月別アーカイブ: 2016年3月

なんばパークスにDIY女子対象に「DIYスクール」

なんばパークスにDIY女子対象に「DIYスクール」

なんばパークス(大阪市浪速区)5階に3月12日、DIYライフスタイルスクール「DIY FOCTORY STUDIY」がオープンする。運営するのは大都(同生野区)。店舗面積は25坪。
DIYに関心がある女性が約6割いるという調査結果にもかかわらず、実践できていない女性が多い現状を踏まえ、「DIYをやってみたいけど、何から始めればよいか分からない」という層に向けて、同スクールを企画した。
20~30歳前後の住まいに関心がある女性がターゲット。受講料はポイント制で、自分の気になるレッスンを自由に選べる。電動工具や木材加工などの基本を学ぶレッスンや、キッチンやリビングなどのシーン別にモデルコースを提案するレッスンも用意する。1レッスン当たりの所要時間は約2時間。入会金5400円。1ポイント1250円(3ポイントで1レッスン受講可能)。

商船三井 比で自営商船大学設立 18年6月開校

商船三井 比で自営商船大学設立 18年6月開校

商船三井(東京都港区)は3月8日、フィリピンCavite州で商船大学の新設に向け建設予定地で鍬入れ式を行ったと発表した。同大学はMagsaysay Maritime Corporationと共同で設立し、2018年6月開校を予定。
安全運航に対する同社の取り組みの集大成として、アジア太平洋地域で世界最大級の自営商船大学を設立するもの。これにより、良質な船員の確保・育成の強化を図り、世界最高水準の安全運航の実現を目指す。フィリピン人船員は同社運航船乗組員の中核を担っており、運航技術が高度化する中、さらなる活躍が期待されている。
開校する商船大学の敷地面積は約13.2㌶(東京ドーム約2.8個分)、建物延べ床面積は約3万平方㍍、学生数1学年当たり最大300名(航海科、機関科各150名)。

大阪狭山市「ため池水素発電」事業化 全2.5万世帯へ供給

大阪狭山市「ため池水素発電」事業化 全2.5万世帯へ供給

大阪府大阪狭山市が100%出資する事業会社「メルシー for SAYAMA」が、4月からの新年度、国内最古のダム式ため池「狭山池」の水から生成した水素で発電する事業を始める。
池の水を電気分解し、水素を発生させる。水素発電は再生可能エネルギーとして注目されているが、自治体が出資する企業が取り組むのは異例。平成32年度にも事業を本格化させ、同市内の全戸約2万5000世帯への供給を目指す。
国の補助金や民間企業からの出資、融資などで事業を進める方針で、メルシーと民間企業6社は事業化に向けた研究会を立ち上げた。3月の会合では新たに5社が加わり、今後も合流する企業があることが報告されている。
28年度は大阪狭山市内にあるため池「大鳥池」の近くに池の水を使って、水素生成と発電を行う施設を設計、建設に着手。メルシーや協力企業が建設費を賄う。電気の地産地消を目指し、当初は公共施設で使用し、出力をアップさせ、32年度にも市内全域に広げ、全世帯分を賄う計画。

大阪城天守閣の年間入館者212万人 32年ぶり最多更新

大阪城天守閣の年間入館者212万人 32年ぶり最多更新

大阪城天守閣(大阪市中央区)の平成27年度の年間入館者数は212万4790人を突破し、32年ぶりに過去最高記録を更新したことが3月7日、分かった。
「大坂夏の陣」(1615年)から400年の関連イベントに加え、訪日外国人観光客の増加が寄与したという。記録更新を記念して3月19日から入館者にオリジナルグッズをプレゼントすることを企画している。
天守閣の入館者数は昭和58年度に「大阪築城400年まつり」を開催した際、最高記録を樹立。その後は年間150万人前後で推移していた。だが、中国を中心とした外国人観光客の増加に伴って、平成26年度には184万人を数え、27年度はさらに約30万人も上乗せした。

藤原紀香さんが消防イベントの広報大使に 通天閣で任命式

藤原紀香さんが消防イベントの広報大使に 通天閣で任命式

大阪南港で6月に開催される「IFCAA(イフカ)2016 OSAKA」のPRアンバサダー(広報大使)に起用された藤原紀香さんの任命式が3月2日、通天閣(大阪市浪速区)で行われた。
IFCAAは6月8~11日、日本とアジア地域の消防の交流を図ることを目的に行われるイベント・会議の総称。ATC(アジア太平洋トレードセンター)ホールで「大阪国際消防防災展」(6月10・11日)、「消防防災・国際救助隊合同訓練」(同10日)などに一般来場者向けイベントのほか、「第29回アジア消防長協会総会」「第68回全国消防長会総会」などが予定されている。10日のオープニングセレモニーに藤原さんも来場する。
この日は大阪市の吉村洋文市長が藤原さんにPRアンバサダーの任命書を贈ったほか、大阪市消防局の打明茂樹局長がタスキを掛けた。
藤原さんは大阪市消防局が協力した、2014年にNHKで放送されたドラマ「ボーダーライン」の救急救命士役を演じている。当時のことに触れ、消防局の業務に「生半可なことではできない。消防のスピリッツに感動しました」と語っていた。

USJ入場者数 1270万人超え2年連続最多更新

USJ入場者数 1270万人超え2年連続最多更新

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の2015年度の入場者数が3月7日、これまで最多だった14年度(約1270万人)を上回り、過去最多を更新した。
2014年7月オープンした人気映画「ハリー・ポッター」エリアが引き続き高い集客力を発揮したほか、ハロウィンなどの期間限定イベントも好調で、2年連続の記録更新となった。
3月18日には映画「ジュラシック・パーク」をモチーフにした新型ジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」も開業予定。USJの運営会社ユー・エス・ジェイは2015年度の入場者数について、最終的に前年度に比べて100万人以上多い1370万人程度に達すると見込んでいる。

万博記念公園で初『カレーEXPO 2016』関西の名店集結

万博記念公園で初『カレーEXPO 2016』関西の名店集結

万博記念公園(大阪府吹田市)で3月19~21日、初めてカレーの祭典『カレーEXPO 2016』が開催される。関西で話題の30店が集結、インド、スリランカ、ネパール、欧風、和風など多種多様なカレーを食べ比べ、堪能できる。
関西で活躍するグルメライター、ブロガー、カレー通からの推薦を受けた店舗のみが出店する。また、子供向けのカレーやスイーツの販売もあり、3月19、20日には『第5回万博鉄道まつり2016』、21日には『古本EXPO』が同時開催とあって、家族で楽しめそうだ。

門外不出の『葉隠』が佐賀尊皇派から久留米藩に伝播か

門外不出の書『葉隠』が佐賀尊皇派から久留米藩に伝播か

佐賀藩の門外不出の秘本と思われていた『葉隠』が幕末、久留米藩に伝わっていたことが分かった。葉隠研究会理事の大園隆二郎さん(63)の研究で明らかになったもの。
大園さんは久留米藩士、真木和泉守(いずみのかみ)の読んだ本を記録した目録に『葉隠』の記載があったことから関連文献を調査。その結果、正確な伝播ルートは不明だが、佐賀藩の枝吉神陽ら尊皇派を通じた伝播の可能性が浮かび上がった。
『葉隠』は武士の生き方を説いた佐賀藩士、山本常朝の口述を同藩士・田代陣基(つらもと)がまとめた書。本来の武士道とかけ離れていたことから藩内では当初、禁書扱いになった。ただ、藩士の読書会でテキストとして用いられるなど徐々に重要視される書になっていた。

「あべのハルカス」2周年 来館者は想定上回る3924万人

「あべのハルカス」2周年 来館者は想定上回る3924万人

日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が3月7日、グランドオープンから2周年を迎えた。
同ビルを運営する近鉄不動産(同天王寺区)によると、この1年間(2015年3月7~16年3月6日)の来館者数は、展望台約195万人、百貨店約3280万人、オフィス約228万人、ホテル約65万人、美術館約32万人、その他約124万人で計約3924万人。この結果、全体の来館者数は開業日から1年間の4273万人を下回ったが、想定は3800万人だったので、これを上回った。

大阪・泉南市が近畿大の技術協力受けアナゴの養殖事業

大阪・泉南市が近畿大の技術協力受けアナゴの養殖事業

大阪府泉南市がアナゴの養殖プロジェクトを開始した。近畿大学の水産研究所の技術協力を受けて、地元の漁協が養殖事業を担う。
3月6日のセレモニーでは近畿大学の養殖アナゴが水槽に放されて、試食会も行われた。3月中旬から養殖事業を開始し、今後、「泉南アナゴ」のブランド化を目指す。
大阪府下でアナゴの漁獲高1位を誇る泉南市。しかし、水質や水温の変化で漁獲高は10年前の5分の1にまで減少しているという。そこで今回、泉南市では養殖技術者の育成や施設の整備に着手。養殖プロジェクトを立ち上げることになったもの。