月別アーカイブ: 2018年6月

ぐるなび 中国「アリペイ」とアクワイアリング契約を締結

ぐるなび 中国「アリペイ」とアクワイアリング契約を締結

ぐるなび(本社:東京都千代田区)は、中国最大手のモバイル決済サービス「Alipay(支付宝/アリペイ)」とアクワイアリング契約を締結し、アリペイでのモバイル実店舗決済とアプリ内で飲食店の情報を掲載するサービスを2018年夏から開始する。アリペイの決済提供から飲食店の情報登録までをワンストップで行うサービスは国内初となる。
観光庁によると、訪日外国人旅行消費額4兆4162億円のうち、中国は1兆6947億円(38.4%)に上る。そして、9割を超える中国人観光客は海外でモバイル決済が利用できれば購買意欲がさらに高まるとしている。

タイ・トーレ・シンセティクス ベトナムに駐在員事務所

タイ・トーレ・シンセティクス ベトナムに駐在員事務所

東レ(本社:東京都中央区)は6月18日、拡大するエンジニアリングプラスチック需要の取り込みを図るため、ベトナムの樹脂事業のマーケティング拠点として、タイ法人、タイ・トーレ・シンセティクス(略称:TTS)の駐在員事務所をハノイ市に設立し、6月から活動を開始したと発表した。
現地における顧客ニーズへのスピーディーな対応や各種課題の早期解決を通じ、成長著しいベトナム市場で、同社エンジニアリングプラスチック(ナイロン樹脂、PBT樹脂、PPS樹脂)のより一層の拡販を目指す。

国際航業 高齢社会のモデルのまちづくり目指しAiNest設立

国際航業 高齢社会のモデルのまちづくり目指しAiNest設立

グリーンコミュニティの実現を目指す日本アジアグループ(本社:東京都千代田区)傘下の国際航業(本社:東京都千代田区)は、高齢社会のモデルとなるまちづくりを目指しAiNest(アイネスト、所在地:宮城県仙台市)を設立した。
アイネストは国際航業が仙台市宮城野区でまちづくりを進めてきたグリーンコミュニティ田子西に、高齢者・障害者・子供らが集う共生型複合施設を整備する(2019年春開業予定)。この施設で互いの特性を理解しながら、ともに支え合い一緒に活動することで、高齢者の健康寿命延伸などの社会課題解決につなげることを目的とする。
この取り組みは厚生労働省のソーシャル・インパクト・ボンドのモデル事業(2017年度計画策定型)にも選定されており、今後高齢社会のモデルとなるまちづくりを目指すもの。

大阪北部地震で死者4人、負傷者376人 消防庁

大阪北部地震で死者4人、負傷者376人 消防庁

総務省消防庁は6月19日、午前6時半時点の大阪北部地震の被害状況をまとめた。死者は4人、負傷者は376人、住宅の一部損壊が252棟となった。
府県別にみると、死者は大阪府で4人。負傷者は大阪府328人、兵庫県29人、京都府10人、奈良県4人、滋賀県3人、三重県2人。住宅被害は大阪府183棟、京都府64棟、奈良県3棟、兵庫県2棟。
大阪府によると、19日午前7時半時点で346カ所に計1785人が避難している。また、大阪ガスによると19日午前9時時点で、大阪府の高槻市と茨木市を中心に計11万2000戸で供給停止が続いている。

京阪バス 事業化前提に路線バスで自動運転の実証実験

京阪バス 事業化前提に路線バスで自動運転の実証実験

関西で大手のバス会社、京阪バスが大津市の協力を得て同市の中心市街地で、路線バスの自動運転の実証実験を行うことになった。
来年度をめどに、JR大津駅からびわ湖までおよそ1kmの大通りなど大津市の市街地で、自動運転のバスを運行する。運転手が同乗し、営業運転ができるかどうかを検証する。実験で安全面や収益性に問題がなければ、2020年をめどに運転手が同乗した自動運転バスの営業を始める。将来的には無人の自動運転を目指す。
京阪バスは関西2府2県で路線バスを運行するバス大手。民間のバス会社が事業化を前提に、街中で自動運転の実験を行うのは全国でも珍しいという。

三浦工業 バングラデシュに駐在所開設

三浦工業 バングラデシュに駐在所開設

産業用ボイラの大手、三浦工業(本社:愛媛県松山市)のグループ会社、ミウラシンガポール社はバングラデシュ駐在所を6月10日に開設した。所在地は首都ダッカ市内で、各種ボイラ、水処理装置等の市場調査を担う。
バングラデシュでは、繊維・染色産業の中国からの移転に伴い、蒸気需要が急速に拡大。省エネルギー化に対応できるボイラなどのインフラ設備の需要が高まっている。

大広 インドのFHOの株式取得し連結子会社化

大広 インドのFHOの株式取得し連結子会社化

博報堂DYホールディングス傘下の大広(本店:大阪市北区)はこのほど、インド・デリーのクリエイティブエージェンシー、From Here On Communications Pvt.Ltd.(FHO)の株式を取得し、6月1日付で連結子会社化したと発表した。
6月中にDaiko Here On Commnications Pvt.Ltd.に商号変更する予定。

国分G 中国に3温度帯「青島城陽センター」新設

国分G 中国に3温度帯「青島城陽センター」新設

国分グループ本社:(東京都中央区)の中国における物流を担う子会社、濰坊三慧物流有限公司(本社:中国・青島市、以下、三慧物流)は、中国・青島に3温度帯汎用センター「青島城陽センター」を新設した。
同センターの延床面積は6328平方㍍で、うち冷凍庫は799平方㍍、冷蔵庫は399平方㍍、常温庫は3886平方㍍。
三慧物流は山東省青島にある2カ所の物流センターを統合することで、青島地区お配送の効率化を図るとともに、保管能力を強化した。冷凍食品、チルド、加工食品、酒類、日用品、菓子等を山東省青島と広東省深圳の2センター体制で、青島市内、山東省主要都市、深圳市と広州市を中心とした広東省エリア、および上海エリアお物流機能の強化を図る。

スズキ 中国から撤退へ 長安汽車との提携解消を協議

スズキ 中国から撤退へ 長安汽車との提携解消を協議

スズキが中国・重慶市の自動車メーカー、長安汽車との提携を解消する協議に入ったことが明らかになった。同社は先に昌河汽車との合弁も解消、昌河鈴木の持分、グループ合わせて46%分を譲渡している。このため、今回の長安汽車との提携が解消されれば、中国市場から全面撤退することになる。
他社に先駆け積極的に重点投資して地歩を築き上げ、その結果圧倒的なシェアを誇るインド市場に今後、経営資源を集中する。

「スシロー」台湾へ初進出 旗艦店オープン

「スシロー」台湾へ初進出 旗艦店オープン

スシローグローバルホールディングス(本社:大阪府吹田市)は、回転寿司チェーン「スシロー」の台湾1号店で、台湾の旗艦店となる「スシロー台北館前路店」(台北市中正区)を6月15日オープンした。海外では5月23日にオープンした韓国COEX(コーエックス)店に次ぐ2カ国・地域目の出店。
台湾館前路店の延床面積は815.7平方㍍、座席数は208席。日本で人気のメニュー約130種のほか、台湾現地の高品質な食材を使用したメニューも提供する。8月には台湾2号店の出店も予定。