月別アーカイブ: 2017年1月

クボタ タイのコンバイン工場拡張 ASEAN向けに増強

クボタ タイのコンバイン工場拡張 ASEAN向けに増強

クボタ(大阪市浪速区)は、タイの合弁による製造・販売子会社Siam Kubota Corporation Co.,Ltd.(以下、SKC)のコンバイン工場を拡張し、生産能力の増強により、ASEAN諸国向けのコンバイン事業の拡大を目指す。
新工場の所在地はタイ・チョンブリ県アマタナコン工業団地。建屋面積は2万7500平方㍍。投資金額は8億2000万バーツ(約29億9000万円)。生産能力はコンバイン(普通型)年間2万台、稼働時期は2017年10月の予定。
SKCへの出資比率はクボタ60%、サイアムセメントグループ40%。生産品目およびその年間生産能力はコンバイン1万3000台、トラクター9万5000台、エンジン10万台、耕運機10万台。

JX出資のマレーシアペトロナスLNG9社の生産開始

JX出資のマレーシアペトロナスLNG9社生産開始

JXエネルギー(東京都千代田区)がマレーシアで資本参画(発行済み株式の10%取得)しているPETORONAS LNG 9 SDN.BHD.(以下ペトロナスLNG9社)は、今年1月から商業生産を開始した。今回の商業生産開始により、ペトロナスLNG9社を含むペトロナスLNGコンプレックス全体のLNG生産能力は年間約3000万㌧に増強される。

リミックス 香港企業に仮想通貨取引ホワイトラベル

リミックス 香港企業に仮想通貨取引ホワイトラベル

リミックスポイント(東京都目黒区)の子会社、ビットポイントジャパンは香港で金融機関向けマーケティング受託およびカスタマーサポート受託等の事業を営むTOP WISDOMへ、仮想通貨取引システムのホワイトラベル提供を決めた。
また、今回のTOP WISDOMのホワイトラベル採用に伴い、ビットポイントは同社と香港特別行政区で仮想通貨取引所を運営する合弁会社を設立することも併せて決めた。合弁会社の株式保有割合はTOP WISDOM70%、ビットポイント30%の予定。

三陸沖で中国の無登録漁船が急増 サバ乱獲か

三陸沖で中国の無登録の違反漁船が急増 サバ乱獲か

日本の排他的経済水域(EEZ)に接する北海道や三陸沖で2016年、中国漁船が288隻確認され、うち67隻が無登録の違反漁船だったことが分かった。資源枯渇の懸念があるサバの漁をしているとみられ、政府は中国に違反船の操業をやめるよう求めている。
日本、中国、韓国、台湾など太平洋沿岸の6カ国・地域が参加する北太平洋漁業委員会(NPFC)は2016年から、サバやサンマなどの乱獲を防ぐため、各国が操業を許可した漁船を同委員会に登録することを義務付けている。確認された中国漁船は前年比5割増。
無登録の漁船は今回初めて調査し、見つかった。見つかった67隻の大半は偽の船名で操業していた。中国国旗や無線での応答などから、水産庁は中国漁船と認定した。

NEC 比国営放送局に地上波デジタル放送機器納入

NEC 比国営放送局に地上波デジタル放送機器納入

NECはフィリピンの国営放送局PTV(本社:フィリピン・ケソン)と、地上波デジタル放送機器を納入することで契約を締結した。
納入する機器あNECの最新の地上波デジタルTV送信機と圧縮多重化装置で、フィリピン国内6カ所(マニラ、バギオ、ナガ、ギマラス、セブ、ダバオ)に今年7月までに設置完了する計画。NECは機器の納入、設置、PTVに対するトレーニングなどトータルに請け負う。

シャープ 中国・深圳に家電の研究・開発センター

シャープ 中国・深圳に家電の研究・開発センター

シャープは、中国やASEAN地域のユーザーニーズにフィットした家電製品(白物家電およびAV機器)の開発強化に向け、中國・深圳に研究・開発センターを設立した。
同センターは、2016年12月に設立した、同社グループの中国事業を統括する夏普科技(深圳)有限公司(略称SUT)内に設置された。世界最大のEMS(電子機器製品の受託生産)、鴻海精密工業グループの研究・開発拠点も隣接しており、同グループのリソースを最大限に活用し、相乗効果を発揮していく。

エボラブルアジア ベトナム法人がグリーと新会社

エボラブルアジア ベトナム法人がグリーと新会社

エボラブルアジア(本社:東京都港区)は、同社のべトナム法人Evolable Asia Co.,Ltd.(本社:ベトナム・ホーチミン)がグリー(本社:東京都港区)と同社のベトナム拠点拡充を目的にし、同社グループ出資比率61%のジョイントベンチャー、GREVO Co.,Ltd.(グレボ)を設立することを決めた。グレボの資本金は25万米㌦で、出資比率はEvolable Asia Co.,Ltd.61%、グリー39%。4月1日設立予定。
グリー社の持つゲーム企画・開発ノウハウとベトナム法人のITオフショア開発のハウを生かし、グリー社のオフショア開発での取り組み内容を強化し、より質の高い開発を、スピード感を上げて実施していく。1年後に100名、20タイトルを目標とし、初年度2億5000万円の売り上げを目指す。
エボラブルアジアはOne Asiaのビジョンを掲げ、アジアを舞台にオンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業を手掛ける。

NEC 西豪州政府のICTサービス提供パートナーに

NEC 西豪州政府のICTサービス提供パートナーに

NECは西オーストラリア州政府は全体のデジタルトランスフォーメーション計画を推進するICTサービスの提供パートナー3社のうちの1社に同州政府から選定された。
NECはデータセンターの統合、プライベートクラウドの構築、ICTシステムの運用などの支援を行う。これらにより同州政府の投資・運用などの効率化を実現し、最大40%のコスト削減を目指す。

鴻海・シャープ 米に8000億円で液晶工場 アップルも

鴻海・シャープ 米に8000億円で液晶工場 アップルも

シャープを買収した台湾の鴻海精密工業の郭台銘董事長は1月22日、米国に液晶パネル工場を新設する検討に入ったと発表した。郭氏は投資額8000億円規模で、米アップルも投資する見込みだと明らかにした。
トランプ大統領が製造業の国内投資による雇用創出・確保を訴えていることもにらみ、液晶パネル関連企業が少なかった米国での現地生産を目指す。

デジタルガレージ 香港のMind Fundグループに出資

デジタルガレージ 香港のMind Fundグループに出資

デジタルガレージ(東京都渋谷区、以下DG)は、全額出資子会社で投資・育成事業を手掛けるDGインキュベーション(東京都渋谷区、以下DGI)を通じ、香港でスタートアップスタジオ投資を行っているMind Fundグループ(香港)に出資した。
今回の増資をもとにMind Fundはアジアから世界を目指すスタートアップ企業を対象とした投資および事業育成と、新たなサービスの自社開発を行っていく予定。
DGIによる今回の出資を契機にMind FundとDGIは、DGグループの拠点がある東京とサンフランシスコを活用し、香港を中心としたアジア地域を対象としたスタートアップ企業のグローバル展開を支援していく。