「なにわ筋線」運行2社の負担割合決まる
2031年春の開業が予定されている「なにわ筋線」の運行2社の出資負担割合が決まった。出資総額330億円のうち南海電鉄が56%、JR西日本が44%をそれぞれ負担することになった。
なにわ筋線は、新大阪駅と関西空港のアクセスを改善するため、大阪・梅田と北側と難波付近の間のおよそ7.5㌔㍍を結ぶ大阪都心部の新たな鉄道路線。総事業費はおよそ3300億円が見込まれている。
JICA インドのムンバイメトロなど5事業に1878億円の円借款
国際協力機構(JICA)は3月29日、インド政府との間で5事業・総額1878億8400万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
対象とする事業は①ムンバイメトロ3号建設事業(第二期)(借款金額1000億円)②チェンナイ海水淡水化施設建設事業(第一期)(同300億円)③ヒマーチャル・プラデシュ州森林生態系保全・生計改善事業(同111億3600万円)④チェンナイ都市圏高度道路交通整備事業システム(同80億8200万円)⑤北東州道路網連結性改善事業(フェーズ2)(同386億6600万円)の5件。
この事業は、インド中西部に位置するマハラシュトラ州の州都ムンバイ市で大量高速輸送システム(地下鉄)を建設するもの。これにより増加する輸送需要への対応を図り、道路交通の緩和と自動車公害の減少を通じた地域経済の発展および都市環境の改善を図るもの。
デジタルガレージ 越境ECモール開発で海外販路拡大を支援
デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、以下、DG)は、海外企業との提携による越境ECモール開発を通じ、国内サプライヤー(EC事業者や小売・流通企業)の海外販路拡大を支援する。
DGと楽一番(本社:東京都新宿区)、EDOCODE(本社:東京都渋谷区)の3社は、国内サプライヤーが狙う海外販路の拡大と、海外企業が求めるCRMサービスの向上を同時に支援する、越境ECプラットフォームを開発した。
DGは国内サプライヤー、海外企業とのパートナーシップ提携をはじめとしたこのプラットフォームの全体設計を担う。楽一番は海外配送に関するすべての業務を代行し、EDOCODEは越境ECモールプラットフォームの基幹システムの開発を行う。