味の素 拠点整備しミャンマー事業で100億円超目指す
味の素(東京都中央区)は、ミャンマーで調味料および粉末飲料の生産拠点を整備し、製品カテゴリーを拡充しミャンマー事業拡大を加速、早期に年商100億円を超える事業規模を目指す。
同社の関係会社、ミャンマー味の素食品社(本社:ヤンゴン管区ティラワ経済特区内、以下、MAF社)は、8月からうま味調味料「味の素(R)」の生産工場を本格稼働させ、販売を開始している。また、同特区内に約2200万米㌦(約24億円)を投じ、粉末飲料「Blendy(R)」3in1(「バーディ」3in1)の工場を建設中で、2018年4月に販売を開始する予定。さらに2018年上期中に、味の素(R)の工場内に風味調味料「Ros Dee」(「ロッディ-」)」の生産ライン導入を計画しており、製品カテゴリーを拡充する。これによりミャンマーにおける事業拡大を加速する。
ミャンマーにおけるうま味調味料の2016年度の年間消費量は、前年度比102%の約5万2000㌧(同社推定)で、ASEAN地域ではベトナム、インドネシア、タイに次ぐ市場規模を持つ。
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