ミャンマー難民8家族29名への定住支援開始

ミャンマー難民8家族29名への定住支援開始

日本の外務省はこのほど、第三国定住難民(第8陣)として受け入れたミャンマーからの難民8家族29名に対し、東京都内の定住支援施設で日本語教育、社会生活適応指導、職業紹介等の約180日間の総合的な定住支援プログラムが開始されたと発表した。第三国定住難民(第8陣)はマレーシア国内に一時滞在していたミャンマー難民で、9月26日に来日していた。
日本は国際貢献および人道支援の観点から、平成20年以降パイロットケースとして、タイの難民キャンプに滞在するミャンマーからの難民を5年間で計8家族86名を受け入れ。平成27年度以降は本格事業として継続し、マレーシアに滞在するミャンマー難民および、すでにタイから受け入れた第三国定住難民の親族を、家族呼び寄せという形で相互扶助を前提に受け入れることとしている。
この結果、本年度に受け入れた8家族29名を含めると、過去8年間に受け入れたミャンマー難民は総計39家族152名に達した。