三井住友建設 海外でのスクライム工法の展開を開始
三井住友建設(東京都中央区)は、マレーシアでの石油精製・石油化学プラントの建設プロジェクトにおいて、パイプラックの施工でフルプレキャストコンクリート(スクライム)工法を海外で初めて適用した。
現場打ちコンクリートに代わり、プレキャストコンクリート(PCa)部材を用いた国内のスクライム工法を海外パイプラック施設向けに再構築した技術を提案し、採用されたもの。
RC造ラーメン架構(剛接合とピン接合の複合形態)、平面42.0㍍×10.0㍍、高さ23.0㍍、合計36棟。工期36カ月。施工生産性を約3倍に向上させ、高効率化を実現した。今後もスクライム工法により短工期・高品質・経済性・施工性などのニーズに幅広く対応していく。
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