大政奉還150年 京都二条城で16自治体首長サミット開催

大政奉還150年 京都二条城で16自治体首長サミット開催

京都市は6月20日、2017年の「大政奉還150周年」を記念したプロジェクトの概要を明らかにした。
幕末に京都で活躍した雄藩の先人らとゆかりのある16自治体と連携し、大政奉還の舞台となった世界遺産・二条城(中京区)の二の丸御殿大広間で首長のサミットを開催する予定。京都を中心に繰り広げられた激動の明治維新を振り返るとともに、都市間連携による地方の活性化を目指す。
参画するのは、京都守護職を務めた会津藩主松平容保ゆかりの福島県会津若松市、15代将軍・徳川慶喜ゆかりの居住地、東京都千代田区、木戸孝允や高杉晋作らゆかりの山口県萩市、坂本龍馬の国家観や思想に大きな影響を与えたとされる横井小楠ゆかりの熊本市など。
2017年1月にオープニングイベントを京都市内で開き、明治維新に関わった様々な人たちの功績や歴史的意義を考える。また、10月には倒幕派と佐幕派ゆかりの自治体関係者が一堂に会する。