5/10から大阪~鹿児島線に小型機「エイブラル190」導入
日本航空は5月9日、国内線に初めて小型の新仕様機「エイブラル190」を導入、就航させると発表した。10日から大阪(伊丹)~鹿児島線に運航、7月1日からは大阪(伊丹)~福岡・仙台線にも導入する。
エイブラル190は、小型機としては天井が高く設計され圧迫感が少なく、最大級の客室空間を実現している。
大型連休JR5社は概ね前年並み 九州新幹線は地震で55%
JR旅客各社は5月9日、2016年の大型連休(4月28~5月8日)の利用状況を発表した。JR九州(九州旅客鉄道)を除く旅客5社は概ね前年並みとなり、JR九州も在来線特急は前年並みとなった。
JR西日本(西日本旅客鉄道)は山陽新幹線の期間中の利用者が154万4,000人で前年比101%、北陸新幹線は31万7,000人で同96%、在来線特急は71万人で同102%、新幹線と在来線特急の合計で257万1,000人で同101%となった。利用は連休の前半(4月28~5月1日)に偏っている。
なお、地震の影響を受けた九州新幹線は前年比55%と大幅に利用者を減らした。
草刈正雄が合流 和歌山・九度山町で「真田まつり」
関ヶ原の戦いの後、戦国武将、真田昌幸・幸村父子が蟄居(ちっきょ)した地として知られる和歌山県九度山町で5月7、8日、父子をしのぶ恒例の「真田まつり」が開かれた。
7日には真田鉄砲隊の演武、8日には武者行列などが行われた。現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」で昌幸役を演じる俳優、草刈正雄さん(63)が武者行列の途中からオープンカーで合流。沿道を埋めた見物客から大きな歓声を浴びていた。
武者行列では朱色の甲冑「赤備え」を身に着けて馬にまたがった昌幸・幸村、その子・大助の真田三代と、真田十勇士、鉄砲隊、やり隊など総勢約200人が五月晴れの街中約2.5㌔㍍をパレードした。
福井・一乗谷朝倉氏遺跡で「曲水の宴」平安の雅再現
平安時代の公家・貴族が愛好した雅な歌遊びを再現した「越前朝倉曲水の宴」が5月5日、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で開かれた。実行委員会が2010年から開いているもので、今年で7回目。公募した男女12人が演者を務めた。
「曲水の宴」は小川沿いに座った歌人が上流から杯が流れてくる間に即興で歌を詠み、杯の酒を飲み干して再び流す雅な遊び。
今年のお題は「風」。晴れ渡った青空のもと、彩鮮やかな装束を身にまとった演者たちは、風にちなんだ、あるいは風を詠み込んだ歌を認(したた)めていた。演者の20代のカップルらが相互に恋文を披露し、会場は温かい雰囲気に包まれていた。
関西初 NYで話題のラーメンバーガー 阪急催事に登場
阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)で5月11日から開催される『ニューヨークフェア2016』に、ニューヨークで行列ができる屋台ラーメンバーガーが初登場する。
このラーメンバーガーは日系アメリカ人ケイゾウ・シマモト氏が、ラーメン修業で来日した際にインスパイアされ、帰国後独自に生み出したもの。ラーメンの麺をバンズ型に固めて、ソウルフード的存在のバーガーを組み合わせた結果、ブルックリンのベンダー(屋台)名物になった。
ごま油で香ばしく焼かれたラーメンに、ジューシーなアンガス牛のパテ、醤油、ネギ、ルッコラを挟はんで秘伝の甘辛ソースを絡めたバーガーだ。同フェアでは、オリジナルラーメンバーガーは1個981円で実演販売される。催事は17日まで。ジャズピアノ、ゴスペルなど現地で活躍するアーティストのライブも連日開催される予定。
特別展『真田丸』出足好調 大河&歴史ファンが支持
NHK大河ドラマ『真田丸』に合わせ、東京・両国にある江戸東京博物館で4月29日から開催中の特別展『真田丸』の出足が好調だ。5月1日までの開催3日間で入館者が1万人を突破。視聴率17%前後(関東地区)で安定した支持を得ている大河ドラマと歴史ファンの関心を集めている。同特別展6月19日まで。
同展は、真田一族ゆかりの武具・書状をはじめ約145件に及ぶ貴重な史料を展示し、真田信繁(幸村)と父・昌幸、兄・信幸(信之)ら一族の人間像と彼らの生きた激動の時代を紹介している。
信繁の肖像画や所用の品々など数少ない史料はじめ、江戸時代に絵画化された「大坂の陣」で奮戦する信繁の様子を描いた『大坂の陣図屏風』や、大坂の陣の経緯を詳しく綴った『難波戦記』、錦絵など、さらに信繁が「真田幸村」として語り継がれていく様子の一端を紹介している。