月別アーカイブ: 2017年5月

堀場エステック・コリア社の新拠点が完成

堀場エステック・コリア社の新拠点が完成

堀場エステック(本社:京都市南区)グループは韓国・ソウル市から南に約40㌔㍍に位置する龍仁(ヨンイン)市に半導体などの生産工程で使用されるガス・液体の流量制御機器を主に生産・販売する新拠点を完成させ、旧社屋から移転した。これは、同グループ会社、堀場エステック・コリア社の新拠点で、設計、生産、販売、サービス部門が新社屋に移転した。
新拠点の建屋は鉄筋コンクリート造4階建て、延床面積約5263平方㍍、従業員数54名。

江崎グリコ シンガポールにASEAN地域統括会社

江崎グリコ シンガポールにASEAN地域統括会社

江崎グリコは6月1日付でシンガポールにASEAN地域を統括する子会社「Glico Asia Pacific Pte.Ltd.」を設立する。この新会社の資本金は1900万シンガポール㌦(約15億円)で、同社が100%出資する。
ASEAN市場は、経済成長に伴う市場拡大と顧客購買力が高まり、今後も中長期的に大きな成長が見込まれている。このため、統括会社を設立することで、顧客から支持されるブランドの確立並びに事業拡大を加速させる。

ロームとシンガポールIME AIチップ共同研究で合意

ロームとシンガポールIME AIチップ共同研究で合意

半導体メーカーのローム(京都市右京区)と、シンガポール科学技術研究庁の世界的な研究機関であるマイクロエレクトロニクス研究所(IME)はこのほど、次世代工場向けにセンサーノード上で装置の異常を検知する人工知能(AI)チップの共同研究を行うことで合意した。
この研究では、サーバーで処理していた異常検知アルゴリズムを半導体チップに搭載し、センサー情報をセンサーノード内で処理することで、システム全体の消費電力を大幅に低減するとともに、あらゆる装置に搭載可能な汎用性の高い異常検知機能を提供する。

古代中国貨幣「貨泉」3枚淡路島で出土 弥生期に伝来

古代中国貨幣「貨泉」3枚淡路島で出土 弥生期に伝来

兵庫県南あわじ市教育委員会は5月18日、紀元14~40年にかけ中国古代国家の「新」「後漢」で鋳造されたとされる貨幣「貨泉」3枚が、同市八木入田稲荷遺跡で見つかったと発表した。
貨泉は、今回を含め国内で179枚見つかっているが、今回のように複数枚が重なった状態で発見されるのは珍しいという。3枚は直径2.27~2.32㌢、重さは1.45~2.53㌘。重さから、後漢初頭に造られた可能性が高いと判断した。
同市教委は、古代中国の貨幣が伝わったのは弥生時代後期に淡路島が海上交易の要衝だったことを示す貴重な史料-と話している。

JR西日本・台湾鉄路管理局 SLで観光振興へ姉妹協定

JR西日本・台湾鉄路管理局 SLで観光振興へ姉妹協定

台湾鉄路管理局と西日本旅客鉄道(JR西日本)は、双方のSL、2014年に動態復元された台湾のCT273列車と、山口線で運転されているC57-1列車「SLやまぐち号」との姉妹列車協定を締結する。両列車は同じC57形で、これらのSLを起点に沿線の観光振興に取り組んでいく。

日通 中国欧州クロスボーダー鉄道輸送サービス拡大

日通 中国欧州クロスボーダー鉄道輸送サービス拡大

日本通運の現地法人、日通国際物流(中国)有限公司と欧州日本通運有限会社は5月22日から、中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスの取り扱い可能な都市と輸送ルートを大幅に拡大する。
ユーラシア大陸内の鉄道を利用した輸送を「Eurasia Train Direct」と呼称を統一し、新規ルートの開発と販売の強化を進める。

平城京跡で2棟の大型建物跡 貴族の邸宅か

平城京跡で2棟の大型建築物跡 貴族の邸宅か

奈良市教育委員会の発掘調査によると、奈良市の平城京跡で貴族の邸宅だったとみられる大型の建物跡が見つかった。
場所は平城京の中心地の東側にあたる、奈良市法蓮町のマンション建設予定地。塀に囲まれた全長18㍍と12㍍の、2棟の大型建物の柱の跡が見つかった。
2つの建物は南北に接するように建てられ、北側の建物は外側に庇(ひさし)が張り出していて、南側の建物と床が内部でつながり、一体として使われていたと考えられている。こうした建物の利用のしかたは位の高い貴族の邸宅などでみられるという。

ミロク情報サービス フィンテックで韓国2社と提携

ミロク情報サービス フィンテックで韓国2社と提携

財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発するミロク情報サービス(東京都新宿区、以下MJS)は、子会社のMJSファイナンス&テクノロジー(東京都中央区、以下MFT)とともに、フィンテック分野のサービス提供を開始する。このため、MJSは韓国の2社と資本業務提携を締結し、両社からの技術支援を受けるとともに、国内およびアジア各国での販売権を獲得する。
今回提携するのはマルチスマートカードを開発・提供するBrillant TS(ブリリアンツ、本社:韓国ソウル市、以下BRTS社)と、Phone2Phone決済技術を開発・提供する韓国FNC(エヌエフシー、本社:韓国ソウル市、以下NFC社)の両社。
MJSがBRTS社の株式を約3億円で取得し、同社発行株式総数の約14%を保有した。またNFC社の株式も約3億円で取得し、同社発行株式総数の約23%を保有する。
MJSとMFTは2017年末までに大手カード会社をはじめとする企業・法人を通して、日本で初めてとなるマルチスマートカードの提供を予定している。

プレステージ インドに世界14カ国17拠点目の新会社

プレステージ インドに世界14カ国17拠点目の新会社

プレステージ・インターナショナル(東京都千代田区、以下、PI)は、事業規模やエリアの拡大、また社内の体制強化を目的として、インドに現地法人子会社「P.I.PRESTIGE INTERNATIONAL INDIA PREVATE LIMITED」を新設し、運用を始めた。
新会社の所在地はインドハリヤナ州グルガオンで、資本金は2300万インドルピー(約4000万円)。提携病院での医療アシスタント業務を担う。
今回の新設でPIのネットワークは世界14カ国17拠点となった。

ペンシル シンガポール法人設立 比オフィス開設

ペンシル シンガポール法人設立  比オフィス開設

ウェブコンサルティング専門会社ペンシル(福岡市中央区)は、ASEAN各国を中心としたアジア地域でのデジタルマーケティング支援事業を目的として、シンガポールに現地法人を設立し、その第一弾活動拠点としてフィリピンオフィスを開設した。
シンガポール現地法人「デジタルマーケティングシンクタンク(DMTT)」の資本金は30万米㌦。設立日は5月5日。