月別アーカイブ: 2017年12月

豊田通商 インドネシア製粉会社の小麦粉製造能力倍増へ

豊田通商 インドネシア製粉会社の小麦粉製造能力倍増へ

豊田通商は、インドネシアの大手複合企業FKS GroupのFKS Capital社(以下、FKS社)とマレーシアの大手製粉メーカー、Malayan Flour Mills Berhad(以下、MFM社)とともに、インドネシアで取り組んでいる製粉事業会社PT Bungasari Flour Mills Indonesia(以下、BFM社)の小麦製造能力を、今後3年間で段階的に増強する。
今回の投資総額は約75億円。2018年から工事を開始し、2020年に完工。2021年初頭からフル稼働を目指す。増設後の小麦粉生産能力は現行の2倍の日産3000㌧に拡大する。

NEC インドネシア気象気候地球物理庁から広域防災システム受注

NEC インドネシア気象気候地球物理庁から広域防災システム受注

NECはインドネシアの気象気候地球物理庁から広域防災システムを受注した。同システムは2018年3月以降の稼働開始を予定しており、日本の防災・災害復興支援無償資金協力が活用される。
このシステムはインドネシア国内計93カ所に新設する地震計から得られる震度情報や地震波形情報などを衛星通信(VSAT)を介して気象気候地球物理庁の本部(ジャカルタ)のサーバへリアルタイムに集約するもの。これにより地震活動の常時モニタリング強化、震源解析やマグニチュード推定の精度向上などが可能で、正確かつ迅速な地震観測データの把握・共有による災害被害の低減や、災害対応能力の向上に貢献する。

ブリヂストン インドネシアでマイニングソリューションズ設立

ブリヂストン インドネシアでマイニングソリューションズ設立

ブリヂストンはこのほど、ピーティー ブリヂストン マイニングソリューションズ インドネシア(以下、BMSI)を設立した。BMSIは、子会社で鉱山向けのコンベヤベルトなどの販売を手掛けていたピーティー ブリヂストン エンジニア ド プロダクツ インドネシア(以下、BSEA-IN)に、建設・鉱山車両用タイヤの保守サービスなどを手掛けていたジャカルタ駐在員事務所(以下、BSJKT)を統合のうえ、社名変更した会社。
BMSIの所在地はジャカルタ。資本金は36億3560万ルピアで、ブリヂストングループが100%出資する。
BMSIは鉱山経営や建設・土木産業に従事する顧客を主要ターゲットとして、タイヤと産業資材商品の組み合わせに加えて、さらにサービスを組み合わせたカスタマイズマイニングソリューションを提供する。

ベガスベガス ベトナムハロン市でカジノをオープン

ベガスベガス ベトナムハロン市でカジノをオープン

総合アミューズメント事業を展開するベガスベガス(所在地:山形市)は12月16日、ベトナム北部のリゾート地ハロン市で「ハリウッド ワン ゲーミングクラブ ハロンベイ」をオープンした。
これはルーレット、バカラ、スロットなどが楽しめる日本発のアミューズメント施設で、世界自然遺産のハロン湾があり、年間67万人超の日本人が訪れるベトナム北部のリゾート地。今後は日本の”おもてなし”を世界へ提供していくために、このようなアミューズメント空間を世界各地で展開していく予定。

「一風堂」タイ・バンコクに3店舗一気にオープン

「一風堂」タイ・バンコクに3店舗一気にオープン

ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(本社:福岡市中央区)傘下のチカラノモト グローバル ホールディングス(本社:シンガポール)はタイ現地のライセンスパートナー、FOODXCITE COMPANY LIMITED(本社:タイ)とともに、タイの首都バンコクでラーメン店「一風堂」を新たに3店舗をオープンした。
今回オープンしたのはセントラルバンナー(38席)、メガバンナー(92席)、エムクォーティエ(38席)の3店舗で、いずれも集客力の高い大型ショッピングセンター内に位置している。
2014年8月にタイへ初進出して3年4カ月、今回の出店に伴い合計8店舗となった。

過去にも北海道沖で超巨大地震「切迫の可能性」

過去にも北海道沖で超巨大地震「切迫の可能性」

政府の地震調査研究推進本部は12月19日、北海道沖の千島海溝沿いで、マグニチュード(M)8.8以上の「超巨大地震」の発生が「切迫している可能性が高い」と発表した。30年以内に発生する確率は7~40%だという、
同本部によると、超巨大地震が想定されるのは十勝沖や根室沖、択捉島沖にまたがる震源域。過去には平均340~380年ごとに発生し、直近では約400年前の17世紀前半に起きたとみられる。この時の津波は北海道の大樹町で高さ18㍍まで達したほか、豊頃町では4.4㌔内陸まで浸水した痕跡が見つかっているという。

USJへの外国人入場者初の200万人超え

USJへの外国人入場者初の年間200万人超え

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の運営会社によると、USJへの外国人の入場者が12月19日、200万人に達した。外国人の入場者が年間200万人を超えるのは、2001年の開業以来初めて。
これに合わせて記念のセレモニーが行われ、「ミニオン」や「スヌーピー」などの人気キャラクターが200万人目の入場者となったシンガポールの二組の家族を歓迎した。
運営会社では、日本人客も含めた今年の入場者数は過去最高の1460万人を超えると予想している。

豊田自動織機と豊田通商 タイに産業車両地域販売統括会社

豊田自動織機と豊田通商 タイに産業車両地域販売統括会社

豊田自動織機と豊田通商は、今後の成長が期待されるメコン地域の販売強化を図るため2017年8月、タイ・バンコクに産業車両地域販売統括会社「Toyota Material Handling(Thailand)Co.,Ltd.(以下、TMHTH)」を設立し、2018年1月から営業開始する。
新会社TMHTHの資本金は2億バーツ(約6億6000万円)で、株主比率は豊田自動織機60%、豊田通商40%。現在タイでは豊田自動織機グループが持つ3つの産業車両ブランド「トヨタ」「BT」「レイモンド」が2チャネルの販売店を通じて販売されているが、TMHTHは両販売店の連携を強化することに加え、物流の自動化をサポートする物流ソリューションの販売と保守サービスを開始する。

NTTコム 香港のVantisとGMOneの販売パートナー契約

NTTコム 香港のVantisとGMOneの販売パートナー契約

NTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区)とVantis Consulting Group(本社:香港、以下、Vantis)は、企業のICT環境の一元的な管理を実現するNTTコミュニケーションズのマネージドICTサービス「Global Management One」(以下、GMOne)の販売パートナー契約を締結した。
NTTコミュニケーションズのGMOneを組み合わせたエンド・ツー・エンドのソリューション提供を開始することで、増加するハイブリッドICTへのニーズに対応し、香港を含むアジア地域の顧客企業の多様なニーズに合致する充実したサービスの提供が可能となる。
同社はインフラからビジネスアプリケーションまで、ICTシステムの全域をカバーするワンストップでシームレスなマネージドICTサービスを提供し、顧客企業の事業拡大を支援する。

TIS ベトナム国家大学と次世代CDN技術の共同研究

TIS ベトナム国家大学と次世代CDN技術の共同研究

TISインテックグループのTIS(本社:東京都新宿区)は、ベトナム有力大学の一つ、ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学(所在地:ベトナム・ホーチミン市、以下、HCMUT)と、AIとSDN(Software Defined Network)を活用した次世代CDN(コンテンツ配信ネットワーク)技術について、ベトナム国内で共同研究を進める。
今回の共同研究では、インターネット通信量を最大で約85%削減できるこの次世代CDN技術に、HCMUTの高性能計算サーバーを駆使したAIを組み合わせることで、ベトナム国内における効率的なデータ配信基盤の実現を目指す。