月別アーカイブ: 2018年8月

インドネシア・ロンボク島地震の死者380人超える

インドネシア・ロンボク島地震の死者380人超える

AFP時事によると、インドネシアのロンボク島で8月5日発生したマグニチュード(M)6.9の地震による死者が387人に達した。インドネシア国家防災庁が11日発表した。
同地震により自宅からの避難を強いられている人々は38万7000人に達しており、負傷者は約1万3000人に上っている。しかし、現地の物資不足で、ロンボク島北方の山間部などでは発生から1週間近く経過した今でも、食料・水、医薬品が多くの被災者に届いていない状態が続いている。

JALUX・豊田通商 ラオスの国際線ターミナル運営契約延伸で合意

JALUX・豊田通商 ラオスの国際線ターミナル運営契約延伸で合意

JALUXと豊田通商は8月9日付で、ラオスの首都ビエンチャンのワッタイ国際空港の国際線ターミナル運営事業について、ラオス公共事業・運輸省と2019年3月から10年間の契約延伸に基本合意した。
同事業は、日本企業が海外で取り組む初の空港ターミナル運営民営化プロジェクト。JALUXと豊田通商はラオス政府との官民連携により、約20年間にわたり、同事業に携わってきた。
ワッタイ国際空港は海外16都市を結ぶラオスの首都空港で、2017年の年間国際線旅客数は130万人超と、1999年運営開始時の10万人から大きく拡大している。

CTC Globalタイ OutSystems社とパートナー契約

CTC Globalタイ OutSystem社とパートナー契約

伊藤忠テクノソリューションズ(本社:東京都千代田区、略称:CTC)のタイのグループ会社CTC Global(Thailand)Ltd(本社:タイ・バンコク、以下、CTC Globalタイ)は、OutSystems社(本社:ポルトガル・リスボン)とタイでのパートナー契約を締結し、アジャイル開発の支援サービスを開始する。
今後、CTC GlobalタイではOutSystemsのエンジニア20名の開発体制を目指し、CTCの「アジャイルオフィス」とも連携しながら、ASEANに進出する日系企業や現地企業の顧客へ高品質なITサービスを提供していく。

リンガーハット「長崎ちゃんぽん」8/17にベトナム1号店

リンガーハット「長崎ちゃんぽん」8/17にベトナム1号店

リンガーハット(本社:東京都品川区)は、8月17日にベトナム1号店、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット チュンディン店」を出店する。
同店では長崎ちゃんぽん、長崎皿うどんなどの定番メニューに加え、「サイゴンラーメン」など現地の味を意識したベトナム店オリジナルメニューなどを提供する。
なお、同店舗の運営はリンガーハットとFC契約を結んでいるエースコックベトナムが担う。

マレーシアからの家きん肉を一時輸入停止 農水省

マレーシアからの家きん肉を一時輸入停止 農水省

農林水産省は8月7日、マレーシアからの家きん肉等の輸入を一時停止した。マレーシアの家きん農場で、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認された旨、マレーシア家畜衛生当局へ通報があり、日本への侵入防止に万全を期すための措置。

シャープ 中国山東省煙台市に合弁子会社

シャープ 中国山東省煙台市に合弁子会社

シャープ(本社:大阪府堺市)は8月8日、中国山東省の煙台業達海洋産業発展有限公司(以下、業達社)と業務提携し、子会社として「煙台夏業電子有限公司(以下、夏業電子)を設立することを決めた。
夏業電子の資本金は6666万6700米ドル(74億5800万円)で、出資比率はシャープ70%、業達社30%。電子通信機器、電気設備、電子設備および電子部品に関する生産・販売を手掛け、中国における生産・販売のチャネルを拡大・効率化し、事業の拡大と製品の質の向上を図っていく。

村田製作所 中国・無錫市の生産子会社の生産棟竣工

村田製作所 中国・無錫市の生産子会社の生産棟竣工

村田製作所(本社・京都府長岡京市)は8月8日、生産子会社、村田新能源(無錫)有限公司(所在地:中国江蘇省無錫市)が、2017年8月から建設を進めていた4棟目の生産棟がこのほど完成し、竣工式を執り行った。
新棟の工場棟は鉄骨・鉄筋コンクリート造5階建、厚生棟は鉄筋コンクリート造6階建。延床面積は工場棟8万8178平方㍍、厚生棟7308平方㍍、建築面積2万2508平方㍍。総投資額約160億円(建物のみ)。村田新能源(無錫)有限公司の従業員数は7548名(2018年7月31日現在)。
主にモバイル用途向けリチウムイオン二次電池の需要増に対応するため、生産能力の増強を目的とし、更なる需要増大に応える体制を構築していく。

阪急阪神エクスプレス インドに10カ所目の営業拠点開設

阪急阪神エクスプレス インドに10カ所目の営業拠点開設

阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)のインド現地法人、阪急阪神エクスプレス(インド)は、インド南部のタミルナドゥ州コインバトールに営業所を開設し、8月16日から営業開始する。
同社は、インドには2009年3月のデリー本社・支店の開設を皮切りにチェンナイ、ムンバイ、バンガロールなど9支店・営業所があり、今回のコインバトールは10カ所目の営業拠点。
タミルナドゥ州はチェンナイを中心とする南部の最大市場で、これまでコインバトール地域はチェンナイ支店がフォロー、営業活動を担ってきた。同地域は繊維産業の集積地で、Tシャツや子供服などの軽衣料を中心に繊維製品の輸出拡大が見込まれている。今回の営業所開設により、インド系繊維関連産業をターゲットに地域密着型の営業活動を展開する。

日置電機 海外子会社がインドネシアに孫会社設立

日置電機 海外子会社がインドネシアに孫会社設立

電気計測器などの日置電機(本社:長野県上田市)の連結子会社HIOKI SINGAPORE PTE.LTD.が8月7日、インドネシア・ジャカルタに新会社「PT.HIOKI ELECTRIC INSTRUMENT」を設立すると発表した。
新会社の資本金は25億2500万インドネシアルピア(約2000万円)で、出資比率はHIOKI SINGAPORE PTE.LTD.が99%、日置電機1%。インドネシアにおける電気計測器をはじめとする日置電機製品の販売、顧客サポート、マーケティング、アフターサービスを担う。稼働開始は2018年9月の予定。