和歌山・九度山町に「真田ミュージアム」オープン

和歌山・九度山町に「真田ミュージアム」オープン

戦国武将、真田昌幸・幸村(信繁)親子らの生涯を紹介する「九度山・真田ミュージアム」が3月13日、ゆかりの地、和歌山県・九度山町にオープンした。
「真田」を題材に街づくりを進める町が、町の中心部に敷地面積1048平方㍍、延べ床面積592平方㍍の施設を建設した。総事業費は約3億8000万円。真田昌幸・幸村、そして幸村の子、大助を含め三代の生涯の常設展示など6つのエリアが設けられている。「上田時代」のコーナーでは、上田城(長野県上田市)を拠点とした昌幸・幸村親子の活躍を年表やパネル、関連する書状の複製などで紹介している。
竣工式では紀州九度山真田太鼓保存会の太鼓演奏が行われ、九度山町の岡本章町長が「真田の魅力を全国に発信し、九度山町の教育や文化、観光などの魅力をさらにアピールしたい」とあいさつした。
大河ドラマ「真田丸」で大谷吉継を演じる片岡愛之助さんが登場し、関係者とともにテープカットしてミュージアムのオープンを祝った。