月別アーカイブ: 2018年7月

TMJ 高齢者とのコミュニケーションの質高めるスピーカー

TMJ 高齢者とのコミュニケーションの質高めるスピーカー

コールセンター・バックオフィス(事務処理センター)の構築・運営を行うセコムグループのTMJ(本社:東京都新宿区)は、高齢者との対面コミュニケーションの質を高めるツールとして「VOICE+技術搭載スピーカー」を7月6日から販売開始した。
これは、オーデイオ・ビジュアル機器、LED照明機器、情報関連機器の企画・開発・設計・製造・販売、EMS事業を手掛けるオリオン電機(本社:福井県越前市)が開発した高齢者コミュニケーションサポート技術VOICE+(ボイスプラス)を取り入れたスピーカー。今回、オリエン電機と販売契約を締結し、金融機関やサービス業界など窓口業務を行う様々な企業へ幅広く販売する。ワイヤレスマイクの参考価格は15万円程度(税別)。

記録的な豪雨”一過” 近畿で梅雨明け・猛暑

記録的な豪雨”一過” 近畿で梅雨明け・猛暑

記録的な豪雨に見舞われた西日本各地。近畿地方も豪雨の被害が相次いだが、7月9日は広い範囲で晴れ、大阪管区気象台は「近畿地方は梅雨明けしたとみられる」と発表した。昨年より4日、平年よりも12日早い梅雨明けとなった。
9日は近畿各地で34度超えの強い日差しが照り続ける中、京都府北部や兵庫県など豪雨の被害が出た地域では懸命に後片付けや被害の調査が行われた。10日も近畿各地で34~35度の厳しい暑さが予想されている。
なお、NHKのまとめによると、今回の豪雨でこれまでに全国で124人が死亡し、6人が心肺停止、63人の安否が不明となっている。

三菱ケミカル インドネシアPVCコンパウンドメーカーを買収

三菱ケミカル インドネシアPVCコンパウンドメーカーを買収

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は、インドネシアのPVCコンパウンドメーカー、PT.ABC Plastindo(本社:インドネシア・タンゲラン、以下、Plastindo社)を買収することを決めた。
同社株式の100%を創業者らから8月を目途に取得する予定。この買収によりインドネシアに新たな事業拠点を確保し、成長著しいASEAN地域全体で自動車分野、電線分野等の事業展開をより一層加速させていく。

IHI運搬機械 中国で機械式駐車場事業の合弁設立

IHI運搬機械 中国で機械式駐車場事業の合弁設立

IHI運搬機械(本社:東京都中央区、以下、IUK)はこのほど、中国山東省青島市の国有資本運営会社、華通集団傘下の華通能源投資有限責任公司、華通科工投資有限責任公司の2社と、新たに機械式駐車場事業を行う合弁会社を設立した。
合弁会社「青島華通石川島停車装備有限責任公司」の登録資本金は1000万米ドルで、株主は華通能源50%、華通科工1%、IUK49%。人員は60名。機械式駐車場の開発、設計、製造、販売、据付、メンテナンスを手掛ける。
合弁会社では、高収容効率を誇り、かつ中国にはないスーパースクエアパーキングをメイン機種として事業展開を図っていく。

三菱電機 中国のITEIと戦略的パートナーシップ締結

三菱電機 中国のITEIと戦略的パートナーシップ締結

三菱電機(本社・東京都千代田区)は、中国の同社グループ三菱電機(中国)有限公司と三菱電機自動化(中国)有限公司が、中国政府直轄の研究所、機械工業儀器儀表綜合技術経済研究所(北京市、以下、ITEI)との間で、智能製造の標準化推進に関する戦略的なパートナーシップを7月9日に締結すると発表した。同日、ITEIでパートナーシップ締結の調印式を執り行う。
中国政府が2015年に公布した、製造強国を目指すロードマップ「中国製造2025」の実現に向けた協力関係を強化する。

ベトナム航空 18年冬季から中部ーハノイ線にB787-9が就航

ベトナム航空 18年冬季から中部-ハノイ線にB787-9が就航

ベトナム航空日本支社(所在地:東京都千代田区)は、2018年冬季スケジュールより中部-ハノイ線に、ボーイング社の最新鋭大型機787-9ドリームライナーの投入を決定した。
これは中部-ベトナム間の旅行需要増大に応えるもので、10月28日から中部-ハノイ線の週4便(月・水・金・日)を従来のA321-200から、最新の大型機材に変更する。
ちなみにB787-9は、ビジネスクラス28席、エコノミークラス246席。A321-200はビジネスクラス16席、エコノミークラス162席。

積水ホームテクノ 介護用大型ユニットバス「KGS-F」受注開始

積水ホームテクノ 介護用大型ユニットバス「KGS-F」受注開始

積水ホームテクノ(本社:大阪市淀川区)は、介護用入浴機器の設置に対応した大型ユニットバス「KGS-F」の受注を開始した。排水性能や床の耐荷量の向上により、複数の機械浴槽設置を可能にしたほか、最大3㍍×6㍍の大空間の実現や、柱・梁欠きにも対応するなど、施設ごとのプラン設計に対応しやすくなった。
工期も従来のユニットバスと同等かそれ以下の3~4日で施工が可能。7月10日から受注開始し、2019年1月末から納入開始の予定。2019年度で150台の販売を見込む。

近畿の豪雨の死者6人全国で88人に 2200人に避難指示

近畿の豪雨の死者6人、全国で88人に 2200人に避難指示

NHKのまとめによると、今回の記録的な豪雨で7月9日午前0時半現在、近畿地方で6人が死亡し、1人が心肺停止、3人の安否が不明となっている。京都府で4人、兵庫県、滋賀県で各1人が犠牲となった。
全国では88人が死亡、4人が意識不明の重体、58人の安否が不明だ。犠牲者の内訳は広島県38人、愛媛県21人、岡山県13人などとなっている。
また、豪雨の影響で近畿地方ではいまも1000世帯余り、およそ2200人に避難指示が出されている。

新明和工業 航空旅客搭乗橋自動装着システム受注

新明和工業 航空旅客搭乗橋自動装着システム受注

新明和工業(本社:兵庫県宝塚市)はこのほど、航空旅客搭乗橋の自動装着システムを開発し、成田国際空港とシンガポールのチャンギ国際空港から受注したと発表した。両空港へは2019年2月に納入する予定。
今回開発した自動装着システムは航空旅客搭乗橋が航空機のドア(乗降口)の10㌢㍍手前まで自動で接近するのが大きな特徴で、世界で初めて同社が実用化した。従来の自動システムでは航空機のドアの100㌢㍍手前までの接近が限界だった。これにより、オペレーターの技量が不要となり、未経験者でもボタン一つで精度の高い装着操作ができるようになる。

エーザイなど BAN2401でアルツハイマー病の症状悪化抑制を証明

エーザイなど BAN2401でアルツハイマー病の症状悪化抑制を証明

エーザイ(本社:東京都文京区)とバイオジェン・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)は7月6日、早期アルツハイマー病の856人を対象とした抗アミロイドベータプロトフィブリル抗体BAN2401の臨床第Ⅱ相試験(201試験)で、事前設定した重要なエンドポイントを達成するトップライン結果を取得したと発表した。
これによって、臨床症状および脳内アミロイドベータ蓄積の両エンドポイントで疾患修飾効果を世界で初めて後期臨床試験で実証したとしている。