近畿の18年上半期の倒産1060件と4.3%減少

近畿の18年上半期の倒産1060件と4.3%減少

帝国データバンクのまとめによると、近畿2府4県の2018年上半期(1~6月)に1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は、1060件と前年同期比4.3%減少した。一方、上半期の負債総額は981億9100万円で前年同期比13.8%減少した。
超低金利の貸出などを背景に、多くの業種で倒産件数が減少した。ただ、人手不足や人手確保のため賃上げしたことによる人件費上昇の影響で、建設や飲食・サービスで倒産件数が増加した。
今後の見通しについて、帝国データバンクでは「中国・四国地方に工場や取引先を持つ製造業を中心に、今回の豪雨による影響が懸念される」としている。