葵祭 新緑の都大路に平安装束の行列 沿道に8万人の観客

葵祭 新緑の都大路に平安装束の行列 沿道に8万人の観客

京都三大祭りの一つ「葵祭」が5月15日行われ、平安装束に身を包んだ行列が京都御所~上賀茂神社まで新緑の都大路を練り歩いた。
葵祭はおよそ1,400年前に欽明天皇が五穀豊穣を祈って馬を走らせたのが始まりとされている。
京都御所で今年、「斎王代」を務める西村和香さん(26)が「輿(こし)」に乗り込むと、祭の名前の由来になった植物のフタバアオイを衣装などに飾ったおよそ500人の行列が出発。沿道には、警察発表でおよそ8万人の観光客・見物客が集まり、長い行列を見守った。行列は出発からおよそ5時間後に京都市北区の上賀茂神社に到着した。