよう指示した。

食品産廃の横流し・不正廉売広がり 大手流通の扱い商品も

食品産廃の横流し・不正廉売広がり 大手流通の扱い商品も

カレーチェーン「CoCo壱番屋」を全国展開する壱番屋(愛知県一宮市)の業務用冷凍カツを産業廃棄物処理業ダイコー(愛知県稲沢市)が横流しした問題を発端に、”闇”の不正廉売の全容が明らかになりつつあり、広がりをみせている。
転売を仲介した製麺業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の施設から、これまでにセブン&アイ・ホールディングスが傘下のコンビニ(セブンイレブン)やスーパーで扱う丸大食品が製造した豚肉製品、マルコメ(長野市)のみそや、冷凍マグロ、焼き鳥、イオンが扱うソーセージなど3品目のプライベートブランド、さらにローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスが扱う商品など100を超える品目の産業廃棄物として処理されるはずの製品の横流し・不正廉売が明るみに出ているという。

権勢誇示する秀吉の33通の家臣宛て書状見つかる

権勢誇示する秀吉の33通の家臣宛て書状見つかる

兵庫県たつの市立龍野歴史文化資料館などは1月21日、「龍野神社旧蔵文書」から羽柴(後の豊臣)秀吉による家臣、脇坂安治(やすはる)宛ての33通の書状が見つかったと発表した。
これらの書状の中で秀吉は、天下取りを目指す精力的な進攻を記す一方で、家臣の動きの細部に目を配るなど厳格な統治者としての一面を示している。
当時、最後で最大の難敵だった徳川家康との戦い、1584年の小牧・長久手の戦いに関する書状では、徳川方から織田信雄(信長の次男)の娘、家康の長男と弟らを人質に出す和睦案が出されたが、秀吉は一度は拒絶したと記述。後に受け入れたとの書状もあり、調査した東大史料編纂所の村井祐樹助教は「詳細な情報によって(この時期の出来事を)時系列で追える意味は大きい」としている。
翌年(1585年)の書状では、秀吉が追放した家臣をかくまわないように指示。信長の時代のように甘く考えれば処罰も辞さない-などの意の書状もあり、主君だった信長をよびすてにし、自らの権勢を誇示している。

中村芝雀さんら招き2/1通天閣で恒例「節分福豆まき」

中村芝雀さんら招き2/1通天閣で恒例「節分福豆まき」

大阪・通天閣(大阪市浪速区)で2月1日、恒例行事の「節分福豆まき」が行われる。「大阪府市民の繁栄と幸福」を祈願することを目的に1957年(昭和32年)から続くこの行事。
毎年各方面で活躍している人が登場する。今年は3月に5代目中村雀右衛門を襲名する歌舞伎役者の中村芝雀さんのほか、芝雀一門の中村京純さんと中村京由さんを招く。
当日は1階正面玄関前で10時ごろから一般来場者に福豆をまく予定。福豆は約5000袋(約100㌔)を用意する。