月別アーカイブ: 2018年8月

コニカミノルタなどIoT活用の介護支援サービスで実証事業

コニカミノルタなどIoT活用の介護支援サービスで実証事業

コニカミノルタ、シャープ、セコム、KDDIの4社は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が推進するプロジェクト「IoTを活用した新産業基盤整備事業/IoTを活用したライフデータの高度利用システムの開発(以下、本プロジェクト)」に参画する。
本プロジェクトでは、日常生活で利用する機器やサービスから取得されるライフデータを、複数の機器メーカー、およびサービス事業者間で相互に有効活用するためのクラウド上の環境整備を目的とした委託事業と、そのクラウド環境を活用し、超高齢社会に貢献するサービス創出を目指す助成事業の2テーマに関して実証事業を行う。
委託事業にはシャープとKDDIが、助成事業にはコニカミノルタ、、シャープ、セコムが参画する。コニカミノルタは同社の「ケアサポートソリューション」導入の介護施設入居の約20名を対象に、高齢者の行動特性把握に関する研究開発(介護支援サービス)、シャープとセコムは「セコム暮らしのパートナー久我山」の活動エリア内のアクティブシニアの方々約50名を対象に、高齢者の生活支援サービスや、高齢者の健康相談サービスについて実証実験を行う。実証期間は2018年9月上旬~2019年3月15日まで。

東京産業 ベトナム子会社にホーチミン支店開設

東京産業 ベトナム子会社にホーチミン支店開設

機械総合商社の東京産業(東京都千代田区)は8月1日から、ベトナムの子会社「TOKYO SANGYO VIETNAM CO.,LTD.」(本店:ベトナム・ハノイ)に新たにホーチミン支店を開設し、営業を開始した。
今回の支店開設により、北部は本店のハノイ、南部はホーチミン支店がそれぞれカバーする体制が整い、さらなるビジネスの拡大を図る。
各種機械および電子設備、計器、装置などの販売、据付工事などを手掛ける。

オークマ 台湾新工場が稼働開始 生産能力は1.5倍に

オークマ 台湾新工場が稼働開始 生産能力1.5倍に

オークマ(本社:愛知県丹羽郡大口町)は8月3日、台湾・新北市に建設していた大同大隈股份有限公司(Tatung-Okuma Co.,Ltd.以下、TOC)の新工場を8月から稼働開始したと発表した。
TOC新工場の総床面積は旧工場に比べ1.8倍の1万4300平方㍍に拡張、旋盤、立形マシニングセンターの生産能力(組立)は、旧工場の1.5倍の月間300台に引き上げられる。投資額は約23億2000万円。

日新製鋼 ASEAN地区の事業拠点を再編 タイに集約

日新製鋼 ASEAN地区の事業拠点を再編 タイに集約

日新製鋼(本社:東京都千代田区)は、ASEAN地区における事業拠点を再編し、9月1日から実施、移行すると発表した。
100%子会社のNISSHIN STEEL PTE.LTD.(シンガポール)が担っている、同社グループのASEAN地区における事業統括機能や市場開発、販売機能等を、同じく100%子会社のNisshin Steel(Thailand)Co.,Ltd.(タイ)に移管し、集約する。
NISSHIN STEEL PTE.LTD.(シンガポール)は、集約が完了後に清算する予定。

商工中金 日系インドネシア法人の資金調達をサポート

商工中金 日系インドネシア法人の資金調達をサポート

商工中金・大津支店はこのほど、甲西高周波工業(本社:滋賀県湖南市)のインドネシア現地法人PT.KD HEAT TECHNOLOGY INDONESIAがバンク ネガラ インドネシアから円建て融資を受けるために、同現地法人に対して1億9000万円の保証(スタンドバイ信用状)を行った。
これは、バンク ネガラ インドネシアが日本の金融機関の保証に基づき、インドネシア国内で行った円建て融資の第1号案件。
甲西高周波工業は、自動車や産業用機械に利用される精密部品の熱処理加工業者。

「天丼てんや」台湾・香港に年内初出店

「天丼てんや」台湾・香港に年内初出店

ロイヤルホールディングス(本社:福岡市)は、年内にテン コーポレーション(本社:東京都台東区)が展開する「天丼てんや」の台湾・香港1号店を出店すると発表した。
台湾では、ロイヤルホスト事業で合弁関係にある総合電機メーカー、台湾東元電機グループとの間で、新たに天丼てんや事業で合弁会社を設立。香港ではアジアでデザート専門店を展開するHoneymoon Dessert Group Hong Kongとフランチャイズ契約を締結し、台湾、香港にそれぞれ出店する。
台湾の合弁新会社「TEN CORPORATION(TAIWAN)Co.,Ltd.」(天雅餐飲股份有限公司、所在地:台湾・台北市)の資本金は1億5000万台湾元。出資比率はロイヤルホールディングス60%、東安投資股份有限公司40%。

日本合成化学 内モンゴルのPVOHメーカーと事業提携

日本合成化学 内モンゴルのPVOHメーカーと事業提携

日本合成化学工業(本社:大阪市北区)と内蒙古双欣能源化工有限公司(本社:ウチモンゴルオルドス市、以下、双欣)は8月3日、汎用PVOH(ポリビニルアルコール)事業で提携することで合意したと発表した。
2018年度中に香港で折半出資による合弁販売会社を、また中国でもその子会社を設立する予定。今後両社はさらなる事業提携の可能性を検討していく。

武蔵野銀・千葉銀が興銀リースの海外現法にクロスボーダー協調融資

武蔵野銀・千葉銀が興銀リースの海外現法にクロスボーダー協調融資

武蔵野銀行(本店:埼玉県さいたま市)と千葉銀行(本店:千葉市中央区)は8月3日、興銀リース(本社:東京都港区)のインドネシア法人PT.IBJ Verema Financeに対する協調クロスボーダー融資を実施した。
両行によるクロスボーダー協調融資は今回が第1号となる。武蔵野銀行東京支店と千葉銀行香港支店が取り組んだもの。融資金額は1500万ドル(武蔵野銀行500万ドル、千葉銀行1000万ドル)。融資期間は5年で、運転資金に充てられる。

日東紡 台湾Baotek社株32.77%を公開買付け

日東紡 台湾Baotek社株32.7%を公開買付け

日東紡績(本部:東京都千代田区)は8月3日、台湾のBaotek Industrial Materials(本社:台湾・桃園市、以下、Baotek社)の発行済み株式の公開買付けで、6386万5791株(発行済み株式総数の32.77%)を取得したと発表した。
取得価額は総額7億200万台湾ドル。株式譲渡実行日8月10日の予定。Baotek社は、ガラスクロス等の製造・販売企業。

三菱自 ベトナムで販売・サービスのトレーニングセンター

三菱自 ベトナムで販売・サービスのトレーニングセンター

三菱自動車は8月3日、ベトナムで車両の製造・販売を手掛けるミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッド(以下、MMV)が、現地販売会社スタッフおよびMMVのビンズオン工場内にトレーニングセンターを開設し、現地で記念式典を執り行ったと発表した。
サービスの質と顧客満足度を向上させるため、同センターではサービストレーニングコースの数をこれまでの17から28に、セールストレーニングのコースを6から21に増やす。また、同センターには新しい部品倉庫も設置されており、保管容量はこれまでの700㎥から2700㎥に拡充する。
三菱自動車は今年、海外市場における顧客サービスおよび販売力強化の一環として、タイとフィリピンにも同様のトレーニングセンターを開設している。