月別アーカイブ: 2016年7月

大阪・淀川区で「あさがお市」にぎわう 3,500鉢用意

大阪・淀川区で「あさがお市」にぎわう 3,500鉢用意

大阪市淀川区の新大阪センイシティー一帯で7月2、3の両日、色とりどりのアサガオ約3,500鉢を用意した「あさがお市」が開かれた。
1995年から協同組合「新大阪センイシティー」が地域の協力を得ながら開催。当初1,000鉢からスタートし、回を重ねるごとに認知度も高まり、近年は4,000鉢を完売し、2万人を超える来場者でにぎわうイベントに成長した。
老朽化などに伴う建て替え工事を経て昨年4年ぶりに復活した。協同組合では、新大阪の夏の風物詩として地域の活性化につなげていきたいとしている。

7/12の大阪・生國魂祭、初の平日「渡御」実施へ

7/12の大阪・生國魂祭、初の平日「渡御」実施へ

7月12日に行われる生國魂(いくくにたま)神社(大阪市天王寺区)の「生國祭」の中心神事で、氏子約500人が大通りを練り歩く「渡御(とぎょ)」が、平成26年に往時の形に復活させて以降、初めて平日に実施されることになった。
26年、27年はいずれも休日に行われていたが、今年は12日が平日にあたるため警備上の問題から、大阪府警が大通りの交通規制に難色を示し、実施が危ぶまれていた。府警側の意向を受け、神社側も独自に警備員を配置することなどで実施の運びとなった。
生國魂神社は「いくたまさん」の愛称で知られる大阪最古の神社。

大阪市がヘイトスピーチ条例施行 受け付け始まる

大阪市がヘイトスピーチ条例施行 受け付け始まる

ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動への対策を盛り込んだ大阪市の条例が7月1日施行され、ヘイトスピーチによる被害の申し出の受け付けが始まった。
条例施行の初日は、在日韓国・朝鮮人などでつくる団体が大阪市役所を訪れ、以前、市内で行われたデモの動画などがインターネットに投稿されていて、ヘイトスピーチの被害を受けていると申し出た。
大阪市の条例については、憲法で保障された「表現の自由」との兼ね合いから、どのような言動がヘイトスピーチにあたるのか、慎重に判断すべきだとの指摘もあり、今後の市の対応が注目される。

石田三成の重臣・島左近の直筆、書状2通発見

石田三成の重臣・島左近の直筆、書状2通発見

東京大史料編纂所などが7月1日、大阪府内で石田三成の重臣・島左近(不詳~1600年)の直筆とみられる書状2通が見つかったと発表した。
1通は1590年7月19日付で常陸国(茨城県)を治めた佐竹義宣(よしのぶ)の重臣・小貫頼久宛てで、豊臣方に人質を出すのを渋る近隣大名への対応を相談している。もう一通は同25日付で、一族の佐竹義久宛て。当時、佐竹氏に預けられていた織田信長の次男、信雄(のぶかつ)への対応をねぎらっている。
島左近は、器量、世間の声望などから「三成に過ぎたるもの」と称された武将だが、史料が少なく謎が多い。左近の直筆書状の発見は初めて。

シャープ本社 大阪・阿倍野区から堺へ移転

シャープ本社 大阪・阿倍野区から堺へ移転

経営再建中のシャープが7月1日、本社を大阪市阿倍野区から堺市堺区へ移転した。同社は1924年、関東大震災の影響などを受け、阿倍野区長池町に本社を移転。以来、長年にわたり同所を本拠とし、ユニークな商品づくりとともに親しまれてきた。

「愛染まつり」盛大な「宝恵かごパレード」で幕開け

「愛染まつり」盛大な「宝恵かごパレード」で幕開け

大阪の夏祭りの幕開けとなる四天王寺の支院、愛染堂・勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)(大阪市天王寺区)の「愛染まつり」が6月30日、初日恒例の「宝恵かごパレード」で始まった。
浴衣まつりともいわれる愛染まつりは、天神祭や住吉祭と並ぶ大阪三大夏祭りの一つともされる。十数年前までは芸妓が宝恵かごに乗っていたが、現在は公募で集まった280人から選ばれた10人と外国人枠2人の計12人の「愛染娘」が交替で乗る。同パレードはあべのキューズモールを出発、その後、谷町筋を進み、同寺まで掛け声を上げながら練り歩いた。

日本医療研究開発機構 シンガポール事務所開設

日本医療研究開発機構 シンガポール事務所開設

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)は6月27日、初の海外事務所となる「AMEDシンガポール事務所」を開設、同日、シンガポール政府関係者や関係機関関係者らを招き、在シンガポール日本国大使館と共催で記念レセプションを開催した。
AMEDは3月16日、シンガポールにおける科学技術に関する中心的機関、シンガポール科学技術研究庁との間で協力に関する覚書を締結。二国間共同研究を行うことなどを検討している。
レセプションにはシンガポール科学技術研究庁のリム・チュアン長官はじめ、政府関係機関関係者、大学・研究機関の研究者および在シンガポール日本企業関係者ら多数を招き、在シンガポール日本大使館の文化施設、ジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)で開催された。